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アコギな世界

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  • from: kuniさん

    2010年03月28日 18時23分56秒

    icon

    「遅くなり申し訳なく候」
    お久しぶりです!
    Kuniであります。なかなかコメントできずに”うずうず”しておりました。
    KuniもDUNLOPの愛用者で、そう、4年ぐらいになりますか、ギター仲間で購入したのですが、機構が単純で緩まないのがいいですね。
    でもいつも使う理由は内側についているラバーの材質ですよ。
    この硬さが弦を適度に押さえる事ができ、ビビルこともなく快適なギター演奏ができる優れものですね。
    みんなが使うので名前を掘り込んで使っていますが壊れないですね。

    ご紹介のsuzumoku(すずもく)はいいですね。
    ギターの演奏もいいですが、声が軽く出しているのに
    爽やかな高音が心地良くて、やはりプロの域に達した
    いい曲と詩とあいまって、さわやかなところがいいです。
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'さん、ギターのコピーしているでしょ?

    最近はMartin Tallstromにはまっています。
    すぐに弾けそうな曲(歌はありませんが…)をご紹介。
    http://www.youtube.com/profile?user=pinofluvius#p/u/5/vlJsQ_SyhBw

    ブルーグラス系のギターが好きで簡単な曲のコピーを
    はじめたところなんですが、もう挫折しそう…

                合掌

                Kuni

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年03月25日 18時11分15秒

    icon

    〝心眼〟をもってアコギに立ち向かえば新たな世界が…


    =====手元を見ないでアコギを弾く方法=====
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    弾き語りをする時、
    上手な人は、当然、弾いている手元を見たりはしない。
    ピッキングやフィンガリングの右手(右利きの場合ね)や
    コード押さえやシングル弾きの左手などは見ないで
    やすやすと弾き語りができる。

    さらに上手な人は、
    楽譜なども見ないで、コード進行も歌詞もすべて暗記・諳譜して
    前方あるいは観客など見ながら
    余裕のゆうちゃんで弾き語りをする。

    そんな事のできるプロミュージシャンや
    玄人はだしのアマチュアミュージシャンを、
    心底うらやましいと思う。

    ま、
    たいていの人は日頃楽譜を見ながら練習をして
    そこそこ慣れてくると、それも見なくて済むようになる。

    が、
    右手はともかく、左手側をまったく見ないで
    アコギを弾くのは、そうそう簡単にはゆかないものだ。

    ワシは基本的に楽譜無しに弾き語れる曲ネタがないため
    たいてい楽譜を見ながらの練習になり
    勢い、両手の動きは見ることができないから
    なんとか手の感覚だけで弾けないものかと常々思案している。

    フラットピッキングやスリーフィンガーなどは
    いちいち右手を見なくても弾ける人が多いが
    左手を100%見ないで、という人はたいしたものだ。

    ローフレットでの基本的なコード…たとえば
    C、G、 D、 Em、 Am、 F、 A、 Bm、 B7 あたりを
    手元を見ずに押さえるのは…そう問題はないでしょ。
    それが、4フレット5フレット以上、あるいは
    複雑なコード、さらには、運指の面倒なシングルピッキングなどは
    どうしたって多少は手元を見たくなっちゃうでしょ?

    「そんなこたぁーない」
    なんていう人ぁ、小憎らしいね、まったく!
    やなシトだよ。嫌みだね。

    それでも最近は、
    そういう場合でもできるだけ左手もとを見ずに
    手の感覚だけで、フレットの位置を把握できるようにしている。

    1弦の3フレットから5フレットまたは7フレットへの瞬間移動、
    さらには9フレット10フレットのあたりまで
    左手を見ずに一発で探りあてられると、実に気持ちがいい。

    その昔、
    学校に通ってた頃、要領のいい友だちが
    テスト前にこんなことをほざいていたっけ。

    〝俺は試験勉強なんてとくにやらないよ、教科書を10回も読めば
    たいていのこたぁアタマに入るぜ〟

    イヤだね、こういうヤツぁは。もう帰ってほしいよ。
    そんなに記憶のいいこと自慢したいかね。

    その手の話で、
    弾き語りのネタ曲も、繰り返し何度も練習すれば
    右手も左手も見ずに、譜面だけみて演れるようになる。

    ただ、
    なかなかそれができない楽曲もある。
    複雑なTABというわけでもないが、
    左手の各指がどうにもうまく配置できなくて絡み合い
    そっちを見ないではいられない、というような場合だ。

    これはしょうがないか…。

    アコギを始めたばかりの人たちは
    まず、この〝両手を見ないで弾く〟ということを
    第1関門の目安に練習してみてはどうだべ。

    麻雀だって「盲牌」というのがあるし
    世の中には視覚に頼らずに
    手の感触だけでやれると楽しい事も多い。

    人の器官で、一番敏感なのは「唇」だとか。
    だから、人間はキスをするんだそうだ。
    人類の進化は指先の器用さがあったから、というし
    両手指を訓練することは、脳みそにも良い。

    今、
    アコギを弾いていて、どうしても手元を見たくなるなら
    思い切って目をつむってやってみるのもいい。

    Doc Watson やスティービーワンダーなど
    の音楽感性の素晴らしさはいうまでもないが、
    目を瞑った時の両手の感触や
    過敏になった聴覚が受け取るアコギの音の再発見は
    アコギ弾きの新たな感動でもある。

    「見ないで弾くため」には、もう練習しかない、
    なんて言ったら身も蓋もないが、
    多少のカンとコツはあるようだ。

    それは、
    最初はとにかく〝ゆっくりと弾く〟こと。
    それもいやになるくらい遅く。

    知人の一人で、今は故郷の宝塚に住んでいる〈Y〉などは
    初めて弾く曲を、「ええー!そんなにゆっくり弾くのけ?」というくらいの
    テンポで練習していたものだ。

    ついつい早いテンポで弾きたくなるのをぐっとこらえて
    ごくゆっくりの、遅すぎるくらいの速度で繰り返し練習して
    自分の両手がその曲になじむまで弾き続けることだ。

    〝アセッちゃ、ダメ〜〟って優しく囁かれるわけじゃないが
    手が覚え込む前に、適当に弾き飛ばしても
    結局、身に付かないのが分かっていながら
    いまだに、ついいアセアセとしてしまう、ワシである。

    そうやって、
    目で見てアタマで考えて手が動くという
    メーカー→卸→小売みたいな
    中間業者介在の流通経路が簡素化されて
    中間マージンが排除された
    メーカー直販体制で、自然に弾き手が動くようになる。

    ネイティブ環境の中で英語漬けになっていると
    聞いた英語をいちいち日本語に変換しなくても
    ダイレクトに英語スピークできるように
    見たTABがそのまま左手に連動するから
    テンポアップも可能になるだろう。

    といっても、
    ワシもまだ両手を見ずにスイスイすらすら弾けるわけでなく
    つっかえ、ひっかかり、ミスタッチも多い。
    だから、
    どうにかして、少しくらい難度の高い曲を
    目隠ししても弾けるようになりたいと思っているのだ。

    じゃ、また来週!(*^^)v




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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年03月24日 19時46分37秒

    icon

    〝アル中〟〝活字中毒〟〝アコ中〟…三大中毒闘病記


    プレーンな人より、こってりじっくり濃厚タイプで行こうよ。
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    先日の日曜日は、朝の9時から夕方6時まで
    途中一回の昼食をはさんで、ずっとアコギを弾いていた。

    不思議に途中少しも飽きもせず、疲れもせずに
    延々とアコギを弾き続けていた。

    正直、まだ弾き足らずに、
    夜、寝る前にも30分ばかし、サイレントGuitarを弾いたくらいだ。

    かれこれ四十年ほどもアコギと付き合ってきたが
    この年になって、ようやくアコギへの入れ込み方が本気になってきた気がする。

    息子二人がまだ学生なので
    共稼ぎしなければとても暮らしてはいかれない。
    その点、ギャンブル好き・女遊び好きの、ほんとうの〝阿漕な人間〟では
    まったくないので、家事手伝いも、同年代のおやぢ世代としては
    マメにこなしているほうだ。

