「黒鷲旗バレー：デンソーなど男女のベスト４出そろう」
黒鷲旗・全日本男女選抜バレーボール大会の４日は大阪府立体育会館で男女決勝トーナメント準々決勝各４試合があり、ベスト４が出そろった。
女子は、Ｖ・プレミアリーグ準優勝のデンソーが、優勝の東レにストレート勝ちし、初の４強進出。
東レはリーグ、全日本選手権との３冠を逃した。
男子は、Ｖ・プレミアリーグ覇者のパナソニックが大分三好を圧倒、大会連覇を目指すＮＥＣはサントリーを降した。
５日は男女準決勝各２試合が行われる。

　▽準々決勝【男子】

　堺　３－０　ＪＴ

　ＮＥＣ　３－１　サントリー

　東レ　３－２　豊田合成

　パナソニック　３－０　大分三好

　▽準々決勝【女子】

　ＪＴ　３－０　トヨタ車体

　武富士　３－１　岡山

　デンソー　３－０　東レ

　パイオニア　３－２　ＮＥＣ

　○…エンダキと西尾の強打、伊藤のブロックと攻守がかみ合った堺。中でも、安定していたのが４年目のセンター大道だった。「ビデオで研究したので、相手の動きが読めた」と着実なブロックでＪＴのスパイクを阻み、攻撃では「ずっと練習してきた」というライトからの速攻でチームを勢いづけた。中垣内監督が「あれほど根気強く努力を続ける選手はいない」と舌を巻く練習量が実り、試合ごとに存在感を増している。
(毎日新聞)