カステルブオーノにやってきました。

パレルモでカステルブオーノ行きのバスに乗るまでが大変でした。
まず、バス会社はSAISなので、バスターミナルのSAISの切符売り場に行って
カステルブオーノまで2枚、というと
「ここには無いわ、駅の向こう側にあるSAISの切符売り場に行くか列車で行くといいわよ」
そっけない言い方。

向こう側？
以前、バス会社ごとに売り場があちこちにあり、バスの乗り場もとても分かりにくかったあの辺りかしら。
nasakuraさんが待合室でスーツケースを見てくれているので、
そちらに行ってみると、まあ！
あのごちゃごちゃしていたエリアのバスの切符売り場などがすっかりなくなっています。
看板などもきれいに外され、もう少しすると新しいお店か何かができるのでしょうね。

歩いている人もいないので訊くこともできず駅に一旦戻ると、
→Terminal Bus Piazza〇
←Terminal Bus Piazza△
とバスターミナルが２つあることが分かり、もう一つの反対側にあるターミナルに行きました。
切符売り場があり、中に入ってもSAISの売り場はありません。
訊いてみるとターミナルを出て通りの遠い方にあるのでした。
無事2枚購入。
切符売り場のシニョーラが乗り場は10番よ、と教えてくれました。

ターミナル△の10番の乗り場を通ると、別のバス会社です。
？？？
nasakuraさんのところに戻ってその話をすると心配して、
今度は彼女が最初のターミナル〇の10番の乗り場を見に行き、
（前日カステルブオーノ行きのバスの表示があったのです）
そうしたら違う会社で発車時刻も違うので、その写真を撮って、
ターミナル〇のSAISの売り場に訊きに行くとなんと
SAIS AUTOLINEE（以下SAIS A）
SAIS TRASPORTI（以下SAIS T）
とSAISと言う会社は2つあることが判明！
ターミナル〇からは出ないことが分かったので
ターミナル△に移動。
でも10番にはSAIS TRASPORTIの乗り場がありません。
nasakuraさんが通りの向こうの切符売り場に訊きに行こうと歩いたところで、
なんとターミナル□があることが分かり、そこの10番にSAIS Tの乗り場が見つかりました。
やっぱりシチリアの田舎へのバス移動のハードルは高いと再認識。
1時間前にはターミナルに着いておかないと。
今回は宿を11時にチェックアウトして2時間ほど時間があったのですが、
まっすぐすぐターミナルに向かって余裕があったのがよかったです。

部屋で休んで5時過ぎから散歩をしてきました。
素敵な
美しい
趣のある
エレガントな
落ち着いた
これらの表現がどれも当てはまる、歩いて気持ちのよいまちでした。

トトの学校も見てきました。
このまちのカステッロです。
ここを学校としてロケに使おうと思うそのセンスの良さ！
（ご存知ない方の為に書くと、映画Nuovo Cinema Paradiso ニューシネマパラダイスのロケ地の一つなのです。）

少し写真を載せます。残りは帰国後に。
明日は朝散歩をします。

ぐら姐さん、みなさま、こんばんは。

カステルブオーノ、いつか行くならチェファルから日帰りでも・・と思っていましたが、夜の写真やtoorakさんのカキコミを拝見していると、やっぱり泊まらなくちゃもったいない町ですね。（イタリアはそんな町が多すぎる）

パレルモからカステルブオーノへのバス乗り場と切符売り場、読んでいるだけで頭がくらくらして途方にくれる思いです。
前にあったパレルモ中央駅の裏側にあった大きなバスターミナル（これは2017年）はもしかして随分と変わってしまったのでしょうか。

ぐら姐さんとnasakuraさんでもこれだけ振り回されるなんて恐ろしすぎます。
お二人だと一人が荷物番、もう一人が身軽に尋ね回ると役割分担ができるのがいいですね。一人旅だと荷物を引きずりながら駆け回り、トイレの個室にだって持込まねばならず・・となりますものね。

とにかくパレルモからバスで田舎や遠方に移動する時は、心してかからねばならぬ！と自分に言い聞かせました。
ではでは、引き続き楽しいご旅行を。
そしてお帰りになった後の、詳しいお話を楽しみにしています♪

ぐら姐さん、nasakuraさん

カステルブオーノ、まだひと月もたっていないのに、ぐら姐さんの写真を見てすごく懐かしい気持ちになりました。
そして、あらためてこの町は夜が似合う！と思いました。さらに言えば、雨降りのあとがなお良い！
私が先月到着した時は夕方で、まず宿に入って休憩して、町を初めて歩いたのが夜になってからだったので夜の印象がとても強いです。
その後、朝散歩で働き者のロバには出会ったでしょうか。

トトの小学校の上の部分には、マリアさまの頭が展示されてるとかで、通りがかりの話しかけてくれた町のおじさんにかなり強く入場を薦められました。その間、ずっとイタリア語で説明し続けてくれて、「分からないよ。。。」と何度言っても、言葉を変えつつ繰り返し繰り返し、いかにそれが貴重なものかを訴えてくれるのでした（おそらく）。しまいには入り口のとこに連れて行かれ一緒に入ろう！と。入場料がたしか5ユーロか10ユーロで、これは無理だな、と思い辞退したのでした（申し訳ないけど同じ5ユーロなら一つでも多くジェラートを食べたい。）

このおじさん、その後もカステルブオーノ自慢が続き、名物のマンナ（その時はよく分からなかったけど後に調べると木の樹液のようで、食べ物や顔用保湿クリームにまぜたりと万能な様子。このあたりの名産）の説明から、マンナの販売店に連れて行かれ、マンナ入りのいろんなものを次々に店の人に指示して私に試食させてくれるのでした。。。ありがたいような、でも夕食のためにお腹をすかせようとしてる私には迷惑のような。。。　決して買わせようとしてるのではなく、マンナはこんなにすごいんだよ！というのをとにかく知ってほしいという気持ちからというのがとても伝わりました。こちらに時間の余裕があれば、情熱的で楽しい良いおじさんです（ちなみに、翌日も会いました。）