    年寄りは朝が早い。
    学生時代、一日十時間以上寝ていても平気だったのが嘘のように
    いまや、きっちり6時間睡眠で目が覚める。

    午前零時前にベッドに入れば
    翌朝6時前には起きられる。

    惰眠を貪るよりは
    できるだけ早く起きて、朝飯のあと
    するべき家事→皿洗い・掃除・洗濯・アイロンがけを
    がんがんとやっけてしまう。

    そして、即、寝室兼アコギ練習場所に直行!
    そこでとにかく延々と弾きまくるのだ。

    この前の日曜日は、家事を3時間で完了させたので
    9時から弾きはじめた。

    これだけ弾いても一向に上手くならないのも
    不思議といえば不思議だが、
    まあそれは別にいいのだ。

    4月以降のライブに向けての
    ネタ仕込み期間の今は、とにかく一曲でも多くの
    未知の曲を弾き語ることが先決なのだ。

    世の中の
    アコギ弾きたちが、一日にどれだけ弾いているのか知らないが
    ひとまず、9時間くらい弾くと、「あぁ〜よく弾いた…」という気分には、なる。

    週休二日なら
    一日目には
    Headway・Morris・MORALES・Garrison・BlueBellを弾き、
    二日目には
    GUILD・Taylor・Washburn・Greg Bennettを弾く。

    外は、季節ぶり返しの吹雪模様。
    上手い具合に、雪と風がアコギと歌の音を消してくれる。
    本州の西の方では、あちこちで早くも桜の開花宣言らしい。
    梅やら桃やら菜の花やら…同じ日本でも
    冬から春への季節の移ろいは随分と違いがある。

    家に居るときの昼食は麺類が多い。
    湯を沸かし、乾麺の蕎麦を6分茹でて、
    めんつゆ・みりん・酒で蕎麦つゆを作る。

    つゆの具には、
    竹輪の輪切り、シメジ・鶏モモ肉を入れる。
    水洗いした蕎麦をかるく湯でもどしてつゆを注ぎ、
    仕上げに刻みネギを散らせば、具入りかけ蕎麦のできあがり。

    どうしてどうして、結構器用なものでしょう。

    蕎麦を食べながら
    立ち上げておいたPCをNetにつなぎ
    You Tubeで、いま練習中の弾き語り曲の
    原曲をCHECKする。

    しかしまあ、
    You Tubeってのは、どんな曲でも
    たいていUPされているものだ。
    つくづく感心してしまう。

    日曜の9時間で
    さだまさし→中島みゆき→井上陽水→松山千春→ふきのとう
    →風……と弾き続けたが、
    初めての曲は、曲の全体観を把握するまでに少し時間が必要だから
    「九時間?!」といっても、それほど〝長〜い〟気はしない。
    やり始めたら、8〜9時間なんて、すぐに経ってしまうから。

    ときに
    先日、手に入れた〈Jim Dunlop VICTOR Capo 〉は実に具合がいい。
    ネジ式なので、セットするのは多少の手間だが
    弦のホールド感は抜群だ。
    カポダストをセットしての開放弦の響きが抜群で、びびりがない。
    使ってみてはじめて実感した。

    晩ご飯ができたと、階下からカミさんが呼ばなければ
    あのままさらに弾き続けていたかもしれない、先日の日曜日。

    真面目なタイプで、若いときにあまり羽目をはずして遊ばなかった人が
    年配になって、遅まきながら、いわゆる〝遊び〟を覚えると
    果てしなくのめり込んでしまうという。

    バクチ○るい、女○るい、酒○るい…
    と、半ば中毒かと思えるほど、とことんはまりこんで
    時に、家庭崩壊・夫婦関係破綻・人格破壊の憂き目をみてしまう。

    以前、ここの書き込みで
    〝アコギ中毒=アコ中〟について書いたが
    今のワシの状態は、まちがいなく〝アコ中〟だろう。

    家庭も夫婦も人格も、いずれの破壊も崩壊も伴わないが
    多少、困ったことにはなっている。

    学校を卒業して初めて会社に入り
    仕事に慣れるために、電話取りを徹底してやらされることがある。
    経験した人はよく分かるだろうが
    あれをやらされた当初は、
    夜に寝てからも、夢の中で電話を取っていたりするものだ。

    実は似たようなことが、最近…ある。

    日中、繰り返し練習していた新しい曲のフレーズを
    眠りに入る少し前、暗がりに向かって思わずハミングしている。

    どうにも上手く弾けない、TAB譜の一節を
    ズボンに置いた両手でなぞっていたりする。

    次回、小金が貯まったらてに入れたいアコギの画像が
    白昼夢のように浮かんでくる。

    もう、間違いなく重度の〝アコ中〟…。
    トイレでも本を読んでいるから中度の〝活字中毒〟
    日が暮れると酒が飲みたくなるから軽度の〝アル中〟。

    何事にも固執しない、淡泊でプレーンな性格の人も多いが
    たいてい、一つや二つは、強い興味と関心をもって
    取り組んでいる物事があるほうが、人間、生きているという実感があるものだ。

    学校を出てから、三年間だけ関西方面に住んでいたこともあって
    薄口の料理の美味しさを知った。
    もともとは山国生まれだから、味付けのはっきりした料理好みだったのが
    年のせいもあって、さっぱり系の料理が良くなった。

    冷や奴と雪花菜、菜の花のお浸しで軽く純米酒を飲んでから
    締めに、ざるそばの二枚もたぐれば満足。
    などという、どこかの風流老人のような嗜好。

    おでんのネタベストスリーは
    「大根」「コンニャク」「じゃがいも」。
    ピザは1/6カットで充分。
    Macでバーガー二個なんて、無理無理。

    そんなアタシが一日九時間のアコギ弾き。

    〝もぉー、ひつこい人ってキライ〟とか言われそう。
    もしも、恋愛時代だったら
    〝アタシとアコギとどっちが大事なの?〟などと
    大変なことになってかも。

    そう考えると、
    共稼ぎで、子供も大きくなって、週休二日の
    今の境遇が、〈アコ中〉の土壌としては最適なのかも。

    世界各所に巣くう〝アコ中〟たちは
    さまざまな障害を乗り越えながら
    アコギ弾きのための時間を確保している。


    1900年初頭の米国・禁酒法時代…
    そして、もしも…我が国でも
    弾き語りのためのアコギの製造・販売・演奏が法律によって禁止されたら…
    我々、闇のアコギ弾きたちは、夜な夜なハードケースを抱えては
    ひたひたと跫音も押し殺して、某所に集合する。

    野っ原の一軒家…
    人里離れた廃屋に三々五々集まった〝アコ中〟たちは、
    それぞれの愛器をいたわるようにかき抱き
    ヨセミテのコヨーテのごとき遠吠えとともに
    一夜の儚い恍惚に身を委ねるのだ。

    ねー、そう考えたら
    弾ける時に、思い切り弾ける幸せよ。
    周囲の騒音や、煩わしい厄介ごとには耳を貸さないようにして
    ほんの少しの時間でも、その手にアコギを!

    なんだか、青年の主張のようだね。

    さてさて、
    今度の三連休も「アコギを弾きまくるぞーーー!!」
    当分、三大中毒から抜け出せそうにない。とほほほ…。





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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年03月19日 18時15分34秒

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    〈suzumoku〉…26歳の弾き語りストは凄い!


