「Re:Re:ナポリ散歩,最後にカッフェを」
旅人しのちゃんさん、

> このバール、Ｎｉｌｏの像の前にある店みたいですね。Ｃａｆｆｅ　Ｍｏｒｅｎｏを使っているし。ケンカか何かで眼を怪我しちゃったバリスタがいる。

あ、そんな感じでした。目の怪我の痕が残っているような。
偶然入ったバールがしのちゃんさんのご存知のバールだったなんて奇遇ですね。
というか、私の勘も大したものだと自画自賛しちゃいます。

> マラドーナの祠を作って外壁に飾ったりしていました。昔、Ｎｕｍｂｅｒの取材で行ったときに写真を撮って、それ以来、ナポリに行く度にここに来ますがマラドーナの祠もそのまま飾られたりしていますね。

残念！外壁には目が行きませんでした。
次回行ったら、是非見てこようと思います。（ふふっ、また行く口実ができました。）

> やはりＧｏｄ　Ｈａｎｄは偉大です、ナポリだからね。

はい。どうしたって、ナポリはナポリですよね。

「Re:ナポリ散歩,最後にカッフェを」
このバール、Ｎｉｌｏの像の前にある店みたいですね。Ｃａｆｆｅ　Ｍｏｒｅｎｏを使っているし。ケンカか何かで眼を怪我しちゃったバリスタがいる。マラドーナの祠を作って外壁に飾ったりしていました。昔、Ｎｕｍｂｅｒの取材で行ったときに写真を撮って、それ以来、ナポリに行く度にここに来ますがマラドーナの祠もそのまま飾られたりしていますね。はやりＧｏｄ　Ｈａｎｄは偉大です、ナポリだからね。

「ナポリ散歩,最後にカッフェを」
さて、そろそろ時間切れです。
リヴォルノへと向かうために来た通りを引き返し、駅へと戻ります。
せっかくナポリにいるのにカッフェを飲まないのはもったいないので、
通りがかりのバールにふらりと立ち寄り。


ふと目を上げると正面にFORZANAPOLI（頑張れナポリ）の文字。


何と言う飲み物のボトルか分かりませんが、サッカーのナポリのカラーの水色ボトル。
そしてそれにこれらの文字が付いているのか、この店でつけたのか分からないけど、
真ん中のNだけブランディのナポレオンのミニチュアボトルにしているところが素敵。

壁のナポリの絵の城のところに王冠を戴いているのはマラドーナです。
かつてセリエＡからＢへの降格争いを続けていたチームを
一気に活気付け、翌シーズンにはなんとセリエＡで優勝、コッパ・イタリアの優勝と２冠を獲得させた功績で
いまだにナポリ市民にとっては王様、神様のような存在なのですね。

これにて今回の旅行の南イタリア編はおしまい。
次回はリヴォルノです。

「ナポリ散歩再度２」
昨夏は時間が合わず入れなかったサンタ･キアラ教会のキオストロに今回は入れました！






ここは１４世紀のゴシック様式なのだそうですが、戦後に修復されたものとのこと。
庭園を飾るのは１８世紀のマジョリカ焼きの彩色陶板。
建築装飾的な部分には植物模様、
ベンチの背もたれ部分などの空間には「田園風景」や「神話世界」「カルネヴェーレ」などが描かれています。








ベンチの背の部分の縁取りが背骨模様というのが面白いですね。


そして、庭にはオレンジやレモン、オリーブなど、実の生る木がたくさんあるのでした。


こんなところも陶板の飾りです。

「ナポリ散歩再度」
昨日から１泊で札幌に来ています。
というわけで短い更新ですが。

プローチダからリヴォルノへの移動の途中のナポリ散歩です。
早い昼食のピッツァを食べてから、またまたスパッカナポリへ。

前回歩いたトリブナーリ通りと平行しているベネデット･クローチェ通りを歩きます。




ああ、こういうのを見るとふらっと立ち寄って買いたくなりますが、
移動の途中ではいかんともし難く。




この木の扉、すっごく古そうなのですが、特に何と言う表示もなく、奥はふつうのおうちのようでした。


いわゆるスパッカナポリの、ナポリをスパッと２つに分けるまっすぐな通りだけでなく
その横の通りも素敵です。






次回はこの日の目的地、サンタ･キアラ聖堂のキオストロについてアップしますね。
それにしても、ここのサイト、縦長写真が小さくなるの何とかならないでしょうかね。

「Re:Re:ナポリ散歩後のランチ」
ザヴィエルさん、

> やっぱりダ・ミケーレですよね、グレープシードオイルとは驚きです。

そうですね。ここのシンプルな美味しさに参りました。
たいていピッツァ生地のレシピを見るとオリーブオイルと書いてあるので、これを見たときは本当にびっくり！でした。
今度試してみたいです。
でも、ナポリの水は無理ですけどね。

