さて、里帰りまでカウントダウンになってしまったので、本当はメストレの小学校のことを書くつもりでしたが、それはまた改めてということにして、この旅行の最終地、ミラノでたまたま出遭ったカルネヴァーレの写真を載せます。

　ミラノのカルネヴァーレは、通常のカルネヴァーレの時期が終わった後にやるのだそうです。なので、ヴェネツィアで見終わった後にまたカルネヴァーレを楽しむことができたのでした。

　ちょうどドゥオーモそばの百貨店リナシェンテに立ち寄ろうと思ったら、パレードがあって。
　

　こんなお花の自動車も登場。
　

　パレードの後にちょっと歩けば、パレードに参加していたのかそうでないのか、仮装した子どもや家族連れが三々五々思い思いのことをしているのに遭遇しました。
　

　

　↑この人たちは、グループで花やてんとう虫などに仮装して、最後に記念撮影をしていました。正面をみるとこんな感じです。
　

　この坊やは、自慢の着ぐるみを作ってもらえたので、おじいちゃんに連れて来てもらったのでしょうか。
　

　ミラノのカルネヴァーレは、子どもや家族の仮装が多く、ヴェネツィアのように、老いも若きも、という感じではありませんでした。

　若い子達は、仮装をせずに、スプレー缶をプッシュするとカラフルなうどんのような泡が飛び出すもので、泡をかけあって遊んでいました。

　　

「Re:お気をつけて行ってらっしゃいませ！」
　あれっつぉさん、ありがとうございます。

> ぐら姐さんの旅好き＆食べること好きはお父上譲りだったのですね。立派にそれを引き継がれて、父上も喜んでおられるのでは。

　父は本当に旅好きで、日本の鉄道は、ほとんど乗りつくしているほどです。海外は、さすがに自分で手配するようなことはありませんでしたが、時刻表を見るのが大好きで、近所の人たちの旅行プランまで立ててあげていました。

　娘達が４人とも旅行好きな点は、父に似ました。食べる、飲むで似たのは長姉と私です。

　私は、仕事の都合で休みを取れる時期が限られ、日本はものすごく混むので今はイタリア通いをしていますが、いずれリタイアしたら、日本を見て回りたいと思っています。

> 変更のチケットが取れてよかったですね。クルーズへは行かれるんでしょうか？来年こそはクルーズ行くぞ！と思ってるのでレポート楽しみにしていたのですが。

　クルーズは、直前でキャンセルすると高くつくので、１ヶ月ほど前にキャンセルしたのですが、それでもけっこう高い額を支払いました。友人がクルーズに行っている間、１人でピエモンテの田舎の旅をします。

　それはそれで楽しいかも、と思っているのですが、残念ながら、クルーズのレポートはできません。友人にレポートしてもらいますね。

ぐら姐様、ご無沙汰しております。

最近書き込みをしていらっしゃらなかったので、もうイタリアに出発されたのかと思っていました。

大変だったのですね。お悔やみ申し上げます。お疲れの出ませんように。

ぐら姐さんの旅好き＆食べること好きはお父上譲りだったのですね。立派にそれを引き継がれて、父上も喜んでおられるのでは。

変更のチケットが取れてよかったですね。クルーズへは行かれるんでしょうか？来年こそはクルーズ行くぞ！と思ってるのでレポート楽しみにしていたのですが。

では、お気をつけて(食べ過ぎ飲みすぎに？)行ってらっしゃいませ。
Buonviaggio！

「Re:ありがとうございます。」
フラさん、お久しぶりです。
そしてありがとうございます。

> 予定をキャンセルしてまでのご不幸、かけがえのない方を亡くされたのですね。

はい。父が他界しました。
大嫌いで大好きな父でした。
覚悟はしていたものの、やはりこたえます。

> 旅行、行ってらっしゃい。それも供養の表しようかと。。。

旅のプランを立て、好きなように旅をした父でしたから、
本当に供養になるような気がしています。
楽しんで来ようと思います。

「お悔やみ」
グラ姐さま

予定をキャンセルしてまでのご不幸、かけがえのない方を亡くされたのですね。
今はまだ余裕もないでしょうけれど、悲しみが懐かしさに変わる日々が早く来ますように。

旅行、行ってらっしゃい。それも供養の表しようかと。。。

「ヴェネツィアの小学校２」
　お久しぶりです。ご無沙汰していました。田舎で不幸がありまして。

　昨日は、夏の旅行に出発するはずでした。↑の理由でキャンセルし、でもやはり旅行には行きたいと思って、予約を取り直し、３１日から出かけることにしましたが。出発まで３日間しっかり仕事をして、木曜の出発です。のんびりゆったり楽しんで来ようと思います。