    いまどきのアコギ弾きで、こんな感動は久しぶり
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    それにしても、
    〈 suzumoku(すずもく) 〉ってのは凄い!
    ※イラスト→suzumoku=すず=鈴のダジャレ

    弾き語りのLive映像を見ての驚き。

    Guitarプレイも唄も、嫉妬を通り越して
    なんて素晴らしいんだろうと感じ入ってしまう。

    静岡生まれの、まだ26歳。

    世の中にはGuitarも唄も、ともに最高にステキな
    ミュージシャンというのは多いが
    〈suzumoku〉は…なんていったらいいのか…
    抜き身の、切れ味鋭い刀のような感じがする。

    華奢でしなやかな指先が奏でるアコギの音は
    透明感があり透き通った、混じりけのない天然氷のように美しい。

    左手の運指のスムーズさと、正確なピッキングが生み出す
    Guitarの音は、聞く者をぞくぞくさせる。

    一重のストイックな瞳は、正面を見据えたまま
    吐き出す言葉は、気負いのない若さをにじませながら
    どこか老成した哲学者の言葉のようだ。

    ワシと同じく、
    中学からGuitarを始めたというのに
    この年齢で、もはやこれほどの力でプロデビュー。

    アマチュアからプロへの分かれ道は
    猿と人との分岐点のようで
    獣道に迷い込んだ自分は
    四十年も藪をかき分けふらつきながら
    猿まねをし続けてきた。

    〈suzumoku〉の声は、なんのてらいもなく
    実によく響き、自然体でありながら
    感情のほとばしりにメリハリが効いていて
    喩えるなら、アコギの開放弦1〜3弦の響き…みたいだ。

    カポダストの押さえが不十分で
    こもったびびり音の6〜4弦のような
    自分の声とはまったく対照的。

    サムを着けずに、伸ばした爪で弾くピッキングは
    どうしてああも透明感に溢れているのか。
    アコギを習い始めてから
    きっと、毎日毎日ものすごく練習したんだろうな。

    ただ単に歌が上手いだけじゃなくて
    聴く者に強い感動を与えられる人は
    語るメッセージに、思い込みにも似た信念を注入できる人だ。

    テクニックを鼻にかけるのでなく
    さり気ないポーズでなんなくこなす高度なワザを
    披露する〈suzumoku〉のなんという凄さよ。

    地下鉄ホームの端っこに
    若い男が一人、崩れ落ちるように座り込み眠っていた。
    鉄柵にもたれて眠る男の脇にはむき出しのアコギ。

    マホガニーのサイド&バックと見てとれる
    そのアコギは無造作に立て掛けられて
    朝早く、男がここにやって来た時から放り出されたままなのか。

    昨夜、男はどこかのライブで歌っていたのだろうか。
    仲間と一緒に朝まで飲んで、夜明けとともに家に帰ろうと
    地下鉄駅のホームまでたどり着き、そこで力尽き、それが運の尽き。

    見た目はいいのに誠意がない、という人がいる。
    誰かのために何かしようなんて、間違っても考えない。
    そばにいても癒されず、話していても〝情〟が感じられない。

    ワシはそんな人間の一人だ。

    うるさく付きまとわれるのは好きじゃない。
    無私の気持ちで人のためになにかしようとする人に「偽善」を
    感じるようなひねくれ者だ。

    そんな人間の唄う歌が人の感情のヒダを震わせるはずがない。

    職場に向かう労働者の冷ややかな視線を浴びている
    地下鉄のあの男の唄う歌はどんなだろうか。
    男の弾くアコギはどんな音がするのだろうか。

    「i-Tunes」での〈suzumoku〉を見る限り、
    〝親しげ〟とか〝ほのぼの〟とかのイメージよりは
    〝繊細〟〝孤高〟〝ストイック〟〝探求派〟の印象が
    自分には…ある。

    実際に付き合ったことがないので、まったくの主観。
    いい加減な印象で指摘を受けそう。

    いずれにしても、
    今後ともワシの中では〈suzumoku〉はCHECK&マークの一人。
    日頃、「70年代フォーク」ばかり練習しているので
    最近のミュージシャンには関心がなかったのに
    珍しいこともあるものだ。

    皆さんもぜひ〈suzumoku〉をCHECKしてみてください。

    では、また_(_ _)ノ彡

    PS…
    3/18付けの「サークルプレーヤー」スタッフのオススメにて
    当サークルが取り上げられています。
    〈お天気ロボ〉さんのコメント、ぜひご一読を。(m_m)

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年03月17日 16時12分11秒

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    便利なカポダスト…それは、ついつい集めたくなるモノ


    【JIM DUNLOP VICTOR CAPO】を試してみたぞ…
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    ギター用カポダスト
    〈JIM DUNLOP VICTOR CAPO/DCV-50C 〉を
    Netショップで入手した。
    ※Pho.→JIM DUNLOP日本語サイトより引用

    弾き語りにも必需品の、このカポダスト。
    各メーカーによって、その構造がいろいろあるため
    ついつい、あれこれと試しては
    いつのまにか手元に何個も集まってしまうもののようだ。

    今回の〈JIM DUNLOP VICTOR CAPO〉を含めて
    今、7個のカポダストを使っている。

    アコギ弾きはみんなカポダストをたくさん持っている。
    一つ使っては、さらに新しいカポを見つけると、つい試したくなる。
    そうそうすぐに壊れるものではないので
    いつのまにか集まってしまう。

    カポに関して書かれた個人サイトを見てみると
    実に沢山の、機能・構造違いのカポダストを集めている人がいて
    その使用感や機能評価などをレポートしてくれている。

    カポダストに対する 究極の要求は、
    「弦がすべて均等にしっかり押さられて、かつ音程が歪まず、
    取り外しとフレット移動が容易、かつ、そこそこの価格である」ことだろう。

    ところが、
    実際には、さまざまな方式・構造のカポダストが販売されていて
    高価=完璧、安価=駄目…とは一概には言い切れない。

    それぞれの商品はその特性とメリットを宣伝・強調し
    アコギ弾きは、実際にそれを使ってみて
    あーでもない、こーでもないと、不満と満足を繰り返しては
    さらに新たなカポダストに手を出すという、
    こだわりとのめり込みのスパイラル状態に陥ってしまう。

    手持ちで一番古いのは、
    バネ式のメタルメイン+ゴム材質のもの。
    その昔、Clarence Whiteも使っていたタイプと同じ
    〈Hamilton〉のカポ。

    シンプルな構造で、けっこうごっつくて
    セットにも手間がかかるものだが
    三十年経った今でも、しっかり使用可能だから
    大したものだ。
    金属製なだけに間違ってアコギ本体をキズつける
    可能性もあって、ほどなく二つ目のカポが必要になった。

    実際に
    初めて手にしたアコギである
    「YAMAHA FG-240」は
    この〈Hamilton Capo〉ばかり使っていたせいか
    ネックの塗装がはげて、けっこう傷ついてしまった。

    ゴム式のカポは二個持っている。
    〈Morris製〉と〈ダンロップ製〉のもの。
    アコギを傷つける心配ないのと、ネックが薄いタイプでも
    ひっかける穴の場所を変えるだけで
    けっこうしっかり押さえることができる。

    ゴムを延ばして引っ掛けるから
    セットも取り外しも、フレット移動もちょっと手間。

    2つともゴムベルトがダブルのものだから
    ベルトがシングルのものより、当然のこと弦押さえが良く効く。
    なにしろ価格が安いことが魅力だ。
    ゴムだから、伸びたり切れたりするんじゃと思うかもしれないが
    さほど致命的なことにはならず、かなり長く使えて、重宝している。

    〝プロも使っている〟という宣伝コピーに乗せられて
    手に入れたのが、有名なあの〈SHUBB〉。
    商品名がなんか〝アブナイ〜〟んだけど
    日本人だけだね、そう考えるの。

    特許構造による独特の機構を持ち
    取り付けも取り外しもじつに簡単、かつしっかり押さえられる。
    使い始めたらやめられないカポの一つだ。

    ワシの場合、
    練習の時に、同時に3、4本のアコギをとっかえひっかえ
    使うため、カポダストも複数個必要になる。

    〈SHUBB〉だと、アコギに合わせて締め具合を調整をする必要があり
    ネック厚の異なるアコギの同時使用だと、
    つどつど調整し直さなければならない。

    名品にはかならずフェイク、偽物、パッチもんが付きもの。
    Netショップで〈SHUBB風〉カポを発見。
    よく確認しないで
    まんまと騙されて格安で手に入れたそれは
    見た目と構造は本物と良く似ているものの、
    押さえは不十分で操作性もいまひとつ。