> あぁ食べたい、、近くにあるピザ屋も美味しいですけどナカナカ本場のようにはねぇ。

でも近頃は、日本でも美味しいピッツァが食べられるようになりましたよね。
以前は、パンみたいな厚くて硬い生地やおせんべいみたいにパリパ
リなのとかがほとんどでしたから。


あろはさん、

お帰りなさい。
皆様にちょっと説明しますと、ちょっと前に旅行に行かれるとメールをいただいていたので、
私のスケジュールが決まった後、お食事をご一緒にいかがですか？と私からお誘いしたのです。
でもスケジュールがずれていて、叶わなかったというわけです。

数日ずれて、同じようなことをしていたわけですね。

> ウェディング関係のお店が並ぶ先には，時間があったら吸い込まれそうな洋服や靴のアウトレット（ストック）店が並んでいて，そんなファッション関係の集まる通りなのでしょうかね。なかなか楽しいお散歩でした。

ナポリって、お買い物するには結構穴場的な感じがします。
ローマやミラノ、フィレンツェに比べ物価が安いし、ディスプレイがそれほど洒落ていなくても
よく見ると結構素敵なものがあって、一旦お買い物スイッチが入ってしまうと
アブナイ街だと思います。（数年前に、洋服やサンダルなど調子に乗って買いすぎてしまいました。）

> さてダミケーレ，雨降りの夜７時を回った時間と言うこともあって，ひっきりなしにお客さんは来るんですが空席がちらほらな程度の混み具合。昼間はあんなに並んでいるんですね。

南の晩ご飯の時間は遅いですからね、８時半とか９時に行くときっとたくさん待っていたのではないでしょうか。

> 二人で１枚を食べたので，ちょっと欲張ってマルゲリータのモッツァレラ増量版を。どこを食べてもモッツァレラ〜って感じなほどのボリュームでした。さっぱりトマトソースに，生地はもっちり，美味しかった！！

ドッピアも美味しそうですね〜。
私も次回は、そちらにしてみようかしら。
実は、プローチダから帰ってきて次へ行くときの昼もナポリ散歩をし、
ここでマリナーラをいただいたんですよ。

> ぐら姉さんご推薦のプロチーダには是非とも訪れてみたかったのですが，青の洞窟見たさに再再度アタックまでしたので時間がとれませんでした。

「Re:ナポリ散歩後のランチ」
こんにちは，ぐら姉さん。
こちらには初コメントです。

ナポリに寄られるとは伺っておりましたが，びっくり。
数日前に同じようなところを通って，楽しみ，同じピザを食べてきましたよ(^_^)

考古学博物館からダミケーレに向かう途中にあったドゥーモ通り。ウェディング関係のお店が並ぶ先には，時間があったら吸い込まれそうな洋服や靴のアウトレット（ストック）店が並んでいて，そんなファッション関係の集まる通りなのでしょうかね。なかなか楽しいお散歩でした。

さてダミケーレ，雨降りの夜７時を回った時間と言うこともあって，ひっきりなしにお客さんは来るんですが空席がちらほらな程度の混み具合。昼間はあんなに並んでいるんですね。私たちも行列を探していたので，お店を一回素通りしてしまったほど静かなところだったので驚きです。

二人で１枚を食べたので，ちょっと欲張ってマルゲリータのモッツァレラ増量版を。どこを食べてもモッツァレラ〜って感じなほどのボリュームでした。さっぱりトマトソースに，生地はもっちり，美味しかった！！


ぐら姉さんご推薦のプロチーダには是非とも訪れてみたかったのですが，青の洞窟見たさに再再度アタックまでしたので時間がとれませんでした。残念。
生ウニとともに次のお楽しみにしておきます。

「Re:ナポリ散歩後のランチ」
ぐら姉さん
やっぱりダ・ミケーレですよね、グレープシードオイルとは驚きです。
あぁ食べたい、、近くにあるピザ屋も美味しいですけどナカナカ本場のようにはねぇ。

