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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年09月30日 07時14分24秒

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    人間はいかに形成されるか (18)

     大人は、原罪なぞは神話として片づけてしまうであろうから、それによって影響されることは考えられない。
     キリスト教では日曜毎に礼拝やミサのために教会に通って、説教を聴き、賛美歌を歌うことになっているが、それを守っている教徒はどのくらいいるのか。その比率は次第に低下しているのであろう。
     また、カソリックでは、教徒は懺悔を義務つけられることになっているが、懺悔をすることによって、自己反省の機会にはなるであろうが、これが行動規制にどれほど効果があるのかは疑問である。
     懺悔が習慣化すれば、通過儀礼化してしまい、形骸化する可能性があるからである。
     しかし、敬虔なキリスト教徒は、目つきも優しく、温厚で、好い人が多いから、そういう人は、キリスト教の信仰がパ-ソナリティの影響を受けている人なのであろう。しかし、そういう人は、毎週教会に通う人の極く一部であり、多くの人は、信仰のためというより、知人との交際の場として利用しているように思われる。
     イスラム教ではどうであろうか。

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年09月29日 09時25分11秒

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    人間はいかに形成されるか (17)

     これは宗教的な教化ではなく、雑念を払って、無我の境地近づくことによって、精神の純化、修養を行い、気持ちを静める脳波であるα波を増やすことで心を安定させる一種の精神療法であると考えるのが妥当であろう。
     この禅を継続的にやれば、自律神経の働きが強まり、穏やかナパ-ソナリティの形成にプラスするかも知れない。
     キリスト教では、「原罪思想」があるから大分違うという。
     人間は、生まれながらにして罪深い存在であるとされていのだ。
     日本ではそういう考え方はない。日本では子どもは4,5才までは純真無垢で何の穢れもないと考えられている。そのほうが正しいと思う。それがだんだん知恵がつき、欲が出てくると、心が世俗に染められてくるのである。
     赤ん坊から罪を背負っているなどという考えはばかげている。
     そんな原罪思想は子どもには理解できないし、だから神にお許しを請いなさい、お祈りをしなさいと言われても、分かろうはずがないのである。
     

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年09月28日 07時36分32秒

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    人間はいかに形成されるか  (16)

     こういう社会では、皆に伍してやってゆくためには、自己主張、自己顕示が必須の条件であるから、日本人の留学生もその習慣に従わざるを得なくなるのであろう。
     このようなパ-ソナリティの変化は、日本に帰国しても抜けないのである。
    ・人間形成における宗教の影響
     日本人は殆どか仏教徒ということになってはいるが、お寺との付合いは、葬式と法事くらいで、実態は、仏教信仰はゼロ、無宗教である。
     だから,仏教が日本人のパ-ソナリティ形成に影響することは殆どない。せいぜい子どもの頃、おばあさんから聞かされた、地獄、極楽の話くらいで、悪いことをすれば閻魔様に舌を抜かれ、地獄に落とされると信じるくらいのものであろう。それはパソナリティの形成とは関係ないことではある。
     仏教行事のなかで、影響があるとすれば、座禅くらいであろう。座禅には説教や法話があるわけではなく、作法と心得を教えてもらって、座って、無念無想の境地に浸ることである。

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年09月27日 09時33分48秒

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    人間はいかに形成されるか (15)

     大学の教育も、一般の講義は、専門性は高くはなるが、パ-ソナリティの形成には影響を与えるものではない。影響を与えるのは、学生がこれと思った教授のもとに集まるゼミナ-ルであろう。
     ゼミナ-ルでは、教授を慕って集まる小グル-プだから、双方向の活発な対話ができるし、教授の自宅にお伺いして、人格的な陶冶も受けられるからである。
     大学生にもなれば、思考能力高まっているし、理論的な判断力もついてくるから、自分と性が合い、敬愛する教授からのゼミナ-ルでの学生のパ-ソナリティ形成への影響力は大きいものがあると考えられる。
     いま一つ人間形成に影響を与えるものとして留学がある。
     とりわけ、アメリカ留学の経験者は、自己主張、自己顕示が強くなる傾向が顕著にみられる。
     アメリカのような、厳しい競争社会では、謙虚さなどは美徳どころではなく、自己主張をしない者は、蚊帳の外に放り出され、相手にされなくなのである。

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年09月26日 07時17分35秒

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    人間はいかに形成されるか (14)

     ところで、先に述べた、小,中、高における「いじめ」の問題について考えてみよう。
     いじめは、いじめの標的になるほうも、いじめる加害者も、それを傍観しているほうも、いずれもが、パ-ソナリティを傷つけることになのだ。
     いじめの被害者は、追い詰められて自殺にまでは至らなくても、心に大きな傷を受けて、不登校、人間不信、引きこもり、うつ病になったりする者が多い。
     いじめの加害者も、それがふざけ半分の遊びのつもりであったとしても、何の無落ち度ない人を苦しめた悔いは生涯残るであろうし、いじめという事実を知りながら、自分が標的にされることを恐れて助けの手を差し伸べられず、ただ傍観していた者も、そんな自分を一生涯恥じることになるであろう。
     このように、いじめは、パ-ソナリティを大きく損なう要因になるのである。

     

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年09月25日 06時58分27秒

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    人間はいかに形成されるか (13)

