cucciolaさん、

＞私は夫と結婚式を挙げた翌日に、彼の出張についてモデナに行ったことがあるんです。
新婚旅行兼出張とは、仕事熱心なご主人に頭が下がります。

最近、イタリア人から「ニーハオ」と声をかけられることが多くなりました。
私は、外国に行くや否や国粋主義者に変身するので、日本の悪口を言われたり、韓国人や中国人と間違えられるとむっとします。

暑いにもかかわらず、屋外の席で食事するのが好きな人が大勢います。イタリア人って、暑さに強いなあ、といつも感心します。
気温38度、39度は日陰の席でも同じ温度（当たり前ですが）ですから、チョット理解し難いのです。

シニョレッリさん、

私は夫と結婚式を挙げた翌日に、彼の出張についてモデナに行ったことがあるんです。
一人でこの美術館を訪れましたが、小学生たちがぞろぞろ入ってきて、私を見つけて「あ、中国人がいる！」と指を指されたのを思い出しました。

デステ家の宮殿は当時非公開だったんですが、モデナもこじんまりした典型的なエミーリア・ロマーニャの町、という感じです。
坂道がないのは散策にはありがたいですが、本当に暑そうです。写真を見ているだけでそれが伝わってきます。

cokemomoさん、お早うございます！

コメント、有難うございます。

美術館、博物館、教会などに行けば写真を撮りますが、写真を撮ることと鑑賞は両立しません。
写真を撮るのは忘備のためなんです。それと、初めて行く美術館や教会の場合、予めネットなどで調べますが、主な作品は大体分かりますが、他にどんな作品があるのか分からず、それが困るのです。
私のような人がいるかも知れない、だったら、私が写真を撮ってきて全作品の作品画像を載せれば、他の人に資するかも知れない、そんなことを思いながらやってます。
でも、cokemomoさんの仰るように疲れます。疲れて鑑賞どころではなくなります。

教会によくパンフレットや絵葉書などが置いてあります。値段が付けられている場合もありますが、そうでない場合、大体の目安となる金額を置いてくるようにしています。蝋燭を点けたのは数えるほどすくないです。

イスラム原理主義者たちによる、貴重な文化遺産破壊を見れば、大英博物館やルーブル美術館などの展示も意義あると思うようになりつつある昨今なので、cokemomoさんが仰る「悩ましいです」は全く同感です。

シニョレッリさん、みなさま、こんにちは。

ヨーロッパは大変な暑さに見舞われているようですね。どうぞ体調にはくれぐれもご注意くださいますように。
こちらは（関東地方）気温はさほどでもないけれど、ものすごい湿気です。

イタリアから話が少しずれるのですが、ゴールデンウィークにトルコのボアズカレ・アンカラと行ってきて、アナトリア文明博物館が写真OKだったので、大喜びでたくさん写真を撮ったのです。
「これは好き」と思えばパチリ。そばにあるキャプションをパチリ。細工が素晴らしいものは寄ってパチリ。後ろにまわってパチリ。下の方からパチリ。
大きく３つに分かれた展示のうちの一つで２時間ほどそれを繰り返したら疲労憊・・・残り２部門はさらっとしか見学できませんでした。背中も腰もバキバキいって、頭はぼーっとして。
そして、シニョレッリさんのサークルを思い出して、ほぼ毎日楽しんで見せて頂いてる写真１枚がどんなに貴重なものか改めて感じたのでした。
いつもありがとうございます。


＞教会には蝋燭が置いてある場所が必ずあるので、そこにコインを置くことにしてます

私も、「本当にいいものを見せてもらえた」「これがなくなったりしないで欲しい」と思うとき蝋燭を買う（？）ことにしています。
私の場合はまさに貧者の一灯？

ところで、ヒッタイト文明のもと作られた金属製の小さなフィギュアを見ながら、アナトリア文明博物館にあるものより大英博物館にあったものの方が断然いいものだと、素人ながら思いました・・・返してやってくださーーい。
反面、政情の安定しない地域で貴重な芸術品や遺跡や資料がどんどん破壊されているのを思ったり、今はとても旅行できない地域の出土品を見ることはできると思うと、やはり一定の存在価値はあるのかと思ったり。
悩ましいです。

ぐら姐さん、

コメント、有難うございます。

＞数人の画家の特徴というか、作風というか、描きぶりというか、
そういうものを感じ取ることができるようになりました。

それは良かったですね。
繰り返し観たり、数多くの作品を観れば、それが何十人に、そのうちに百人以上になると思います。

nasakuraさん、お早うございます！

コメント、有難うございます。

4，5日前から猛暑日が続いてます。今、ボローニャですが、週間天気予報に拠れば、最高気温が今日は35度、明日から37度が続くそうです。
日中は涼しい所を選んで行ってますが、それでも正直なところ夏バテ気味です。あと５晩なので、何とか頑張ります。

美術の方ですが、中途半端にも拘らずお褒めに与り恐縮至極です。もっと系統立ててやりたいのですが、持ち前の横道に逸れる癖が出てしまい、中々うまく行きません。

お布施ですが、お布施箱がない場合、教会には蝋燭が置いてある場所が必ずあるので、そこにコインを置くことにしてます。

nasakuraさん、

＞シニョレッリさんの背中ごしに
焦点を定めて鑑賞しているような気持ちになれます、ありがとうございます。

まったく同感です。
町歩き、教会、美術館、傑作選、きちんと整理されていて、
いったんここで見て、読んでいても全部頭には入らないのですが、
一度見ると記憶の片隅に残っていて、
後になって自分が訪ねるまちの教会や美術館の見どころなどを検索して
再度勉強することができて本当にありがたいと思っています。

このサークルで見ていなかったら、
ボローニャの国立美術館には行かなかったかもしれないし
入館したとしても、あんなにじっくりと見てくることはなかったと思います。
あの美術館を見たので、このモデナのエステンセ美術館の写真の絵を
一目見てグイード･レーニ？と分かるぐらい、
数人の画家の特徴というか、作風というか、描きぶりというか、
そういうものを感じ取ることができるようになりました。

シニョレッリさんの帰国後のトピックスが楽しみですね。

すべて廻れた満足感が伝わってくるようです。よかったです。
それにしても暑そうですね、体調には留意くださいね。

これまでなんとなく眺めていた美術。シニョレッリさんの背中ごしに
焦点を定めて鑑賞しているような気持ちになれます、ありがとうございます。
（アトリブートという言葉もここで初めて知った私です）
時代をしぼられているのも、私にはありがたいです。

「イタリア経済回復に資するため、イタリア産物品を購入しましょう。
イタリアに旅行して、イタリアでお金を使いましょう。」
シニョレッリさんのこの提言に賛同します。

この前、小さな教会にお布施offertaしようとして入れる場所がなく困りました。
シニョレッリさんはそういうとき、どこにおいていますか？
たとえ微々たるものでも修復代の足しになれば、と思っているのですが。

最後に、私も盗られたものはあるべき場所に戻してほしい、
そう切に思います。

（‥実はさきほど欧州旅行から帰った友達に彫像の絵葉書をもらいました。
ルーブルだったので「どこからの盗品かな？」とついつぶやいてしまって。
さすがタカ派の友人「どこのだった？」
と一緒に覗き込んでくれ事なきを得ましたが気を付けます。）