    それでも、使いようでカポの機能は発揮するので
    これまた重宝している。

    重宝してるといえば、
    バネ式で、トリガー部を握ってゆるめて、離してセットする方式のカポも
    実に安かったが、これなど操作も手軽だし
    万が一壊れても気にならないので
    いつでも使える場所に置いている。

    さて、
    今回の本題である
    〈 JIM DUNLOP VICTOR CAPO/DCV-50C 〉について。

    〈VICTOR CAPO〉というのは、
    以前は発売元の関係でしばらく入手が困難で
    ユーザーの間では〝幻の…〟なんて冠がつくような代物だったらしい。

    それが、有名メーカーの「JIM DUNLOP」が販売権を得たことで
    日本への輸入ルートが確立されて、一般的に手に入るようになった、
    ということだ。

    ブロンズ(青銅=銅と錫の合金、真鍮は銅と亜鉛の合金でブラスという)
    のソリッドダイキャスト(金型鋳造)製。
    耐久性・演奏性・ピッチの正確さなどから
    プロにも愛用者が多いという。

    楽器に限らずどんな分野でもそうだが
    アマチュアはこの〝プロも愛用〟という宣伝コピーに弱い。

    プロと同じモノを使っている、というだけで
    なんだか上手になる気がするのが、我ながら悲しい。

    それまで持っていたカポダストとは違い、
    ネジ式で徐々に締めこんでゆく方式のため
    〈SHUBB〉などのようなワンタッチ式の簡便さはない。

    反面、
    ネックの状態(幅や厚さ、形状)に合わせて、微調整が可能なため
    緩くて弦がびびったり、押さえ過ぎて音が♯してしまうのが防げるのだとか。

    〈VICTOR CAPO〉には、指板がゆるやかにアールしている
    アコギ用の「カーブド・タイプ」とガットギターのような
    指板が完全に平坦なアコギ用の「フラット・タイプ」がある。

    実際に購入した人の感想を読むと、
    『邪魔にならない大きさで、しっかりと押さえられ、かつ
    微調整が可能なので、特殊なチューニングにも対応でき、
    ライブでも活躍、かつ黄金色の輝きの豪華さがとても良い』
    などというものが多く、
    素人ながら、みんなあれこれと試しているんだなぁー、と
    感心してしまった。

    ネジ式で締めこむ方式では
    YAMAHAのカポダストが有名だが
    これはネックの裏側から締めるタイプ。

    ある人の説明によれば、
    同じネジ式でも、ネックの裏から締めるよりは
    この〈VICTOR CAPO〉のように横から締める方が
    力が分散せず、しっかりと締められそうだ。

    YAMAHAのカポは、
    耐久性の面で不安があるとも聞く。
    いわく、裏側から押さえ、ネックに接する部分が
    使用によって不具合が出るという。

    カポは、ピックのように
    割れたから捨てるものではなく
    一度、手にしたらけっこう長く使うモノだ。

    故障することなく長く使えるカポはありがたい。
    〈VICTOR CAPO〉は小振りで
    (カポはたいていそうだけど)手の平に軽く納まりつつ
    それなりの重量感があって、丈夫な造りだな、という印象。

    さっそく、
    先日、入手した〈Washburn J28SDL〉に装着してみた。

    ねじ込み式なので、
    締め具合は当然自分で決めるが、どこまできつくすればいいのか
    迷う。あまり締めすぎてカポが壊れちゃ元も子もないし…。

    基本的には、
    弦がびびらないまで締めて、弾いてみて
    音程に狂いがないようならOKなんだろう。

    締めてみた感じは、たしかにかなりしっかりと
    弦がホールドできている。
    少しネジを緩めるだけで、フレット移動も容易だ。

    何本かのアコギで試してみて
    ネジの締め具合の要領をつかもうと思っている。

    カポを使う人は誰でもそうだが、
    6弦すべてが均等にしっかりと押さえられて
    ゼロフレット時と同様の響きが得られると
    実に気持ちがいい。

    移調して唄いやすい音程にする、
    押さえやすいコードに変換する、など
    カポ利用は、ある意味アコギ弾きの〝苦肉の策〟だ。

    だから、
    その目的さえ叶えられるなら
    音や音程に関する完璧さは
    ある程度妥協してしまっても仕方がなかった。

    それが、
    より満足の行くユーザーのニーズに
    対応するために、メーカーはあれこれと工夫したため
    これほど多種多様な機構と機能をもった
    カポダストが生まれてきたのだ。

    数百円で買えるカポでもOKという人から
    〝カポダストのロールスロイス〟なんて言われる
    手工芸品のカポを使う人まで
    個々の価値観にあわせてカポを利用している。

    弾き語りにはなくてはならなものでありながら
    これほど他品種なツールもない。
    そりゃ、ピックや弦だってアイテムは多いけど
    カポのように構造・機能そのものがこれほど
    バリエーション豊かなツールというのが、実に面白い。

    ちなみに「カポダスト」…と濁って発音する場合が多いが、
    正式には「カポタスト( Capotasto )」だという。
    一般的には「CAPO」と略して広く使用されている
    もともとは、イタリア語なんだとか。

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年03月12日 20時34分34秒

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    男唄・女唄、どこまでせまれる異性の気持ち


    女ゴコロを知らずして、本当の愛の歌は唄えないのだろうか…
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    女心を織り込んだ歌を男が唄う。
    男が作った男唄を女が唄ってみせる。

    女性の心理描写が巧みな男の作家がいる一方で、
    男以上に〝男性的な〟小説が描ける女流作家もいる。

    ニューハーフや○カマさんは、女性以上に〝オンナ〟のことが分かっている。
    なんてことをよくいうが、
    男として、女の気持ちがこめられた歌を唄う時には
    どんなことに気をつけたらよいのだろう?

    たとえば、
    松山千春の「恋」を弾き語る時の心情。
    描かれている風景や主人公の女性の心情は
    ある程度理解はできる。

    が、
    思いをこめて、サビの部分を歌い込んでも
    やはり、どこか男の側の気持ち、あるいは
    〝こんな時、女はこう考えるんだろうな〟程度の
    深さでしか、表現できていない、という呪縛から逃れられない。

    千春が、彼の実体験に基づいて作ったとしても
    女の側の本当の心が表現できているとは限らない。

    もちろん、
    「女主体で作られる歌」が、曲作りの一つの手法であって、
    千春も、女もの歌詞で歌いつつ、実は男の側の身勝手さを
    逆説的に語っている、と見ることもできる。

    千春に限らず、
    吉田拓郎や因幡晃、さだまさしなども然り、
    男が作り歌う〝女歌〟というのは
    あくまでも「男の理屈」で歌っていて、OKなのかも。

    一方で、
    中島みゆきのような、いかにもドロドロ、ねっとりした、
    女にしか描けないような歌を唄う場合はどうか。

    中島みゆきの曲を良く唄うのは、
    やはりそのメロディと詩の世界が好きなのと
    アコギプレイが性に合っているからだ。

    また、
    数多い彼女の楽曲の中でも
    あまり〝オンナ、オンナ〟したものよりは
    振られても健気に生きてゆくタイプの女性の
    曲が好きだな。

    声もビジュアルも、ともに女ごころを歌うのには
    ほど遠い自分だけれど、
    思い切りの男声で唄っちゃってますけど……。

    男唄にしろ女唄にしろ、
    ライブ前などに何度か弾き語りして
    歌い込んでゆくと、
    性差を越えてその歌に対する思い入れが強まる。

    もう、そうなってくると
    女っぽい歌詞だろうが、情念どろどろのメロディだろうが
    それが、良い曲で、自分が好きならば
    気恥ずかしくなったり、はにかむ必要はないのかもしれない。

