読売新聞より↓
http://news.biglobe.ne.jp/animal/868/ym_091118_8683569699.html

兵庫県警は、鑑識課の警察犬「ガリバーオブスーパークリーク号」（シェパード、オス５歳）が伊丹市で１０月にあった殺人未遂事件の解決に貢献したとして、一緒に出動した同課の横野雅彦警部補と小嶋一浩巡査部長に本部長賞を贈った。

ガリバー号は２００７年９月から同課の直轄警察犬。横野警部補と小嶋巡査部長が訓練を担当してきた。
これまで１２０回に及ぶ出動のうち、８８回にわたり犯罪摘発や行方不明の発見で成果を上げている。

殺人未遂容疑者を発見

事件は１０月２３日夜、伊丹市千僧の建設会社の従業員寮で発生。建設作業員（６９）が同僚の首をカッターナイフで切りつけ、逃走した。
現場に到着したガリバー号は、作業員の遺留品のにおいをかいで追跡を開始。
何度も立ち止まって周囲のにおいを確認し、約５分後、現場から２０メートル離れた用水路内に隠れていた作業員を発見、殺人未遂容疑の逮捕につながった。

表彰式では、大勢に囲まれてちょっと興奮気味のガリバー号だったが、北村滋本部長から頭をなでられると、愛くるしい表情を見せていた。