「ナポリ散歩後のランチ」
papalinaさん、

> ここ、ジローラモさんの著書を読んで、一度は行ってみたいなぁと思ったところです。

なかなか面白かったので、チャンスがあったら是非行ってみてください。

> そうか…。場所によってはダイエットが必要な場所なんですね。 > こりゃ、大変！！

私が通れたのですから、papalinaさんは無問題。
それより、歩くことが大嫌いな、年末旅行の同行者のアノ方は、完璧に閊えると思います。
横になっても無理だし。
あ、その前に４０ｍの階段を下れませんね。上れないと言う以前に。


さて、地下ツアーを終えて１時３０分過ぎ。
お昼を食べに行ったのは、この店。


そう、美味しいと言われる数々の店の中でも一番人気のダ･ミケーレです。

実はね、ナポリで何度もピッツァを食べているのに、
そしておいしいと言われている店にはたいてい行っているのに、
ここでは食べたことが無かったのです。
なぜって、並ぶのは嫌いだからです。

今回は、ちょっと気が向いて、並んでもいいな、という気分になったので行ってみました。
一度食べてみないと、旨いの不味いのと言えませんしね。

言ってみれば、こんなにたくさんの人たちが外で待っていました。
まあ、ドンピシャの昼時ですからね。


で、ここはレジのところに人数を言って紙に書いた番号をもらうということは聞いていましたので、
外で待っている人たちを縫うように中に突撃。
レジのおじさまに、番号をくださいと言い、何人？ときかれたので１人と答えたら、
番号をいただく代わりに、ここで待てと指示されて。
その間、店の様子を撮影しちゃいました。


レジの上には隣の部屋のモニター画面があり、どこのテーブルが何席空いているか、
全部見えるようになっていました。

おじさまが、あちこちに目を配りながら、カメリエーレたちに的確な指示を出しています。

待つこと数分で、３人様と同席の１席に通してもらうことができました。
ラッキー！
この店のメニューはいたってシンプルです。


ピッツァは、マルゲリータとマリナーラの２種のみ。
サイズは、ノルマーレ(普通)、メディア(中)、そしてマリナーラにのみマキシがあります。
それからマルゲリータにはドッピア(ダブル)モッツァレッラなんていう、モッツアレッラが２倍のものも。
中なんていうのがあると、普通のは小さいのか？というと、そんなことはなく、ちゃんと普通のサイズ、
いえ日本のサイズよりはずっと大きいものでした。
メディアを食べている人もいて、それは結構大きかったので、
ドッピアはどれほどだろうかと思いましたが、周りでそれらしきものを食べている人はいませんでした。

値段もシンプルで、ノルマーレ４ユーロ、メディア４.５ユーロ、ドッピア･モッツァレッラとマキシは５ユーロ。

ほかには、飲み物があるだけ。
コーラ、ファンタ、ビール、ミネラル･ウォーター。どれも１.５ユーロ。

さて、私のピッツァが出てきました。マルゲリータのノルマーレです。


おいし〜い。
今まで食べた名店と言われる数々の店も美味しかったけど、ここのは格別。
何と言うのか、コクがあるのに爽やかと言うか、全然重くなくて、いくらでも食べられそうな感じです。
う〜ん、何が違うのでしょう。
生地とトマトソースに秘密がありそうにも思いますが。

１人だったので、食べながらもおしゃべり相手がいなくて暇ですから、
メニューをようく見てみました。
一番下の方に、世界各国の言葉でありがとうが書いてあります。
あ、日本語もあった！なんて見ているうちに、
ピッツァの原材料が小さな文字で書かれているのを発見。

farina(tipo00) di grano tenero　軟質小麦粉（挽き方は00番）
pelati San Marzano non concentrati　皮むきサンマルツァーノ種トマト（濃縮していない）
fior di latte d'Agerola　アジェローラのモッツァレッラ
olio di semi　グレープシードオイル
acqua di Napoli　ナポリの水
lievito naturale　天然酵母
sale marino　海塩
origano　オレガノ
aglio　ニンニク

フィオール･ディ･ラッテとは単純に訳せば牛乳の花。
牛乳から生まれた素敵な製品という感じなのでしょうか。
たいていの場合は、水牛ではなく牛乳から作られたモッツァレッラか
牛乳味のジェラートを意味します。