    例をあげれば、
    ■中島みゆき「時は流れて」はこんな歌。
    ……好きな男に逢えない女はヤケを起こして
    いくつもの恋を渡り歩く……
     
    ……男のいくつもの恋の噂を聞いて
    変わったのが自分一人でないことに安心感を覚えている……

    ……男よりずっといい相手と恋をしてきたつもりが
    今日だけ楽しければいいと考えてもいたけど
    酒をあおれば、醒めた人生をただ生きているだけ……

    オリジナルの、あの中島みゆきの味わいは
    なかなか真似できないが
    必ずしも、あんな風に歌う必要はない。

    男と女の、考え方の違いはあっても
    雄々しい女、女々しい男…所詮は人間のそれぞれの生き方に
    たどり着く。

    人前で歌を唄うのは
    ラーメンが煮えるほんのわずかな間に
    一人語りの物語を紡いで聴かせることだ。

    その歌の世界を自分なりに理解して表現する。
    ただ、漫然と歌うのではダメだ。
    Netの投稿動画で、どうも歌の雰囲気がしっくりこないと
    感じる人の弾き語りを見たりする時は、
    たいていが、ただなんの気なしに歌っているだけの場合が多い。

    また、
    「この曲はそういう歌い方じゃないほうがいいのでは…」
    と感じることもあり、
    同じ曲を弾き語る場合は、自分なりの解釈で
    演るようにしている。

    カバー曲を理解・咀嚼して
    原曲のイメージを逸脱しすぎない範囲で
    〝自分のもの〟として聴き手に伝えることができれば
    本当の意味でその歌はレパートリーの一つになる。

    恋愛体験の豊富な人は
    その分、男女の心情の機微に通じているので
    そんな人の歌は、やはり深みが違う。

    同じ歌でも、若い時と年取った時では
    唄う時の思い入れの込め方が異なる。

    人に自慢できるほどの恋愛もして来なかったし
    人格に影響を与えるほどの苦労もして来なかった。
    そんな自分でも、唄いながらさまざまな思いが頭をよぎる。

    北と南で、遠く離れて暮らしていた頃、
    線路と川に挟まれた薄い壁のアパートへの帰り道、
    踏切の前で、通り過ぎる私鉄を待ちながら
    なぜだか急に会いたくて仕方なくなり
    大声を上げ、あの娘の名を呼んだこと。

    その頃、毎週末飲みに通った
    川沿いの路地の店で
    夜更けまでケンタッキー・バーボンを飲み
    いつも気まぐれに、もうすでに眠っていたキミに
    酔いの回った勢いで深夜の電話をしてたこと。

    胸をよぎるそんな記憶を
    唄う曲に溶け合わせて弾き語れば
    自ずと歌い方も変わってくる。

    だから、
    カバー曲を歌う時は、思い切り
    自分の記憶を総動員して
    記憶の海の中を泳ぐようにするといいのかもしれない。

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年03月10日 18時27分42秒

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    友だち百人は無理だが、新曲百曲はできるかも?


    偉大なるシンガーソングライターのスピリットに触れてみよう
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    自分には〝友だち〟というものがいないので
    あまり説得力のある説明ができないが、
    知らない歌を楽譜を頼りに覚えてゆくのは
    初めて出会った人が友だちになってゆく過程と
    似ている気がする。

    愛想はけっして悪くないのに
    付き合っているうちに底の浅さがばれてしまうので
    自分には友だちというものができないようだ。
    ※Pho.→Amazonより引用。岡林信康のデビュー作
    69年録音「わたしを断罪せよ」…ラスト10曲目にあの有名な〔友よ〕が入っている。


    今も「友だち」と呼べる人はいない。
    会社や取引先、町内会などの限定した範囲での
    知り合いばかりで、プライベートで
    親しく付き合っている人は皆無。

    父親が子供に向かって
    〝友だちは大事だ。一生付き合える友を持て〟
    なんてドラマのようなことを言うけれど、
    友だちは無理して作るものではないので
    いなければいないで生きる方がかえって気楽だ。

    実際のところ、
    どんなに親しくて、互いに無二の親友だと思ってても
    人がずっと同じ気持ちでいるのは難しく
    生きる環境や運命によって
    互いの絆が失われることもよくある。

    無私の気持ちで長年、「親友」付き合いをしている人たちが
    世の中にはたくさんいることだろう。
    自分に友がいないことを不幸だとも思わない。
    ちっとも、負け惜しみでなく。

    さて、
    最初の話に戻るが、
    聞いたことのない曲を
    弾き語りの楽譜などをたよりに覚えてゆく場合、
    こんなふうにしている。

    手っ取り早いのは、
    「You Tube」をチェックすることだろう。
    かなり古い歌でも、
    けっこうUPされているもので
    ここで、オリジナル音源を聞けば
    知らない歌もたちまち確認できる。

    また、「TUTAYA」のサイトなんかで
    アルバムリストを検索すると、
    イントロから40秒間だけ聞くことができるので
    ここでも曲のおおよそのイメージがつかめる。

    さらに、
    「You Tube」で弾き語りしているひとの
    動画をCHECKすれば、コードの押さえ方や
    実際に弾き語りする時のアレンジ仕方も学べる。

    五線譜やTABを見て最初にするのは、
    楽譜どおりにメロディーを弾きながら一緒に唄うことだ。

    ゆっくりと、
    そして楽譜どおりの正しい音で唄うことを心がけて
    楽譜をなぞっていく。

    これを適当にやってしまうと
    その後、ずっと間違ったメロディで覚えてしまうので
    注意が必要。

    半音の違いで曲のイメージは変わるし
    どうせなら一度は原曲どおりに覚えてから
    適宜、アレンジしていけばいい。

    カバーの場合、
    やたらとアレンジして歌う人がいるが
    あればどうも感心しない。

    微妙な節回しや歌い方の癖などは
    あっても構わないが
    原曲を損なうような歌い方の変化は
    やるべきではない。

    Netを見る前に
    楽譜なぞりの、この作業をやる場合は、
    オリジナルのテンポがわからないので
    とにかくゆっくりと、覚えにくい音の箇所は繰り返し繰り返し
    何度か反芻していくようにしている。

    だいたいのメロディがとれたら、
    今度は、ギターの伴奏をつけてやってみる。
    骨に肉がつくみたいに、曲のイメージが浮かび上がってくる。

    これを三、四回も繰り返すと
    その曲の全体像がだいたいつかめる。

    そのあとに「You Tube」をCHECKして
    自分が練習したものと実際の曲を比較してみると
    すごく近かったり、ちょっと違っていたりして
    その確かめ作業がまたとても面白い。

    こうして新しく覚えた曲の中で、
    いまではとてもお気に入りになったものも多い。

    「70年代フォーク」をライブで弾き語る場合、
    基本的には同じ曲をやらないことにしている。

    ライブごとに演奏する曲はすべて〝初もの〟ばかりだから、
    集めた楽譜から新しく覚える曲の数を
    ある程度ストックしておかねばならない。

    アーチストのバリエーションも必要なので
    NetオークションやNetショップ、古本やリサイクルのサイトを
    こまめに調べて、弾き語り楽譜集めにも余念がない。

    弾き語りに使いたいが、ちょうどよい楽譜が見つからない。
    これは良くあることで、
    当時、あれほどたくさんの楽曲をリリースしていたから
    必ず楽譜集があるはずなのに
    いまだ、見つけられずにいるアーチストも何人かいる。

    ファンの個人的な蔵書からタイトルを見つけて
    検索サイトで地道に調べている。
    廃盤ものなどは、出版社より
    個人所有や古本のレベルに踏み込むので
    もうNetなしには手だてがない。

