「Ｃ大阪、仙台など勝つ」
　Ｊリーグ２部（Ｊ２）は２９日、第５節第１日の５試合が行われ、横浜Ｃが水戸と２－２で引き分け、岐阜を破ったＣ大阪、草津を下した仙台に勝ち点９で並ばれた。
　勝ち点１０で首位の広島は今節試合がない。
　（時事通信）

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2008年3月29日
大阪長居スタジアム

セレッソ大阪　１－０　ＦＣ岐阜

＜監督コメント＞
今日の勝利を嬉しく思います｡
岐阜のフィジカルの強さ､激しいタフなゲームの中で結果を出せたことが嬉しい｡
岐阜は最後の最後まであきらめずに戦ういいチームでした｡
香川は代表の試合から中１日でしたが､90分間良く走りまずまずのプレーをしてくれました｡
後半26分にカレカに代え江添を入れたのは､攻守にわたっての修正をしたかったからです｡
一つは､岐阜がどんどんクロスボールを入れてきたので､それに対応する守備のため｡
もう一つは古橋､香川､柿谷をスリートップ気味にし､彼らのスピードを生かして追加点を狙いにいきました｡
３月の５試合を終え３勝２敗ですが､正直もっと勝ち点を積み上げたかった｡
まだまだ不安定なところがあるので修正していきたいと思います｡

「Ｃ大阪連敗止めた！デカも守った」
　Ｃ大阪が２－１で仙台に競り勝ち、連敗を２で止めた。
　前半１２分、ＭＦアレー（２２）のミドルシュートで先制。
　後半２５分に同点に追いつかれたが、同３６分にＭＦジェルマーノ（２７）が勝ち越しゴールを決めた。
　ＤＦ尾亦弘友希（２４）が右太もも裏を負傷し退場するアクシデントを全員守備で守りきり、ホーム初勝利を飾った。

　Ｃ大阪が“数的不利”を乗り越え、３試合ぶりの勝利をつかんだ。
　後半３６分に勝ち越したが、同時にＤＦ尾亦が右太もも裏を痛め退くピンチ。
　だが、ＦＷ森島康はリードを守りきるために攻撃を控え、ボールキープを心がけた。
　ＭＦ香川は左サイドバック（ＳＢ）に下がり、守備に専念。
　レビークルピ監督は「全員、気持ちが入っていた」と選手を褒めた。
　ＧＫ相沢は「チーム全体で守りきろうと目標が明確になったのが良かった」と振り返る。
　昨季は開幕３連敗が響きＪ１昇格を逃したが、今季は連敗を止めた。
　「一戦、一戦をしっかり戦いたい」とＤＦ前田主将。
　３年ぶりのＪ１復帰へ、Ｃ大阪がトンネルを１つ抜け、反撃態勢を整えた。
　（日刊スポーツ）

「Ｃ大阪、今季ホーム初勝利！香川“イキのいい動き”で貢献！」
　Ｃ大阪が２－１で仙台を下して今季ホーム初勝利。
　Ｕ－２３日本代表・反町康治監督（４４）が視察する中、ＭＦ香川慎司（１９）が縦横無尽のプレーをみせ、２７日の同代表・アンゴラ代表戦（国立）に弾みをつけた。
　◇
　Ｃ大阪のＭＦ香川は得点には絡まなかったものの、イキのいい動きでホーム初勝利に貢献。
　「チームが勝てたことがうれしいですね」とはにかんだ。
　視察したＵ－２３日本代表・反町監督も「あれぐらいの力を出せれば十分。独特のリズムも持っている」と高く評価。
　次は日の丸を背負っての戦い。
　「気持ちよく代表に行きたい」と、２４日からのＵ－２３代表合宿に気合を入れていた。
　（サンケイスポーツ）

「Ｃ大阪連敗２で止める」
　Ｃ大阪が仙台に２－１で競り勝ち、連敗を２で止めた。
　前半１２分、ＭＦ香川真司（１９）のパスを受けたＭＦアレー（２２）が右足のミドルシュートを決めて先制。
　後半２５分、セットプレーから同点に追いつかれるが、同３６分にＭＦジェルマーノ（２７）が勝ち越しゴールを決めた。
　今季のホーム初勝利を飾り、主将のＤＦ前田和哉（２５）は「苦しい試合をものにできてよかった」と振り返った。
　ＧＫ相沢貴志（２６）は「チーム全体が落ち着いていた。連敗しても雰囲気は悪くなかった」と胸を張った。
　（日刊スポーツ）

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2008年3月23日
大阪長居スタジアム

セレッソ大阪　２－１　ベガルタ仙台

＜監督コメント＞
前半は､非常にいいゲーム内容だった｡
　多くのチャンスも作れたし､シュートも打てた｡
　選手たちが持っているものを存分に出せたゲームだったと思う｡
　後半は流れが変わってしまったが､やはり90分間安定して戦えるようにならないといけない｡
　一人少ない中でも､みんな気持ちが入っていたことが勝利につながったと思う｡
　昇格争いの直接ライバルに､ホーム長居で勝てたことが一番嬉しいです｡
　来週もホームでゲームがあるので､ぜひ応援してください｡
　またホームで喜びを分かち合いましょう｡

