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輝く瞳と素敵な笑顔

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  • from: 岐阜のすーさん

    2012年04月23日 01時47分46秒

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    よさを褒めていい?

     新学期が始まって、1ヶ月が過ぎようとしています。この間、子どもたちは、どんな先生だろう、どんなことを大事にしているのだろうと先生を知ろうと五感を使って必死で学んできました。
     そして、大まかな先生像を創り上げています。
    「この程度ならば、許してくれそうだ。」「これをすると叱られるかな?」「これをすると褒めてくれるぞ。」などと子どもなりに先生の価値観を見抜いています。
     それは、自分が安心・安全に学級の一員として過ごすための努力です。
    仲間としてうまく適応できる子は早く自分らしさを出せますが、適応するのに時間がかかる子は、トラブルの原因になります。
     
     子どもには、罪はありません。

     子どもがうまく適応できるように支えるのが教師の仕事です。

     子どもの幸せのために教師は、自分のもっている最大限の力を発揮し、うまく適応できない子どもを救う努力をしなければなりません。

     この時期は、そういう子どもを見つけて、適切な支援をする時期になります。

     子どもの心を探り、トラブルの原因を見つけたり、その子なりの努力を認め、仲間として受け入れやすい状況を作ったりしなければなりません。

     強引に教師の価値観を押しつけることがあれば、子どもはこれから1年間辛い生活が待っていると決めてしまいます。

     よさを褒めることが素晴らしいと考えている人がいますが、決してそうではありません。

     教師の価値観に基づいた「よさ」ならば、それは、評価であり、承認ではありません。
     教師の都合のよい行動や考え方だけが認められるということになります。
    これでは、子どもは生きづらいのです。

    ・あの子のように頑張らねば。
    ・私も先生に褒められたいなあ。
    ・あの子ばかり褒められていいなあ。
    ・どうせ、私には無理だ。

     教師が褒めることが、褒められない自分を作るとしたら、教師から次第に離れていきます。
     

     4月までにどれだけ今の学級で子どもは認められたのでしょうか。
    その子らしさを認めることも大事ですが、まずは、学級の一員としての存在しているということを十分に承認してほしいと思います。

    ・あなたは、この学級の一員として素晴らしい。
    ・あなたは、この学級の一員としてみんなと同じことができます。
    ・あなたには、この学級で頑張る力があります。
    ・あなたの努力が、仲間に大きな影響を与えています。

     個性は、集団の中で発揮して初めて生きてきます。まずは、集団の一員としての自覚をもたせることが重要です。

     4月は、子どもを承認するための努力する時期だと思います。

    さて、孤立させてしまった子どもはいないでしょうか。ひとりぼっちで寂しい思いをしている子どもはいないでしょうか。

     誰もが安心・安全に暮らせる学級になっているでしょうか。見つめ直す時期になっています。

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  • from: 岐阜のすーさん

    2012年04月10日 05時18分12秒

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    安心・安全な場を提供する

     いよいよ新学期が始まりました。担任との出会いは、子どもたちにとってとても緊張する一時です。真剣に担任の話を聞き、どんな担任だろうと探っています。

     自分にとって安心できる対象なのか、それとも危険な対象なのか、子どもたちは肌で感じています。

     一生懸命に子どもとの関係づくりをしている教師もいれば、はじめが肝心とばかりに約束を作り出す教師もいる。

     どれが正しいというものはありませんが、子どもとの信頼関係を作り出す機会と考えて活動に取り組む教師であれば、十分です。

    ・困った時に助けてくれる先生
    ・気持ちを察してくれる先生
    ・無理を要求しない先生
    ・支えてくれる先生

     子どもたちが、感じる先生像がすべてです。

     何気ない一言で傷ついたり、自信をなくしたりする子どもたちと考え、壊れやすい宝物を大事に扱うように子どもたちの反応に配慮する真摯な態度が安心安全を作り出します。
     また、「あなたは、大事な人だよ。」という思いで、笑顔を一杯振りまく姿からは、受け入れてもらえるという安心感を作り出します。

     今週は、子どもたちとの関係をいかに密にするかが大事になります。
    ・好きな人の話は、聞こうとします。
    ・好きな人に言われたことは、やってみようと思います。
    ・好きな人のすることは、真似しようとします。

     「好きだよ。」と思いを子どもに振りまけば、子どもからもその思いが帰ってきます。

     この先生は、私たちを思い通りにしたいんだ。
     この先生は、何となく冷たい。
     この先生は、私たちにあまり関心がない。

    などと思う子どもは、少しずつ距離をとっていきます。

     子どもとの距離感を感じながら、誰に、どんな関わりを作るかがとても大事な一週間です。自分自身の取り組み方を見つめ直しながら、子どもとの関係づくりに努力したいものです。

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  • from: 岐阜のすーさん

    2012年04月01日 03時54分37秒

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    ちょっとした一言が授業を変える

     私たちは授業を進めるために様々な言葉を子どもにかけています。
    その言葉にちょっと一言付け加えるだけで、授業のイメージが変わってきます。

     ●だけで、授業は進みます。→を加えるだけで授業に参加する子どもたちの雰囲気も違ってきます。
     ●だけの授業を想像してください。そして、その後に→を加えた授業を想像してください。

    例 社会の授業の導入での一場面
    ●「授業の準備はできたかな?はい、始めましょう。」

      →素晴らしいね。みんなのやる気を感じます。

    ●「ノートに日付は書いてください。」

      →○○さんは、書くのが早いね。早く授業を進めたいという気持ちが伝わります。
      →○○さんは、丁寧に書けたね。読みやすいね。

    ●「今日は、教科書の□ページの△△について学習します。」

    昨日の勉強で○○がわかったので、
    ●「はい、それでは、○○さん、読んでください。」
     
     →すらすら読んでくれる○○さん、お願いします。

    ●「はい、ありがとう。」

     →さすが、○○さん。とても上手ですね。

    ●「今、読んでもらった所を読んで、わからないと思ったことはありませんか?ある人は、手を上げてください。」

     →じっくり考えると、初めての学習内容だから、必ずわからないことが出てきますよ。

    ●「はい、○○さん。」

     →すごい。さすがだね。わからないことがもう見つかったね。

    ●「ちょっと、静かにしなさい。」

     →大事なことを話してくれますよ。あなたが気づかないことかもしれませんよ。

     いかがでしょう。一言付け加えるだけで、かなり授業の質が変わってくるように感じるはずです。
     
     なぜでしょう。

     授業を進めるために必要な行動を支持する言葉以外に、子どもを育てるための言葉かけがあるのです。
     授業の中で使っている一言が子どもの育ちを決定します。誰もが認められたいと思っています。そして、認められることが自信につながります。
     
     たくさん子どもに話す教師の言葉の裏側にその人らしさが現れます。
    どんな言葉を子どもになげかけているでしょう。一度振り返ってみたいと思います。

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