    ・学校教育と人間形成
     小学校から高校までの学校教育は、いわゆる、読み、書き、そろばんを中心とする一般的な基礎知識教育であるから、それ自体がパ-ソナリティの形成を左右するというものではない。
     但し、古くから問題視されている、学校生活のなかでの「いじめ」があれば別であるが、これは後に論じることにしょう。
     また、先生の人間性がパ-ソナリティの形成に大きく影響するとこもないと思う。
     むしろ、思春期に差し掛かった高校時代の遊び仲間の如何による影響のほうが大きいと思われる。
     この年代は、大人の真似をしたがったり、校則に違反したり、悪ぶることが格好良いと思う、反抗期年代だから、法に触れるようなことさえなければ、喫煙くらいは放っておけばよいと思う。
     多感な時期であり、その年代の交友は、一番ざっくばらん、遠慮も会釈もないない付き合いだから、その赤裸々な交友体験がパ-ソナリティ形成に何らかの影響を与えないことはあり得ないであろうと思うのである。

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年09月24日 08時09分38秒

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    人間はいかに形成されるか (12)

     戦後、日本が民主主義化されてから、熱烈な反戦主義者になった人たちも、戦中は特攻隊要員として出撃命令を待って待機していた人が少なくないという事実をみても、国家、社会環境による教育のパ-ソナイティ教育に対する影響の大きさが分かるのである。
     2012年秋に起こった、尖閣諸島をめぐる中国各地の狂気の反日暴動デモも、現在の30歳、40歳代に対する少年時代の激しい反日教育、ナショナリズム教育が遠因になっていることは明らかである。
     判断力、批判力が未熟で、訓えられたことをすんなり受け入れてしまう少年世代に対する、国家、社会的背景に基づく教育は、極めて大きな影響力を及ぼすのである。
     問題は、それらの国家、社会教育の効果持続性である。イデオロギ-教育のようなものは、そのイデオロギ-が否定されると、その教育効果はすぐに解消されてしまう。ソ連圏の共産主義も、日本の軍国主義もそうであった。こりゃダメだ、といいう判断も早いのである。しかし、植民地支配や過去の被侵略などの怨念に基づくナショナリズム教育の効果は生涯持続される。恨み骨髄に達するような過激な教育をされるから骨身に浸透してしまうのであろう。

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年09月23日 08時25分50秒

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    人間はいかに形成されか (11)

     家風とは、家のム-ドである。学者の家のような学問的な雰囲気、マ-ジャンなど遊び好きな家、「箸がころんでも可笑しい」と言われる若い姉妹が多く、笑いの多い家庭、男兄弟ばかりの家庭、仕事の関係で父親がいつもいない家庭、音楽好きの家庭、親が共働きで家にいない家庭、それぞれに、子どものパ-ソナリティ形成に影響を与えるであろう。
     その影響は、子どものよってそれぞれ受け取り方、感受性が違うから、こうであれば、子どものバ-ソナリティが必ずこうなるというほどの直線的な影響関係ではないが、無関係でない。
     愛情をもって、親が「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやる」その方向とさじ加減が、家庭内教育の要諦であろう。
    2国家、社会環境とその影響
     戦前、戦中の軍国主義時代には、ほとんどすべての青少年が、軍国少年、軍国青年となっていた。これは幼児期からの軍国主義教育が徹底されていた関係であることは言うまでもあるまい。
      

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年09月22日 07時21分21秒

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    人間はいかに形成されるか (10)

    ・環境と人間形成
     この双生児法では、環境は同じであるから、環境がパ-ソナリティに与える影響は分からないが、経験的に考えても、環境が人間形成に与える影響は大きいと思われる。
     人間形成に影響を与える環境といっても、いろいろあるが、一番身近な環境は、家庭環境であろう。
    1家庭環境とその影響
     家庭環境は、家風、家族構成、兄弟姉妹の有無と数、本人の順位、家の貧富、躾、作法など親の教育の仕方、その生活慣習などがある。
     家の経済力が豊かであれば、家庭教師をつけたり、塾に通わせたりなど教育条件は良くなるであろうが、「家、貧にして孝子いず」という諺があるように、家族の絆の強さという面では、貧乏な家のほうが強いことは事実である。親の苦労を身近に感じる機会が多いからであろう。
     また、兄弟姉妹の数が多いほうが、一人っ子よりも対人関係の習熟が早くなるということも事実である。喧嘩や競争によって鍛えられるからであろう。 

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年09月20日 07時15分13秒

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    人間はいかに形成されるか (9)

     人のパ-スナリティを決定するのは、生まれ、すなわち「遺伝要因」か、育ち、すなわち「環境要因」かという論争に新しい視点を齎してくれる仮説が登場した。
     これは、「双生児法」での研究や実際調査から、遺伝も環境も同じである一卵性双生児でも、二人のパ-スナリティが違っていという事実をふまえて、その謎を解明するための仮説である。
     それは「ジャンプする遺伝子」説である。
     このジャンプす遺伝子は、自身の複製を造り出してはゲノム内の別の領域に挿入するという作用を行なうというのである。
     この遺伝子の移動は母体の胎内にある胎児の脳でも、成人の脳でも起きており、能の性質に差を齎している可能性があるというのである。
     この説が正しければ、二卵性双生児であっても、二人のパ-ソナリティが違う理由の説明がつくわけである。
     しかし、このことは、環境がパ-ソナリティ形成の要因となることを否定することにはならない。

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