アジェローラのモッツァレッラというのは、
ソレント半島における『アジェロレーゼ種』と呼ばれる牛の牛乳から採乳される
高品質な牛乳（乳の脂肪分が４％以上ある）から作られたもののことだそうです。
ふうん、水牛じゃなくても十分に美味しい！

笑っちゃうのが、「水」ではなく、「ナポリの水」というところですね。
確かにナポリの水は、美味しいのだと思います。
水道水を飲んだことはありませんが、ナポリのカッフェはとても美味しくて
それは水が違うのだと（ナポリ人ではなく）イタリア人も言っています。

エスプレッソを淹れるのに合う水なのかと思っていたら、
きっとピッツァ生地にも合う水なのでしょうね。

オイルがオリーブオイルではなく、グレープシードオイルというのもちょっと驚き。
トマトやモッツァレッラの香りをストレートに感じられるように、
癖の無いオイルを使っているのでしょうか。

それはそれは満足して平らげ、さて、プローチダに向かうこととしましょう。

「Re:ナポリ散歩その４」
ここ、ジローラモさんの著書を読んで、一度は行ってみたいなぁと思ったところです。


そうか…。場所によってはダイエットが必要な場所なんですね。
こりゃ、大変！！

「ナポリ散歩その４」
さてNapoli Sotteraneaの第２部は、こんなところから始まりました。


普通の家の鍵を開けて中に案内されたと思うと、
彼は、これが少し前の時代のナポリ庶民の家の典型的なタイプです…なんて説明し始めました。
そんなことにはたいして興味がないのになあ、と思っていると、
突然、ベッド（脚にキャスターが付いていた！）をガラガラッと奥に動かし、
床の鉄板を開けると、そこには地下へ続く階段があったのでした。


みんなで下りて行きます。


するとそこは古代の世界。ギリシャ劇場の通路です。


この壁のつくりがどうのこうのと言っていましたが、忘れてしまいました。


カンティーナとして利用されているところもあり、
こちらは４０m下の遺跡ほどの長い時間は取らないのですが、
すごい！おもしろい！と思ったのは、出口はまた、民家の出口のようなのです。


そして回りはこんな感じ。
まさに、今の庶民の生活があるのです。




イタリアは、ひとところに古代ギリシャのもの、古代ローマのもの、中世のもの･･･と重なって存在しているところが本当に多いのですね。
スパッカナポリの、現代の賑やかな庶民の営みが行われているこの建物群の下に、ギリシャ劇場があるなんて、
そしてそれを今の生活に活用もしているなんて、楽しいなあと感じました。

「ナポリ散歩その３」
今日は、暗〜い写真ばかりです。
だってナポリの地下なのですもの。
テレビで観たことのある方もたくさんいらっしゃいますよね。

ナポリ・ソッテラネア（英語で言えばアンダーグラウンド）のツアーは、
１時間半ぐらいでナポリの地下遺跡を徒歩で巡るツアーです。

私が行った水曜日は１２時からと１４時からということで
このツアーの入り口のあるサン･ガエターノ広場についたのが１１：５５。
２０ぐらいの人がすでに集まっていました。
イタリア語ツアーと英語ツアーがあり、私はイタリア語ツアーに入りました。

１２時スタートと言っても、チケットを売り始めるのも１２時なのでした。（ナポリですねぇ）
チケット９．３０ユーロ。
１０ユーロ出したら、ちょうど釣り銭のコインがなくて、私が何とか３０セントないか赤玉などをかき集めていたら、
いいわ、おまけねと言って、１ユーロお釣りをくれました。

階段をどんどん降りて行って、地下４０メートルのレベルまで行きます。


中はひんやり、冷え冷え。
夏の暑いときに行ったら気持ちいいでしょうねえ。
寒いぐらいです。何度って言ってたか忘れましたけど１桁台だったような。
背中のリュックから薄手のフリースジャケットを出して羽織りました。

ここは古代ギリシャ人がこの街をネアポリスと言っていた時代に、
壁や神殿の建築のために大量のトゥ－フォ（凝灰岩）の採掘をし、また地下埋葬のために数多くの埋葬用の部屋を掘ったのだそうです。
石を切り出した方法を説明してくれました。