　さて、短い間ですが、途切れてしまった続きをちょっと書いてから行きたいと思います。

　ヴェネツィアの小学校のお話でしたね。これは教室へと行く階段。壁に長い龍の絵が貼ってありました。
　
　そして上り詰めたところの頭上に、龍の頭のついた船が。
　
　ヴェネツィアの何かのお祭りの時に使ったのでしょうか。それは聞きそびれました。

　教室は、意外にゆったりとしています。
　

　１学級２５名ほどで、１学年に２学級あり、それを３人の担任で教科を分担して教えているのだそう。ほかに３年生以上は英語の授業があるので（国として、３年生以上は外国語を学ぶと決められていて、ほとんどのところで英語を教えているそうです）、ネイティヴの先生が週に何回か教えるそうです。日本よりも、児童１人当たりにかける教師の数は、ずっと多いですね〜。

　机も、日本よりちょっと大きめ。
　

　この子達は、テーマに沿って書いた作文を、前の席の子が椅子を後ろ向きにして、互いに読みあっているところでした。でもおしゃべりに花が咲いているような。

　体育という時間はありませんでしたが、学年で利用時間を決めて校庭（と呼ぶには狭いですが）で体を動かして遊ぶ時間を取っていました。
　

　３年生以上は、週に２回午後も授業がある日があって、そのときはランチルームで給食が出るそうです。給食に関しては、先生はノータッチ。午前しか授業がない子ども達は家に帰り、先生も帰宅。

　午後の授業は、補修のようなもので、これを担当する先生は、当番制になっていると言っていました。

　カルネヴァーレの間は学校もお休みということで、終わった翌日に本島の小学校を訪問しました。

　南イタリアの学校を見学したときはアグリのご主人のコネがあったのでアポ無しで見せていただけましたが、こちらは、コーディネーターを通して見学の申し込みをしました。

　イタリアの学校の校長は常勤ではないと南で聞いていましたが、やはり北もそうで、書類を作成して見学を申し入れ、何回も電話してもなかなか話が通らず、ＯＫを取るまでに結構手間取ったそうです。

　さて、訪問したのはその名もCa'Fostari小学校。貴族の名前を冠してあります。さすがヴェネツィア本島の小学校。古い館を学校にしているので、素敵です。
　

　あ、そういえばやはりここにも校門はなくて、ドアのベルを鳴らし、訪問目的を伝えると守衛が開けてくれるのでした。階段を上っていくと、廊下もこんな感じです。
　

　

　こんなところで学ぶ小学生は幸せだな〜と、教室に行く前からわくわくしてきたのでした。

「カルネヴァーレ後のヴェネツィア」
　私が滞在した６泊のうち、着いた日から３日間がカルネヴァーレ開催中でした。カルネヴァーレが終われば２月の街は静かなものです。

　ヴァポレットのサンマルコの乗り場付近もこの通り。
　

　地図も持たずに歩いて行きついた名前も忘れた広場。
　

　船の八百屋さん。
　

　カルネヴァーレもいいけれど、ヴェネツィアの迷路のような静かな小路を気ままに歩くのがいいな、と実感したのでした。

「カルネヴァーレのヴェネツィア５」
marinrinさん、こんにちは。

> 私も一昨年フィレンツェに滞在中にふと思い立ち、日帰りで行きました。駅を降りると同時に気分が高揚してきて早足になる自分がいました。

　そうですよね。降り立てばそこは異空間、ですよね。

> そして大人もこんなことに真面目な顔をして取り組むことのできるイタリア人に天晴れです。

　まさしく！いい意味での子ども心をずっと持ち続けているような気がします。

　さて、カルネヴァーレ・ヴェネツィア編を閉じるに当たり、最終日の夜のパレードで適当に撮った仮装の数々を載せることにします。
　

　

　

　

　

　

　

　最後に私もご挨拶。購入した手描きのマスクをつけています。マスクだけで見るときれいなのですが、顔につけると、遠目にはつけているかどうかよく分からないようなマスクなんですけど。
　

私も一昨年フィレンツェに滞在中にふと思い立ち、日帰りで行きました。駅を降りると同時に気分が高揚してきて早足になる自分がいました。

写真を撮っても撮っても撮りきれないくらいの仮装した人々。
あっちもこっちも…とお調子にのって撮ってプリントする取捨選択が難しいこと尋常ではありませんでした。

子供の仮装は掛値なしで可愛いですね。
そして大人もこんなことに真面目な顔をして取り組むことのできるイタリア人に天晴れです。