    いわゆる「ギター弾き語り楽譜」は
    いま、二十冊ほど持っていて
    習い覚えるネタにはこと欠かない。

    中には、
    そのアーチストの「全曲集」ものもあるので、
    そうなると二百曲前後も掲載されているから
    変な話、死ぬまでにすべてを習い覚えることは
    物理的にまず無理だろう。

    よく知っている曲を習うのに比べると
    こうした覚え方は時間がかかる。

    ライブで演奏できるほどまでに歌い込むとなると
    所用時間はさらに二倍、〝ドン!〟てなものだ。

    それでも、
    聞いたことのない曲を自分の持ち歌にできる
    楽しみには大きな魅力がある。

    楽譜が読める人、絶対音感のある人などは
    譜面から曲のイメージが浮かぶだろうが
    ワシの場合、実際にメロディを弾いてみて
    「えー、こんな曲だっのか!」というのはよくあること。

    以前に読んだことのある本を、
    その内容を忘れたまま、図書館で再度借りてしまってがっかり…。
    これと同じで、
    楽譜を弾いてはじめて「あれー、どこかで聞いたことがある…」
    という発見も、その面白さの一つなんだ。

    初対面から付き合いが始まり、
    いくつかの会話を重ねて、次第にその人の
    性格や好みが分かってくる。

    何度か合ううちにすっかりなじんで
    いまではすっかりお気に入りの友だちに…
    ねっ、知り合いを増やすのと未知の曲を習い覚えるのって
    にているでしょう。

    いまさらながら
    〝シンガーソングライター〟は凄いと感心するばかりだ。
    たしかに、ある程度ベースになるメロディーパターンはあるものの
    二百曲、三百曲ものオリジナル曲を作り出せるのだから
    たいした「才能」だ。

    好きな歌い手の曲をじっくりと
    習い覚えるのは、食べたことのない料理を
    ゆっくりと味わうようなもので、
    食べてみて好き嫌いはあるけど
    とにかく一通り、最後まで平らげることは
    そのシンガーソングライターの精神に近づくことだとも言える。

    物真似、歌真似をするわけじゃないから
    覚えた歌を唄えば、それは「私の歌い方」になり、
    「私の感情」が込められるから
    ある意味、オリジナルではない「ワシ・バージョン」になる。

    今年のライブで約80曲の新しい歌を唄うと計算すれば
    すくなくても百曲くらいの新しい歌を覚える必要がある。
    これはこれでけっこうすごい数字だ。

    知らなかった歌を〝百曲〟知る…。

    ♪友だち百人できるかな〜?♪

    実際にはあり得ないような、子供の戯れ歌。
    そう言っちゃあ、身も蓋もないが
    友だちが百人いる人は、それはそれでスゴイけど。

    百人の友だちを作る代わりに
    百曲の曲を覚える。
    それなら、出来そうだ。

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年03月08日 19時14分40秒

    icon

    ♪同じアコギ好きなら弾かなきゃ損、損…


    孤独の旅を続けている押し入れのアコギを日の当たる場所へ。
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    弾かないで、仕舞い込んだままのアコギは
    保存中にどれだけのダメージを受けるのか?
    というお話。

    ある楽器店が、
    新品の輸入アコギ(中級クラス)を
    店頭陳列していて
    特価販売を予定していたが、
    折からの乾燥期に、湿度コントロールの手違いから、
    ネックがそり、弦にびびりが生じ、
    とても商品として販売することが出来なくなってしまった、という。

    普通、ギターを専門に扱う楽器店は
    店内の湿度コントロールには注意をしており
    Martin・Gibsonをはじめとした
    高級機については、とくにガラスケース内に鎮座させるなどして
    他のアコギよりもなお一層の湿度コントロールをしているものだ。

    専門店以外の普通の楽器店やアコギなども扱う
    リサイクルショップでは
    そこまで細心さはなく、日の当たる窓辺に
    ずっと置かれたままというのもザラ。
    そんな状態の〝国産時代のYAMAHA〟なんかを
    発見したなどしようものなら、〝Oh My God!〟と叫び
    店主の無神経さに腹立ちさえ感じてしまう。

    もちろん、
    そんな場面に遭遇すれば、
    ワシなど即、〝値切りのワタシ〟となって
    にわか関西人のごとく、勉強すること再三再四、
    そのアコギの救出に乗り出すことは言うまでもない。

    アコギに価値観を持たない人間にとっては
    それがMartinだろうがGibsonだろうが
    なんも関係ないわけで
    いまこの時も、日本のどこかの
    リサイクルショップの片隅で
    可哀想な「名器」たちが忍び泣いているかもしれない。

    いそげ!
    我が国のアコギ好きたちよ。
    いざ救わん、置き去られた掘り出し物たちを。

    手に入れたのに、弾かなくなって
    押し入れなどにしまったままのアコギは
    「無人の家」と同じく、状態は悪くなるだろう。

    ホコリや汚れ、サビやひび割れはもとより
    ネックの状態やペグの不具合など
    日常的に弾いているアコギに比べて
    当然ながら、傷みは発生する。

    毎日弾き続けることによる
    当てキズや汚れ、アコギ各部の劣化は
    「必要悪」だけど、
    どれほどの名器であっても
    〝弾いてナンボ〟というのが、やはり正しい
    アコギと付き合いだろう。

    アコギを大切に扱うことと
    触らないでほっておくことは違うので
    弾き倒すほどに弾くことが、アコギにとっても弾き手にとっても
    幸せなことだと思う。

    いま、
    ワシの練習場所兼アコギ保管場所は
    もうこれ以上の「新入部員」の入部は認められない。
    つまり、これ以上新しいアコギを置けないのだ。

    今年一年は、
    手持ちのアコギを一本一本、ローテーションで
    弾きこんでゆくことに決めているが
    ケースで保管していない、
    ギタースタンド据え置きのものは
    使用後にボディのから拭きと弦・金属部の拭き取りをして
    白い大きなシーツを頭からすっぽり被せて
    ホコリを除けるように保管している。

    部屋の温度は、
    居間のFFストーブの余熱を装置で家中を循環させているので
    日中の陽の光が入らなくても
    温度20℃前後で、湿度も40%くらいじゃないだろうか。

    素人目には、
    この程度の保管でも、アコギに致命的な傷みが生じる
    ことは無いと思う。

    たとえば、
    楽器店が入店している
    鉄筋造りのビルでは、24時間の換気が行われているとは限らない。
    多くの人の出入りや、場所ごとに生じる温度・湿度の差異が
    少なからずアコギに影響を与えているだろう。

    ギタースタンドを使わずに、
    壁にアコギのヘッド部を立て掛けて
    ストーブやらエアコンやらドアからの風もストレートに影響するような
    部屋に暮らしている人がいて、
    思い立ったらすぐ弾けるように
    手近にアコギがある環境の場合、
    それはそれで、〝弾き倒す〟環境としては悪くはない。

    もしも、
    ワシに専用の10畳ほどの個室が与えられたら
    窓に向かった壁ぎわに、硬めで座高の高い座り心地の良いソファを置く。
    部屋の中央には弾き語り用の椅子と譜面台を設置し、
    その回りをずらりと二十本ほどのアコギで取り囲みたい。

    壁と窓などの開口部には防音施工を施す。
    蛍光灯とは違う原始的な温かみを持つタングステンの灯りを灯し
    北米の自然風景を描いたカントリータッチの絵を掛けて
    ワインと純米酒が数本入るほどの小さな冷蔵庫も置こう。

    世の中のアコギ弾きには、
    人もうらやむような練習場所と
    垂涎の名器を身近において、日々、アコギ三昧の暮らしを 送っている人が
    かならずいるに違いない。

    咥えては集めてきたお気に入りのがらくたを
    自分の小屋に集める犬のごとく、
    秘密めいた手作りツリーハウスにせっせと食糧や趣味の物を
    運び込む子供たちのように、
    ワシは分相応の範囲で、自分なりの「アコギスペース」をこしらえてきた。

    座るなら端っこの席が好き、
    真ん中よりも壁ぎわが好き、
    狭い場所のほうがなぜか落ち着く、
    少し暗いくらいの照明が丁度いい。
    ネクラか?オタクか?

