このコンサートを直接依頼して下さった、
帝京大学医学部附属溝口病院小池あけみ様よりメール、
同じく小児科講師の村田敬寛様と小池様から大学宛てお手紙をいただきました。

今回の祝賀会をアットホームな会にすることが
趣旨であったということで、次のようなことが書かれていました。
●麻酔科主任教授で医学部部長の大村先生が、
曲に聞き入ってにこやかに拍手をされている姿や、
会に出席した方の笑顔に、この催しが良かったことを実感されたそうです。
●内科の主任教授の先生から「大変都会的な祝賀会でした」という
嬉しい言葉をいただき、小児科の主賓の石黒精先生は、
「最高の褒め言葉です」と喜んでおられたそうです。
●製薬会社の方の出席が多かったのですが、
「祝賀会でこのようなコンサートは初めてで、とても印象に残る素敵な会でした。」
と、小児科医局にお礼にいらっしゃったそうです。
●キハチチャイナのスタッフの方から、
「自分達まで、素敵な演奏を聴かせていただきありがとうございました。」
との言葉があったそうです。
●サクソフォンやフルート、タンバリン、声楽と
プログラムが盛りだくさんで楽しめたそうです。
タンバリンはノリノリで楽しめたそうです。
●プログラムの作成もさすがだと感じたそうです。

また、当日の様子を病院のフォトセンターのカメラマンの方が撮影された写真が、
CD-Rに収められ同封して下さいました。
その中から、この日の主賓であった石黒精教授のご挨拶の様子が下記の写真です。
※病院関係の方のお名前記載に関しては了解をいただいています。

3月10日にキハチ・チャイナ・ダイニングバー・ルミネ横浜店で行われた、
帝京大学医学部附属溝口病院「教授就任祝賀会」のミニコンサートを終えました。
本当にお疲れさまでした。

2月26日に出演オファーのメールがありました。
それから本番までの日数はわずか12日間、奮闘の毎日が始まりました。
日数が少ないこと、会場にピアノがないこと、演奏スペースがないこと、
本番の2日前から入試で大学が使えないことなど、
条件による制約は厳しかったです。
しかし、ゼミのホームページを見られてのオファーということもあり、
ご縁を大切にできることだけでやることにしました。

楽器編成も演奏会をまとめることと、予定が合う人選の狭間で揺れ動きました。
結局、ゼミ外から多くの賛助出演を要請することになりました。
また、リクエストによる誰もが知っている曲を入れるためには、
編曲の必要性が出てきました。
さらに、会場の音響状態を調べるため実際に行って見ておく必要がありました。
マイクは、当日準備されるもので行えると判断できたことは救いでした。
ただ、当日は貨しきりと聞いていましたが、
実際はそうではなく店の方から他の客に配慮するよう求められました。
しかし、私達は普通に演奏しても、この会場では
フルートや歌は全体に聴こえるかどうか怪しいところでしたし、
私達はコンサートをしに行っているのであって、
BGMを演奏しているわけではないので困りました。
結果的に本番は、人が入った分音が吸われたので良かったと思います。

曲目が完全に決まったのも本番の3日前で、
選曲に時間をとられ練習がおろそかになっていたことも否めません。
また、プログラムの楽器名と実際が異なっていたことも反省材料です。
演奏者はどんなにぎりぎりになっても臆せず報告すべきだったと思います。
しかし、今回の最も良かったことは、
溝口君の作成したプログラムの出来映えでしょう。
徹夜で最後までそのカラー印刷をどうやってするか、デザインも検討しました。
A4二つ折りの簡単なものですが、素晴らしいと思います。

帝京大学医学部附属溝口病院の担当の小池あけみ様からは、
「祝賀会でのすてきな演奏をありがとうございました。
お帰り時の出席者の皆さまの笑顔に、
祝賀会を楽しんでいただけたことを感じました。
医学部部長が曲に聞き入って、にこやかに拍手をしている姿にも
ミニコンサートをしていただいてほんとに良かったなって思いました。
音楽が大好きだそうです。
皆さまがリハーサルを重ね本番に臨んでくださったことを
HPで拝見いたしました。プログラムもさすがですね。」
との、お言葉をいただきました。
私達の誠意と情熱、努力が、
聴いて下さった方に伝わっていることを嬉しく思います。

衣装は、以前お知らせしましたが、演奏会に出る衣装ということでお願いします。

演奏者は、18時までに会場入りして下さい。
MC、セッティング担当は、17時に会場に来て下さい。

明日、タイムテーブルとMC・セッティング原稿を配布しますが、
タイムテーブルは概ね次のとおりです。

18：45〜18：53　フルートデュオのためのエチュードよりDuett４
18：54〜18：57　Piacer d'amor
18：58〜19：01　ピアソラ／アベ・マリア
19：02〜19：06　J-Mルクレール／ソナタ
19：07〜19：12　Eugene Novotney/INTENTIONSより　2.Proposal
19：13〜19：16　アメージング・グレイス
19：17〜19：20　千の風になって