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2008年3月20日
ベストアメニティスタジアム

サガン鳥栖　１－０　セレッソ大阪

＜監督コメント＞
　残念ながら勝つことが出来ませんでしたが､サガン鳥栖さんの素晴らしいゴールにやられました｡
　しかし､セレッソは負ける内容ではなかったと思います｡
　たくさんチャンスを作れましたし､あとは精度を高めなければ勝てない｡
　カレカやアレーを含めて､5,6くらいはチャンスを作れたので､あとはフィニッシュの精度を上げていきます｡
　遠くまで応援に来てくれたサポーターの皆様には本当に申し訳ない結果でしたが､すぐにホーム長居で仙台戦があるので必ず勝利できように切り替えてやっていきます｡
　長居でも熱い応援をよろしくお願いします｡

「Ｃ大阪は山形に完敗「バラバラ」」
　Ｃ大阪が山形に１－３で完敗した。
　１点を追う前半２９分、右ひざ痛から復帰したエースＦＷ古橋達弥（２７）が今季初ゴールとなる同点弾を決めたが、同４３分にオウンゴールで勝ち越し点を献上。
　後半１７分に追加点を奪われリードを広げられた。
　後半２３分にＦＷ森島康仁（２０）とＭＦ浜田武（２５）を投入し反撃したが、ゴールを奪うことはできなかった。
　主将のＤＦ前田和哉（２５）は「全体がバラバラだった。修正しないといけない。上に行くためには連敗しないことが重要」と言い聞かせていた。
　（日刊スポーツ）

「モンテ１勝　小林監督、古巣から勝ち点３」
　モンテディオ山形がアウェーでＣ大阪を３―１で下し、今季初勝利を挙げた。
　前半１３分にＦＷ豊田陽平（２２）のゴールで先制すると、同点の同４３分にオウンゴールで勝ち越し。
　後半にも１点を追加した。
　小林伸二新監督（４７）は０４年から１年９か月指揮した古巣から勝ち点３を奪い、チームはＪ２暫定３位に浮上。
　今季初のホーム試合となる次節・岐阜戦（２０日・ＮＤスタジアム）に弾みをつけた。

　ホーム開幕戦で息巻く相手を山形が沈黙させた。
　３ゴール。
　小林監督は「いいタイミングで点を取れた。１勝できてホッとしています」と安どの表情。
　Ｊ２の優勝候補を敵地で下し、新監督が手応えをつかんだ。

　修羅場をくぐった勝負勘で劣勢をはね返した。
　１点先行後にＤＦラインが下がり、猛攻を浴びて同点。弱気になった選手に、小林監督は大きな身ぶりで上がるように指示。
　「（前に出ることで）攻め上がった相手右サイドのスペースを使えることが明確になった」と、相手右ＭＦ酒本が出た裏を狙う作戦が的中。
　いずれも左サイドを起点にゴールを奪った。
　ゴール前を固めて失点した前節・鳥栖戦の反省から、後半は最後まで相手を敵陣に押し込んだ。

　小林監督にとっては因縁の相手。
　０４年７月に就任し、０５年にはＪ１優勝争いも演じた古巣。
　「香川など知っている選手が活躍していることはうれしく思う。でもまず山形の１勝です」半分以上の選手を指導したが今は敵。
　心を鬼にして白星を奪った。

　前節では山形より約７度気温の高い敵地で後半スタミナ切れ。
　教訓を生かしてこの日は試合前コップ２杯の水を飲み、暑さ対策の徹底など、繊細なケアが身上の小林イズムが光った。
　「連敗はしたくなかった」と３点目を挙げた小原。
　この白星は次の本拠地初ゲームでこれ以上ない起爆剤になる。

　◆豊田チーム１号
○…ＦＷ豊田が今季チーム初ゴール。前半１３分、左サイドバックの石川竜也（２８）が上げた後方からのクロスに反応。Ｃ大阪のＤＦ前田に競り勝ち頭で押し込んだ。「いいボールを石川さんが上げてくれた。早く得点してチームを勢いに乗せたかった」と開幕戦で無得点に終わったうっぷんを晴らした。今年は小林監督から「いけるときはシュートまで」との指示を受け、プロ入り初の２ケタ得点を目指す。

　（スポーツ報知）

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2008年03月15日
大阪長居スタジアム

セレッソ大阪　１－３　モンテディオ山形

[得 点]
Ｃ大阪：古橋 達弥(29分)
山　形：豊田　陽平(13分),オウンゴール(43分),小原　章吾(62分)

＜監督コメント＞
今日はセレッソのサッカーができなかった｡
山形はポジショニングのバランスが良く､勝つに相応しい内容だったと思う｡
私としてはこんなゲームになるとは思っていなかった｡
昨年の輝きは無く､がっかりした｡
選手一人一人が勝ちたいという気持ちを持ってプレーしたとは思うが､チームとしてのまとまりが無く､持っているものを出しきれていなかった｡
次の試合までに修正する｡