その後ロ－マ人が、初代ロ－マ皇帝アウグストゥスの時代に巨大な水道と地下道を建設したのだそうです。

さらに、１６００年初めにナポリは巨大都市となり、
今までの古い水道や雨水を貯める貯水槽だけでは水の供給が間に合わなくなり、
１６２９年にカルミニャ－ ノというナポリの貴族が新しい水道を建設しました。

歩いていると、ところどころに井戸として利用していた地面からの穴があり、
上を見上げるとずっと上のほうに光が見えました。


１９００年初めに水の供給のための採掘作業は中止され、街の縦横に網の目のように広がっていた地下道や貯水槽は閉鎖されました。

中世には、近くのサングレゴリアアルメーノ教会地下と繋がっている貯蓄倉庫で、
ワインやサラミなどの食料を貯蔵するために使ってもいたそうです。
一年を通じ温度が一定しているのがいいのですね。



第二次世界大戦中は、防空壕として利用されたそうで、それがわかる展示もしてありました。




戦後、使われなくなってしまったこの地下の穴に、ごみを不法投棄した人たちもいたそうです。
この話のところでは、ツアー参加のイタリア人が、
ここにごみを捨てれば、今のごみ問題も解決できちゃうわねとか、
その当時からずっと解決しないまま来てるのねとか言って苦笑していました。

途中、ものすごく狭い通路があり、そこは照明を設置できないので、
その部分だけ各自キャンドルを持って歩きます。


通路の狭さはこんな感じ。


これよりもっと狭いところもあり、私はリュックを背負っていたので体を横にすることもできず、
肩をすぼめてやっと歩けるのでした。（リュックが壁をズリズリとこすれる音がしました。）

現在は、カンパーニャ州とナポリ総合大学が、この地下で実験をしています。


水を一切与えず、地下で植物を栽培する実験だそうです。
光合成に必要な日光はこの発熱しない電球で補い、水分は天然の湿度から補給されているというしくみ。

見終わって、また階段をずうっと昇ってスタート地点に戻りました。
でもこれは前半が終わっただけ。
後半は、また違った味わいの地下世界を巡るのでした。
つづく。

「ナポリ散歩その２」
皆様ご存知のナポリのごみ問題、いっこうに解決した話を聞きませんね。
昨夏歩いたときには全然気にならなかったのですが、それは歩いたエリアになかっただけのようです。

Via Duomo ドゥオーモ通りには、ありました。


こちらにも


うへぇ…って感じですが、臭いはそれほどありませんでした。
きっと生ごみ系は処理して、その他が遅れているのでしょう。
段ボールなどは、店から出されているのでしょうね、こんなにたくさんはみ出して。
（リサイクルって雰囲気ではありませんでした。）

ところが、それと交差しているVia Dei Tribunari トリブナーリ通りを歩くと、
ごみは全然見かけませんでした。
こことこの２日後に歩いたVia Benedetto Croce ベネデット･クローチェ通りの辺りは、
いわゆるスパッカナポリのエリアで、観光客がたくさん歩くからなのでしょうか、
ごみ捨ての箱も置いてありませんでした。（きっと交差する通りにあるのでしょうね）

そのトリブナーリ通り（ギリシャ時代の３本の幹線道路Decumanoの１本で、Decumano maggioreというのだそうです。）
この通りには、有名ピッツェリア、ディ･マッテオやイル ピッツァイオーロ･デル･プレジデンテもあります。

では、通りを歩きながら適当に撮った写真を。










だんだん目当ての場所が近づいてきました。


今日のお目当ては、ここサン･ガエターノ広場の横っちょ。


看板をご覧ください。
そう、これから地下にもぐるのです。
Napoli Sotteranea ナポリの地下世界の散歩ツアーに参加します。

「ナポリ散歩その１」
駅に無事荷物を預け、ちょっと遠回りなのだけれどウンベルト１世通りの方からドゥオーモへ。


考えてみると、初ナポリのときに訪れていると思うのですが、
ドゥオーモの記憶ってあまりないのです。
まだまだイタリアに対する興味が浅かったから、
さらっと見てこんなものね、と思ってしまったのでしょう。

今回訪れようと思ったのは、Area Archeologica（考古学エリア）と言う場所があり、
５世紀後半のモザイクがあることを知ったからです。
ここは、有料なので当時はお金をケチって見なくていいやと思ったのでしょうね。