（注）チューニングは、自分の前にテラスですませてスタンバイして下さい。
　　　ひとつ前のMCが終わった時点で、テラスから入場、
　　　おじぎをして演奏を始めて下さい。
　　　同じ編成で続く場合は、板付きでMC終了後すぐ演奏を始め、
　　　おじぎは演奏後のみして下さい。

曲順の変更がありました。
歌で、「千の風になって」と「アメージング・グレイス」の
順番が逆になります。

よって、プログラム順は次のようになります。

1.シュターミッツ／フルートデュオのためのエチュードよりDuett４
　　 　　　　　　フルート　八木華沙璃
　　　　　　　 　フルート　川村紗理奈
2.Piacer d'amor
　　ソプラノサクソフォン　木村有沙
　　ソプラノサクソフォン　加藤里志　
3.ピアソラ／アヴェ・マリア
　　ソプラノサクソフォン　木村有沙
　　ソプラノサクソフォン　加藤里志　
4.J-Mルクレール／ソナタ
　　ソプラノサクソフォン　木村有沙
　　ソプラノサクソフォン　加藤里志　
5.Eugene Novotney/INTENTIONSより　2.Proposal
　　　　　　　タンバリン　井山裕美　
　　　　　　　タンバリン　松浦典子　
　　　　　　　タンバリン　鈴木未知子
6.アメージング・グレイス
　　　　　　　　ソプラノ　三部恵梨
　　　　　　　　フルート　八木華沙璃
　　　　　　　　フルート　川村紗理奈
7.千の風になって
　　　　　　　　ソプラノ　三部恵梨
　　　　　　　　フルート　八木華沙璃
　　　　　　　　フルート　川村紗理奈

曲目の変更がありました。
サックスニ重奏で「ケックラン／ニ重奏曲集より」が、
Piacer d'amor、ピアソラ／アヴェ・マリアの２曲に
変更になります。

よって、プログラム順は次のようになります。

1.シュターミッツ／フルートデュオのためのエチュードよりDuett４
　　 　　　　　　フルート　八木華沙璃
　　　　　　　 　フルート　川村紗理奈
2.Piacer d'amor
　　ソプラノサクソフォン　木村有沙
　　ソプラノサクソフォン　加藤里志　
3.ピアソラ／アヴェ・マリア
　　ソプラノサクソフォン　木村有沙
　　ソプラノサクソフォン　加藤里志　
4.J-Mルクレール／ソナタ
　　ソプラノサクソフォン　木村有沙
　　ソプラノサクソフォン　加藤里志　
5.Eugene Novotney/INTENTIONSより　2.Proposal
　　　　　　　タンバリン　井山裕美　
　　　　　　　タンバリン　松浦典子　
　　　　　　　タンバリン　鈴木未知子
6.千の風になって
　　　　　　　　ソプラノ　三部恵梨
　　　　　　　　フルート　八木華沙璃
　　　　　　　　フルート　川村紗理奈
7.アメージング・グレイス
　　　　　　　　ソプラノ　三部恵梨
　　　　　　　　フルート　八木華沙璃
　　　　　　　　フルート　川村紗理奈

3月10日（土）にキハチ・チャイナ・ダイニングバー・ルミネ横浜店で行われる
帝京大学医学部附属溝口病院「教授就任祝賀会」コンサートについて、
ようやく内容が固まってきましたので報告します。

当初フルートとボーカルのリクエストがありましたが、会場にピアノがなく、
フルート、サックス、打楽器、ヴァイオリンの構成で、
ゼミ内外に募集をはかりました。
結果的に、ヴァイオリンは、ヴィオラ、チェロまで拡げ
たくさんの人にあたりましたが、本番の日が迫っていたこともあり、
予定の合う人はみつかりませんでした。
そんな折、三部さんから連絡があり、
急遽ソプラノソロでフルート２本が伴奏で２曲やることにし、
編曲も半日で行うという緊迫した状況になりましたが、
これでようやく曲目が決定しました。