    でも反面で、
    のびのびとした自然のある風景が好きだし、
    夏の日の太陽の下で楽しむバーベキューとビールは最高だと思う。

    ほっこりと身の回りをを真綿で囲まれたような
    場所に〝癒し〟を感じるのは
    山に囲まれた田舎に生まれたからか。

    海よりは山に行きたいと思い、
    開けた海原には開放感よりは不安を募らせてしまう。

    ストーブだけが暖房の暮らしには慣れたけど
    炬燵の中のぬくぬくが恋しいのは
    猫系男の特徴かもしれない。

    またまた、脱線…。
    話を戻そう。

    「シックハウス対策」もあって、改正された建築基準法により
    新しく建てる家には〔24時間換気システム〕の設置が義務づけられた。

    築二十年のワシの家には、
    建てたときから「自動換気システム」が付いている。
    熱交換換気システムなので、
    家内の空気は、排気と給気が同時に行われるため
    結露しにくくなっている。

    高断熱・高気密の家でも
    この換気がうまく機能すれば
    〝アコギ〟にとっても良い保管環境が得られるのだ。

    ハードケースに入れた「湿度調整剤」の
    とてつもなく大きなものが部屋の中にあれば
    湿度が高ければそれを吸い込み
    低ければ湿り気を吐き出してくれるのに…。

    ドアを開け放ち空気の流れを良くし
    ギターの近くには水を入れたコップを置く。
    西日が直撃しないようにレースのカーテンを取り付ける。

    そして何よりも、
    できるだけ毎日、アコギの相手をしてあげること。
    一曲、ワンフレーズでもよいから弾いてあげること。

    弦の響きはブリッジとサウンドホールからボディ全体に伝わり
    アコギ全体を震わせることで
    日に日に、〝熟成〟していく。

    冬は大気が乾燥し、暖房により家の中は
    高温・結露の状態になる。
    梅雨時の高湿度もアコギの保存には気を遣う。

    それでも、
    日の当たらない物置や押し入れの中で
    触らず弾かれず構われないままのアコギは不幸だ。

    もしも、
    そんなアコギがアナタのところにあるならば
    ぜひその孤独の時代に別れを告げさせよう。

    今度の週末には、新しい弦を張って
    思い切り懐かしいあの歌を唄おうよ。

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年03月03日 18時28分11秒

    icon

    創業130年という、老舗米国楽器メーカーを知ってるかい?



    「Washburn J28SDL」というアコギ、その詳細スペック研究
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    【Washburn/ワッシュバーン】とは
    米国の楽器メーカーであり、1883年にイリノイ州シカゴで設立。
    創業から約130年の歴史を持つ老舗だ。

    今年に入ってから、
    あることがきっかけでワシはこの【 Washburn 】を知った。

    まだまだワシの知らないアコギメーカーは多いが、
    130年も歴史があるこのメーカーの情報が
    これまで断片でさえも入って来なかったのは
    なぜなんだろう?

    現在は、東京の〈イシバシ楽器〉が輸入代理店となっている。
    【Washburn】はポール・スタンレーやヌーノ・ベッテンコートが使用していることで
    有名だというが、そのどちらの人のことも、ワシは知らない。

    【Washburn】はエレキが有名だということもあったが、
    ワシが、日頃接していたアコギ関連情報にのってこないような
    メーカーだったのは不思議だ。

    ギターの他に、バンジョー・マンドリン・ウクレレ・シター・オートハープなども製作していて、
    歴史的にもアパラチアンMusicやオールドタイム、ブルーグラス系にも
    強いメーカーのようだ。

    【Washburn】が拠点とするアメリカのイリノイ州は、
    ケンタッキー・テネシー・カンザスなどに隣接し、
    カントリー系のギター弾きやブルースミュージシャンが多いことからも
    【 Washburn 】が古くから、アメリカンミュージックシーンに根ざした
    楽器造りを展開してきたこともうかがえる。

    【Washburn】を知ったきっかけは、
    例によって「Netオークション」。

    いつもの出品アコギ検索で
    【Oscar Schmidt】というブランドのアコギを偶然見つけて、
    落札に至るまでの間に、あれこれと
    当然のように、このアコギに関する周辺情報を調べてみた。

    早い話が、
    この【Oscar Schmidt】というのが
    【Washburn】という老舗メーカーの
    アコースティック系ブランドであったのだ。

    落札した【Oscar Schmidt】そのものは
    アコギとしては、さして掘り出し物の一本というのではなく、
    弾きやすさも、音質もいまひとつ。
    今は、少しでも弾きやすくしようと、せめて弦高を微調整してみようと思案中。

    Oscar〜の本家とも言うべき
    【Washburn】についてNetであれこれ調べを進めてゆくと、
    Netショップ上にもかなり流通していて、
    さらに、試しにNetオークションで検索をかけてみると、
    ヒットするものがあり、需要も供給もそこそこあるのが分かった。

    結局、
    Netショップ上から調べた、ある楽器店に的を絞り、
    店頭在庫品情報や購入に伴う特典の有無について
    店側とあれこれと交渉をつづけ、
    先月ようやく、これは、という一本の入手に至った。

    今回は、
    新たに入手したこの【Washburn】のアコギについて
    書いてみたい。
    ※Pho.→Washburn J28SDL (イシバシ楽器店HPより引用)

    まずは、このアコギのスペック紹介から。
    ■型番
    【Washburn J28SDL NT】
    Jは「ジャンボタイプ」のこと。
     ⇒Body Type→Country JumboSDLが何を示すかは未解明。
    NTは、ご存じボディの色で、ナチュラルカラーのこと。

    Solid spruce top
     ⇒トップ材として一般的なのがスプルースだが、
    産地によってさまざまなスプルースがある。
    シトカ・スプルース、イングルマン・スプルース、ジャーマン・スプルースが有名。
    とりあえずこのアコギは単板のスプルースである。

    Quilted maple sides and back
     ⇒普通のメイプル材とは異なり、〝ウロコ状のような〟特徴ある
    「杢目」が美しいメイプル材を使用。
    「縮杢」ともいうらしい。
    サイド&バックのこの木目が珍しさが気を惹いた。※冒頭のPho.参照

     ⇒メイプル材は、ローズウッドやマホガニーに比べ
     音の立ち上がりが早く、カラリとした音色が特徴だとか。
     メイプル材のアコギを持つのは今回初めてなので、
    この特徴については弾きこんでいくとはっきりしてくるだろう。

    Maple 3-piece neck with trussrod
     ⇒ネックもメイプル材。3ピースということは
    ジョイント部が2箇所あるということだ。
      ※良いアコギだと、1ピースの用材をハンドクラフトで
      職人が絶妙なカーブで削り出すらしい。

    Tortoise shell pick-guard
     ⇒通常よりも厚めの鼈甲柄タイプを採用していて、豪華さをアピールしている。

    Signature black and white top binding
    Rosewood headstock veneer
     ⇒ヘッドストックにもローズウッド材が貼り付けられている。
    Neck and headstock binding
     ⇒ネックとヘッドストックには ivoroid のバインディングが巻かれている。

    Rosewood fingerboard and butterfly bridge
     ⇒指板とブリッジはともにローズウッド。かつブリッジが
     独特なバタフライ型なのが面白い。
     →MARTINのドレットノートのような完成されたブリッジの形以外に
      個性的な形状のブリッジを採用したメーカーも多い。
      ヘッドストックやブリッジ、あるいはピックガードの形の違いで
      アコギのブランドを推測することができるよね。

    Exclusive gold Grover 18:1 gear ratio tuners with ebonite buttons
     ⇒Groverのゴールドペグ(Exclusive=高級な、の意)であり、
    ボタン(ペグの回すところ)がエボナイトという材質。
    EastmanのAC800シリーズのような、天然エボニー製のボタンではなく
    人工エボニーということなのだろうか。

