新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

イタリア!小さなまちと田舎の旅

イタリア!小さなまちと田舎の旅>掲示板

公開 メンバー数:396人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

from: ぐら姐さん

2021年01月21日 10時45分51秒

icon

誰もが知っている街編 ①ローマ

イベント編はとりあえず、閉じます。「それ、どこ?編パートⅡ」を始めようかとも思ったのですが、このサークルは「小さなまちと田舎の旅」なのに、イタリアに入

イベント編はとりあえず、閉じます。
「それ、どこ?編パートⅡ」を始めようかとも思ったのですが、このサークルは「小さなまちと田舎の旅」なのに、イタリアに入る時、出てくるときは大きな街に滞在するわけで、それもみんなひっくるめて書いてきました。

皆様も大きな街に滞在して楽しんできていると思うので、私はこんなの見てきたよ、とか私が行った時にこんなことをしていたよ、という写真を自由にアップしていただければと思います。

最初は、やっぱり永遠の都ローマから。
今思えば私は愚かだった...心底思うのが、ローマを軽視していたことです。

イタリアに通い始めたのが90年代後半なのに、当時の私の旅は本当にミーハーで雑誌で見た宿が面白いとか素敵だとか、テレビで見たお店のあれが食べたいとか、あの景色が見たいとか、長いこと興味がそういう方向にしか行っていませんでした。
グロッタ・ジュスティ・テルメに行った時(これもテレビで見た洞窟温泉が面白そうという動機)にそこに一人の日本人女性が働いていて、結構長いことイタリアにいるとお聞きしたので、イタリアはどこがいいですかと質問したら、彼女はきっぱりと、何といってもローマです、と。
彼女がどういう意味でそう思っているのかは聞く時間がありませんでした。
でも私がローマをじっくり見てみたいと思ったのは10年以上も後の'09年のことなのでした。

ローマの魅力ってたくさんあるのだと気付いたのはもっと後。
古代ローマの遺跡やそれ関連の博物館、美術館、サン・ピエトロ寺院とヴァティカン美術館、ルネッサンス美術、建築...
私が'09年に滞在したのは、中世の教会美術を見て歩くためでしたが、ローマって本当に古代ローマ以来の多層な年代が積み上がってできていて、いろんなテーマで見て歩ける「永遠の都」なのだと、その頃になってやっと気付いたのでした。

ローマ観光1日コースを検索すると、「サンピエトロ大聖堂、サンタンジェロ城、スペイン広場、トレビの泉、パンテオン、ナボナ広場、ヴェネチア広場、真実の口、フォロ・ロマーノ、コロッセオ」などと出てきます。
それらを1日で見るのもまた楽しいし、バティカン美術館を1日じっくり見るというのもまた楽しいものです。(もっと時間をかけたい方もいらっしゃるでしょうね。でも入場料が高くて...。無料の日はものすごく混むし。)

百人百様のローマ。
それぞれのローマをここで扱いたいと思います。

私の初ローマは本当に1泊だけで、ここに乗せられる写真はありません。
ローマ歩きをした’09年の写真を載せます。
私らしく、観光名所ではなく、’02年に自力で「発見」して以来、ローマに行くと寄りたくなる店、エノテカ・ブッコーネ。

お店の中の雰囲気も大好きです。




しっかりとコースでいただくような店ではなく、一皿二皿ランチでいただく店。
ボトルでオーダーすると、店の棚に並ぶヴィーノのお値段そのもので出してくれる店。
すごく美味しいわけではないけれど、野菜がたっぷり食べられる店。



そして立ち飲みもまた楽しいお店なのです。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 29
  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 11

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2021年01月22日 13時43分46秒

icon

IANUAさんがローマで美味しいものに当たらないと書いていらっしゃいましたが、’09年冬に行った時に一番美味しかったものは、ユダヤ料理の店で食べた、カルチョーフォの丸揚げです。

これを初めて見たのは’02年の1月で、その頃はまだカルチョーフィが美味しいというこも、丸揚げがあるということも知りもしませんでした。

多分ロンプラの情報を見て入った店で、私の近くに座っていたシニョーレのテーブルに、小皿にそれ1個だけ乗っているものがドンと置かれると、にんまりと手で剥きながら食べているシニョーレを見て、あれはいったい何だろうと思ったのでした。
店の人に訊いてみると、カルチョーフォ・アッラ・ジュディアという名前だと教えてくれました。
そのシニョーレ、追加でもう1つオーダーして2個目もにんまりと本当に嬉しそうに食べていて。
ああ、次に来たら絶対に食べてみようと思ったのでした。
(その時は、しっかりオーダー済みで、もう1つ追加する気にはなれなかったので)