その結果、次のプログラム、スタッフになりました。

1.シュターミッツ／フルートデュオのためのエチュードよりDuett４
　　　　　　　　フルート　八木華沙璃
　　　　　　　　フルート　川村紗理奈（賛助出演）
2.J-Mルクレール／ソナタ
　　ソプラノサクソフォン　木村有沙
　　ソプラノサクソフォン　加藤里志　（賛助出演）
3.ケックラン／ニ重奏曲集より
　　ソプラノサクソフォン　木村有沙
　　ソプラノサクソフォン　加藤里志　（賛助出演）
4.Eugene Novotney/INTENTIONSより　2.Proposal
　　　　　　　タンバリン　井山裕美　（賛助出演）
　　　　　　　タンバリン　松浦典子　（賛助出演）
　　　　　　　タンバリン　鈴木未知子（賛助出演）
5.千の風になって
　　　　　　　　ソプラノ　三部恵梨
　　　　　　　　フルート　八木華沙璃
　　　　　　　　フルート　川村紗理奈（賛助出演）
6.アメージング・グレイス
　　　　　　　　ソプラノ　三部恵梨
　　　　　　　　フルート　八木華沙璃
　　　　　　　　フルート　川村紗理奈（賛助出演）

プログラム作成　溝口佳洋
セッティング　　溝口佳洋
MC　　　　　　三部恵梨

当日必要となるもの
譜面台3本（学内楽器室）、タンバリンの足台として椅子3脚（会場）、
MC、声楽用マイク1本（会場）

当日本番6:45〜7:15　リハーサルについては未定。
９日（金）からは、大学入試B日程のため学内立入禁止になります。
合わせを宜しくお願いします。

今年度の集大成とも言うべきパイオニア「身体で聴こう音楽会」を終えました。
今回は、皆よくやったと言える気迫のこもった演奏会になりました。
本当にお疲れさまでした。

改めて録音を聴きなおし、多少の演奏のキズはわかるものの、
それらを乗り越えた良さも多々発見できました。
今回新しく良かったと感じた点をプログラム順に示すと、第１部は
「美女と野獣」のフルートの八木さんの音は、
さらに伸びが出て美しい音色になっていました。
「オペラ座の怪人」の三部さんのカデンツァは
すばらしい声のコントロールが冴え、音程もぴったりでした。
「ライオンキング〜愛を感じて」のジョンのピアノは
留まることを知らずうまくなっています。
今回は、特に中低音の響かせ方が新鮮でした。
また、この曲の永山裕尚君の編曲は演奏が難しい反面やりがいがあり、
素晴らしい構成力と細部の演奏効果を放っていると思います。
「人生のメリーゴーランド」の栗原さんのピアノは、少しキズがあったものの、
最もプロに近い演奏をしていると思います。
フレーズの表現やタッチのバランスがすばらしいと思います。
「アメージンググレイス」も編曲をよく捉えた細かな表現をしていたと思います。
録音を聴くといっそうよくわかりました。

第２部は「マナウナンの湖」の下田さんですが、
この当時の前衛的な作品を臆することなく捉え、
曲のイメージをよく表した名演です。
この曲の演奏としては良いお手本ではなかったかと思います。
「STUBANIC!」は魅せていましたね。とても良かったです。
「AFRICAN BLUES」とともに宮野下君のマリンバにかける思いや、
とても良いセンスを感じられる演奏でした。
内藤さんのカホンは珍しいものを見た感じがしたし、
江藤さんはマリンバ以外の打楽器をもっと見てみたい気がしました。
「ミスサイゴンより」は、編曲をした大矢智夫さんもすごいですが、
それを弾いた川端君のピアノも練習の跡を感じさせました。
ジョンも川端君もこれらの曲を通じて、
この１年間にすごい経験をしたに違いないと思います。
この編曲は、この原曲に新たな作曲手法を通して
生まれ変わらせた点では大成功だと思います。
大矢さんの音楽の捉え方は並大抵のものではないものを感じさせます。

今年度通して、結果としてはっきりしてきたことがあります。
せっかく演奏者と編曲者が近くにいて相談ができ、
演奏者が演奏したいと感じて編曲されているにも関わらず、
「オペラ座の怪人」と「メモリー」は、演奏者の声域を曲が超えている、
あるいは演奏者の声のコントロールが追い付いていないと
とらざるを得ないことです。
これは、演奏者・編曲者ともに基本的なレベルの確認事項で、
できることをやらねばなりません。今後の教訓にしましょう。

今回、スタッフのセッティングはよく機能していたし、
MCの金井さんも個性的でおもしろかったです。
また、何より佃さんが考えていたことがすべていい形で実現できたことは、
いちばんの功労者である佃さんの力そのものであると思います。
スクリーンの画像や編集、MC原稿、その他連絡等、
例をあげるときりがありません。本当におつかれさまでした。

いつもいろいろありますが、このゼミがさらに進化することは間違いありません。
これは、ゼミのみんなのお蔭でもあると思います。
どうもありがとう！