    触った感じは天然木のような感じもするが、
    金属製よりずっとさらりとした感触で心地良い。
     ⇒さらに、ペグのギア比の18:1とは、「
    ギアが18回転してペグが1回転 する」
    という意味で、このギア比が高いほど、精度の高いチューニングが期待できるという。
      ペグの裏側に〈Grover〉の文字と、〈18:1〉の表示がはっきり明記。

    Abalone rosette inlay
     ⇒サウンドホール回りはアバロンインレイ。ヘッドストックのロゴインレイはブランドロゴ+デザイン処理で、実に派手かつ豪華で、いかに〝アメリカン〟なイメージ。

    Saddle&Nut TUSQ
     ⇒サドルとナットは〔TUSQ製〕。タスクとは〈人工象牙〉のこと。
    象牙のアイボリー色とは異なり、薄い灰緑色をしている。
    →ナットとサドルは硬い材質ほど弦に対する抵抗力が弱く、残響があり、音に伸びがあり、高音が出るといわれている。

    〔↓以下、TUSQについて書かれたサイトからの引用〕
     ⇒TUSQは、象牙や骨材で現れる不協音を伴わないリッチな音色とサステインが特色。弦からボディへ効率的で適切な周波数を伝えるようにデザインされている。

    それにより、デリケートな高音と大きく開放的な低音を生み出す。
    サウンド・デザインともに合成樹脂(Micata やCorian)よりはるかに優れているらしい。
    ※たしかに、Washburn の低音弦を弾くと、ヘッドにもしっかりと音が伝わっているのが分かる。

     ⇒さらに、サドルは各弦ごとに最適のピッチが得られるように、
     それぞれの弦の接触面が微妙な形状に削られていて
     これまた、理想的な響きに一役買っているようだ。

    Nut 43 mm
     ⇒インチをセンチ換算しているので
    実測すると43 mmよりわずかに細く、
    かつネック厚も手の小さなワシにはとても握りやすい厚さとなっている。
    ※実際に実物を試奏できないNetショップでの購入では、案外このネックの握り具合が、現物到着後の当たり外れを決定する場合がある。
     
     ⇒同じナット幅でも、ネックの厚さが違うと、
    弾きやすさは格段に違う。たとえば、〔Taylor〕なんかが自分にはちょうどいい。
     ネックシェイプ=ネックの形状にはいくつかのパターンがある。
    無骨な半円型、U型ネック、V型など…、自分の手の平の大きさや指の長さ、あるいは、よく使う演奏スタイルによって選択するが、
    こればかりは数値だけでは判断できず、やはり実際に握ってみてのフィット感で確かめるのが一番。

     ⇒とはいえ、通販でしか入手できないアコギを検討する場合は、
    実際は成り行き任せになってしまうのは仕方ない。

    String length 645 mm
     ⇒YAMAHA Lシリーズのようなフルスケール650 mmよりは5mm 短いが、
    インチ単位の輸入アコギはみんなこれくらいの弦長のようだ。

    String pitch 6th-12F 2.8 mm 1st-12F 2.4 mm
     ⇒メーカー出荷時の弦高設定値を示すタグが付いていて、
    6弦・1弦の1フレットと12フレットでの弦高が明記されていた。

    6弦の12フレットで2.7〜2.8 mm の弦高は
    MARTINなども、出荷時の弦高設定値はほぼこれくらいだと聞いたことがある。可能なら、サドルをあと0.3 mm ほど削りたいところだ。
    →低ければいいってものじゃないが、
    弦がびびることない範囲で、もっとも弾きやすい低さの弦高に
    設定できているアコギが結局は一番良い。

    Body wide 17 inch ( 43.18 mm)
     ⇒ジャンボタイプは17インチが多い。
     かの、John Denverは70年代に
     18インチワイドの〈GUILD  カスタムジャンボ〉を弾いていた。
     →一般的には、16インチくらいが抱えやすくていいが、
     ジャンボサイズのアコギの豊かな音量はやはり魅力だ。

    Buzz Feiten Tuning System(TM)搭載
     ⇒「バズ フェイトイン チューニングシステム」というのは、
    米国のバズ フェイトイン社が1992年に発表した精度の高い
    チューニングシステムだ。
     ⇒通常、ギターのチューニングは完全には合わないといわれている。
    どんな高級ギターにも多少のフレット音痴やチューニングの誤差がある。
    このシステムは独自の公式より、ゼロフレット位置とサドル位置を割り出し、より積極的にチューニングを合わせるシステムなのだそうだ。

    Case: GC72 Hard Case Included
     ⇒同時並行して検討していた別の店では、GIG-BAG付属という店もあったがやはりハードケースの方がいいに決まっている。
    〈GUILD F50-R〉に付属してきたデラックスタイプには及ばないが
    Washburn専用のハードケースが付属した。高いアコギはハードケースで保管したい。

    到着後、さっそく大好きな〝ココナッツ・バニラ〟の香りがする湿度調整剤を入れた。

    Made in China
     ⇒いまや中国のアコギ工場の存在なしにはワシら日本の
      アコギ好きたちは、米国・日本の有名ブランドアコギを
      リーズナブル価格では入手できなくなった。

     ただ、アコギに限らず、ワシの中には〝made in china〟に対して
     いまだ絶対的な信頼感は、正直持てていない。

     日本や米国のメーカーの技術指導や製品管理がどの程度のレベル
     で実行されているかにもよるが、
     ローコストとクオリティがどこまで両立できているのか、不安はある。

     最近は、Chinaよりはインドネシアやベトナムのほうが
     優れた技術を持っているという話も聞く。

    必ずしも、米国国内あるいは日本国内で造られた
    アコギ全てが素晴らしいという訳でもない。

    優秀で誠実な工房から実にリーズナブルで
    かつ精度の高い製品が出荷されているのも事実だろう。

     〔K.Yairi〕や〔ASTURIAS〕のような、〔完全国産ハンドクラフトアコギ〕には信頼感と憧れがあるものの、
    いかんせんある程度のスペックのものを選ぼうとした場合、
    価格において、新品のMARTINやTaylorとおっつかっつだったりして、
    比較検討するとき、あくまで国産アコギにこだわるか米国本国以外で製造されたメジャーブランドアコギを選ぶべきか、とても悩んだりしませんか?

    今回書いていることと矛盾するが、
    どれだけ最適なスペックを持つアコギでも、
    製作を担当する工房の技術次第で、
    そのアコギが価格以上だったり、あるいは価格以下のダメ製品だったり、
    個体差によるアタリハズレさえも生じてしまう。

    アコギ本体がまったく同じレベルの完成度であっても
    弦・チューナー・サドルやナット…などを変更するだけで
    音がまったく違ってくるからこそ
    こだわりる人はあれこれと試すのだろう。

    ワシのような、
    アコギ遍歴の少ない人間であっても、
    一本一本のアコギがこうも違うのに、いまさらながら驚いてしまう。

    今期は、
    すでにUSED2本、新品1本を入手してしまったので
    この先、(保管スペースの限界もあって)
    さらに別なブランドのアコギを検討できるかどうか…??状態。

    アコギに向かうことのできる限られた時間の中で
    優先順位をどうつけていくか。
    切り捨てなければならない事は多い。

    いま在るものに満足できない者は
    墓場の中でも不満を抱いたまま眠らなきゃならない。

    もっと美人で性格のいい女がどこかにいるはずだ。
    そう言っているうちに、もはや相手の方がおまえを相手にしなくなる。

    余計なことは考えず、
    ただ、ひたすらに弾き語りに立ち向かうことが肝心だ。

    しかし、
    アコギ好きに生まれたからには、
    身体が言うことを利く間には、店頭での試奏も含めて
    可能な限り、1ブランドでも多くのアコギを弾きたい。
    正直、そう思わずにはいられないほど
    〝アコギな世界〟は深くて広い。



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