今日はアルバに日帰りして、
久しぶりに白トリュフ祭りに行って来ました。

なんと11年ぶりです。
会場に運ばれている白トリュフの量が少ないのか、
はたまた大枚をはたいて白トリュフを食べる人が少ないのか、
会場に入った時に白トリュフの匂いが押し寄せてきませんでした。
11年ぶりなので当然といえば当然ですが、
白トリュフの値段はぐんと上がっていました。
折角なので、卵に削りかけてもらい、バローロ１杯付き39€のものをいただきました。
心なしか、以前よりも少ないような。

11年前にそれなりのお年に見えたシニョーレが健在で、
現役でお仕事をする姿が見られて嬉しかったです。
11年前もこの店でこれを買ったのですよ、と話すと
お互い元気で再会できて幸いだね、と言ってくださって。
写真はデジカメで撮ったのでいずれまた。
街角の焼き栗の店も健在でした。

ぐら姐さん、
それはもしかして、あのサラミ屋のオジサマでしょうか？
トリュフもそんなに値上がりしちゃったんですね。エノクラブ、でしたっけ、あのときご一緒した美味しいリストランテはまだあるのかな？
首からワイングラスを下げて飲みまくれるというのは今も同じでしょうか。懐かしい〜。

今日は、大変。
今まで最大のピンチでした。

昼食の調理中、大した電気も使っていないのに、電源が落ちて、
2日前は、部屋のブレーカーを上げて事なきを得たのに、今日はうんともすんとも。
（IHのコンロなのだけど、４口あるうち２口使って、コンロ上の灯りをつけて換気扇を回し、テレビをつけていただけ）

この部屋の担当者に直接メール、
オーナーには予約サイトを通じて連絡したのに返信なし。

このまま夜になったら、いくらヘッドライトを持っていてもねえ。
返信が来るまで外にも出かけられない...
市場で買ってきた肉も焼けない...
なぜかWi-fiだけは繋がっていて。困った！
fbにそのことを書いたら、それはブレーカーの中の線が切れて（昔だとヒューズが飛んだっていましたね）電気屋に来てもらわないとだめかも、と。

1時間以上して、やっと担当者とWhat'upで繫がって、
でも来てくれないの。
Hai provato a schiacciare il tasto del contatore?
って書いてきたんだけど、何のことやらさっぱり。
結局、各戸ごとの電気の大きなブレーカのようなものが、地下にあり、
エレベーターで地上階まで下り、そのcontatoreの鍵を開けて、
まるで地下倉庫のようなところに降りて、
このアッパルタメントの番号のブレーカーを上げると回復するのでした。

チェックインした時に鍵の束を２つくれて、
なぜ２つ？と訊いたのに、もっていればいいよ、という風にしか言わなかったのに、
そのうちの、部屋の鍵とは関係ない鍵束が、そこを開けるものなのでした。

最終的になんとかなったのだけど、
説明不足というか、不親切と言うか、
シチリアの田舎で気持ちよく過ごして来た身には、
都会の世知辛さが身に沁みました。

やっと遅い昼食を完成させて食べ終わると16時！
私の旅の時間を返して！！！って感じですね。

昼は近くの市場で買ったものでいろいろ作るつもりが２品で終わりにしました。
ポルタヌオーヴァの近くに市場があることを初めて知りました。