ドゥオーモ内撮影禁止と書いてあったように思うのですが、
ここでは、私と同時に入った観光客が写真撮りまくりで、
でも係員は何も言わなかったので、彼らが去って、１人になってからゆっくりと私も撮りました。








かなり剥げ落ちているところが多いのですが、それでも見える部分は素晴らしいものでした。

このドゥオーモで、礼拝堂に保管されている聖人の血が液化するという、
ナポリの守護聖人「サン･ジェンナーロの奇跡祭り」と言うのが行われるのは知っていたのですが、
それが５月の第一日曜日と９月１９日というのは知りませんでした。
（５月は、聖人の骨がナポリに戻ってきた時期、９月１９日は殉職した日だからだそう）
私が訪れたのは５月４日（水）ですから、あと３日早ければこの祭りが見られたのですね。
残念。

さて、ドゥオーモ前の通り（Via Duomo）を歩いていると、
ウェディング･ドレスの店がたくさんあるのに気が付きました。






ドレスだけでなく、靴もありました。


花婿用も。


そして聖職者用の衣装や聖具のお店もたくさん。


結婚式の衣装を買いたいと思っている方、ローマより物価は安いし、
これだけ店がまとまっていると
自分にぴったりのものを見つけ出すのもたくさん歩きまわらずにできそうですし、
ナポリに行ってみてはいかがですか。

「Re:やっぱりね、ナポリはナポリ」
ザヴィエルさん、

> ナポリ駅内の写真他の駅と間違ってませんか、私は信じませんこんなはずはない（笑）
> 列車位置案内も信じませんよ、南では信じないことから旅は始まる！

ゲラゲラ。
本当に嘘みたいでしょ、この駅写真も号車案内も。

> 列車の治安はというと南に行くほど１等と２等の客の上品さに開きが出るように感じますが危険なことは経験してないです、おっとぐら姉さんが下品と言ってるわけでは無いですからねー

いやー、２号車が私の身の丈に合っていると思っています。
その程度の品ですもの。
１等に乗ったことがないので、１等の雰囲気は写真でしか見たことがありませんけど。
私ならその差額分を飲み食いに遣いたいと思ってしまいます。

> 昔コンパートメント全盛の頃は明らかに怪しい人が何人もずっと通路を行ったり来たりして覗いたり何か物色していましたが最近は社内には見かけませんね、コンパートメントタイプ旅行してる感がたっぷりで好きだったけど今はほとんど無いですかねぇ？

私もコンパートメントタイプ、けっこう好きです。
１人分の座席も大きいですし。
今回、リヴォルノからアレッサンドリアまで乗ったＩＣがそうでした。
ＩＣには、まだ残っているようです。

> 荷物は荷物置き場に置くときは細い自転車ワイヤーで何処かに繋いでいましたが最近置き場が無い、置き場が有っても繋げる隙間とかが無いガラスとかの仕切りでオサレなデザインになってるので困ります。

私、荷物置き場に置いても、ワイヤーで繋ぐとかしたことないのです。
なんとなく大丈夫だろうと思って。
今回は、スーツケースもだいぶ傷んできて、これは狙われることは無い！と自信が持てました。
（そろそろ買い替えかな、と思っています。）

> ローマの宿は前も書いたけど私がイタリア最初に泊まったところの近くですねヴィットリオエマヌエーレ２世広場近くは便利ですが夜は結構ガラの悪い人がたむろって騒動をおこしてませんでしたか？私は馴染みましたけど。

ヴィットリオエマヌエーレ２世広場近くは、私もすっかり馴染んでいて、
嫌な印象はまるでもっていません。
年々図々しくなって、あの辺りも晩ご飯の後でも独りで歩いちゃってます。

ところで、ベルちゃん、年々顔が嫌らしくなっていきますねぇ。
ミラン優勝おめでとうございます。
ユーヴェは、なんだか半端でしたねぇ。

「Re:Re:やっぱりね、ナポリはナポリ」
セサミンさん、

> ナポリの駅が近代的になっていてびっくりです。

でしょー！　本当に昨夏行った時は私もびっくりでした。
なんでも２０１３年にForum universale delle cultureというのがあるようで、
その前には駅やガリバルディ広場、地下鉄などの工事も全部終わる予定なのでしょうが、
ナポリですから、どうなりますやら。
ごみ問題もきっと解決しないでしょうしね。

> イタリア旅行ってイタリア語ができると料理のメニューも読めるし、全然違うんだろうな〜と思いながら、イタリア語、今更絶対無理。

メニューが読めるぐらいはすぐですよ。
始めてみてはいかがですか。
NHKテレビの程度でも、話せると楽しいと思います。

> ナポリはゆっくり見たことがなくて、いつか再訪したいです。ナポリからカプリ島に行ったのが思い出です。青の洞窟に入れて、大感動！その後サービスで周辺のいろいろな洞窟に案内して頂きました。タクシーの運転手さんに教えて頂いたピザのお店もおいしかった！

青の洞窟に入れて、よかったですね！
今回のプローチダ滞在中、お天気はとてもよかったのですが、
海はあまり穏やかではなく、きっと青の洞窟に入るのは無理だったと思います。

ナポリも、言われるほど危ないところではありません。
スパッカナポリの辺りはたくさんの観光客が歩いていましたよ。

> 言葉音痴の私は、多分駅で自分のスーツケースを差して、右を指し、左を指しして、荷物預けを探すのかな？再訪できるのがいつになるか分からないのに、妙にリアルに今から問題解決法を考えてしまうのでした。

ナポリのこの件は、本当に困りました。
偶然目に入ったからよかったですが、そうでないと街散歩に出られませんもの。
この件は言葉が出来るとか出来ないとかではなくて、指差しでも何でも、
預ける！という強い気持ちが必要ですよね。

「やっぱりね、ナポリはナポリ」
ぐら姉さん
ナポリ駅内の写真他の駅と間違ってませんか、私は信じませんこんなはずはない（笑）
列車位置案内も信じませんよ、南では信じないことから旅は始まる！

列車の治安はというと南に行くほど１等と２等の客の上品さに開きが出るように感じますが危険なことは経験してないです、おっとぐら姉さんが下品と言ってるわけでは無いですからねー

昔コンパートメント全盛の頃は明らかに怪しい人が何人もずっと通路を行ったり来たりして覗いたり何か物色していましたが最近は社内には見かけませんね、コンパートメントタイプ旅行してる感がたっぷりで好きだったけど今はほとんど無いですかねぇ？

荷物は荷物置き場に置くときは細い自転車ワイヤーで何処かに繋いでいましたが最近置き場が無い、置き場が有っても繋げる隙間とかが無いガラスとかの仕切りでオサレなデザインになってるので困ります。

ローマの宿は前も書いたけど私がイタリア最初に泊まったところの近くですねヴィットリオエマヌエーレ２世広場近くは便利ですが夜は結構ガラの悪い人がたむろって騒動をおこしてませんでしたか？私は馴染みましたけど。

今は新しい写真が無いのでこれでもどうぞ、今年はミランのオーナーとしては評価しています、ユヴェントスは残念でした２番目に応援しています。

「Re:やっぱりね、ナポリはナポリ」
ナポリの駅が近代的になっていてびっくりです。

私が行った７年前くらいは、とても怖そうな感じで警察官がたくさんいました。タクシーの運転手さんにもナポリの駅前は危険、と言われましたので超緊張しました。とはいえ、同行者がいたので一人よりは安心でしたが、、、。

イタリア旅行ってイタリア語ができると料理のメニューも読めるし、全然違うんだろうな〜と思いながら、イタリア語、今更絶対無理。

そもそも語学脳ではないので、外国語は全部無理。語学脳のある知人数名は１週間でメニューは読めるようになるし、１ヶ月でなんとか会話できるようになるので羨ましい限りです。こういう才能の差って絶対に生まれつきあると思う。才能貧乏（才能だけでなくお金や時間も貧乏ですが）な私は語学のみならず、字が上手、服の趣味がいい、料理上手、裁縫上手など才能溢れる人が多くてびっくりしています。

ナポリはゆっくり見たことがなくて、いつか再訪したいです。ナポリからカプリ島に行ったのが思い出です。青の洞窟に入れて、大感動！その後サービスで周辺のいろいろな洞窟に案内して頂きました。タクシーの運転手さんに教えて頂いたピザのお店もおいしかった！

この後のぐら姐さんの旅行記も楽しみにしています。
言葉音痴の私は、多分駅で自分のスーツケースを差して、右を指し、左を指しして、荷物預けを探すのかな？再訪できるのがいつになるか分からないのに、妙にリアルに今から問題解決法を考えてしまうのでした。