その翌日、これまたロンプラか何かで見たアル・モーロという店に食べに行き、そこでカルチョーフィのフリットをメニューに見つけ、とりあえずカルチョーフィのフリットなるものを食べてみたくて、メニューにカルチョーフィとチェルヴェッリのフリットとあったのをオーダーしたのでした。
チェルヴェッリが何かも知らずに。

カルチョーフィは1個を何個かに分割して、粉をつけて揚げたものでした。
あの店で見た丸揚げとは違いましたが、それもまたすごく美味しくて。
それ以来カルチョーフィのファンになりました。
チェルヴェッリなるものを食べてみたら、鱈の白子のような舌ざわりです。
それのフリット。
これまた超好みでした。

あとでチェルヴェッリが脳みそだと知り、へええ…という感じでしたが、嫌な感じは全く持たず。
この店のこのメニュー(脳みそは羊のものだそうです)、大好きでその後のローマ滞在でも何度か食べました。

さて、最初に戻ります。
この丸揚げが美味しくて。
食べながら’02年に見た、独りにんまり食べているシニョーレの顔を思い出したのでした。

この時のユダヤ料理屋では、プンタレッレのサラダもいただきました。
これも、ローマっ子の冬~春にかけての大好物だと聞いていて、この時に初めて食べたのでした。

しゃきっとした食感とアンチョビのドレッシングが美味しくて。

その2年後、カンポ・デ・フィオーリのある店の裏の方で、プンタレッレを器具で割く作業をしているシニョーラを見かけました。

左手に持っている正方形の板の真ん中の穴に、格子状にワイヤーが張ってあり、右下の方に見えているアスパラガスサイズのプンタレッレを素早くシャッと押し付けるとまるでところてんのように、細くなって出てくるのでした。
で、この状態にして売っているのです。

ああ、この器具が欲しい…
そう思ったのですが、キッチン用品の店をいくら覗いても見つかりません。

それが、さらに5年後ぐらいに、ローマで買ったとボローニャの友人から聞いて、その店(なぜか電気器具店でした。電気製品ではなく、工具のようなものを売っている店)に行って買いました。

でもね、せっかく買っては来ましたが、日本ではプンタレッレが手に入りにくく。
今の私の住まいでは、イタリア野菜を作っているところからそれなりのお金をかけて取り寄せないといけなくて。
それでも、これを持っていると、なんだかイタリアと繋がっている気持ちになれてちょっと幸せです。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 8

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2021年01月23日 20時25分02秒

icon

ローマのことを書き始めて2日連続食べ物話になってしまったので、今日は美術の話を。
イタリアで観られる美術作品とか建築とか、そういうものに興味を持ったのは、この'09年の旅行の何年か前にミラノのサンタンブロージョ教会を訪れて、そこのアトリウム(前庭)の柱頭彫刻に魅せられてからなのです。

そしてSNSの美術鑑賞の旅が好きな友人が、藝術新潮のローマ 中世の美を歩く五日間を参考にローマ歩きをした日記を書いているのを見て、。これはおもしろそうだと思い、バックナンバーを購入し、この'09年12月のローマ滞在となったのでした。
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=137217026

この時に見た中のいくつかの教会には複数回訪れています。
一番多く行ったのが、サンタ・プラッセーデ聖堂です。
その中にあるサン・ゼノーネ礼拝堂が大好きなのと、テルミニ駅から近くて、出入国の際の1泊2泊だとテルミニ駅近くに泊まることが多いので、ちょっと時間があれば見に行くことができるからです。

入り口は地味過ぎて、過去の写真を探しましたが撮っていませんでした。
主祭壇、勝利門を見るより先にサン・ゼノーネ礼拝堂に行きます。
この礼拝堂は、9世紀の教皇パスカリス1世が母に捧げたもので、とても小さいのですが、壁と天井一面にモザイクが施されています。
これが入り口。
もっと上手に撮ればいいのに、中へ中へと進んで行ってしまって。

何回も行っているのに、うわあ…と思うところばかり撮って、全体を紹介するような写真は撮れていないのがちょっとね。

サン・ゼノーネ礼拝堂はモザイクで埋め尽くされているので、宝石箱の中に入ったような気持ちになります。











人物や動物だけでなく、こういう模様もとっても素敵で。

この花の感じ、ラヴェンナの郊外にあるサンタポッリナーレ・イン・クラッセ聖堂のものを思い出します。


天井は、空いているときに、セルフタイマーをセットして床に置いて撮るとぶれゼロです。

つい調子に乗ってたくさん写真を載せてしまいました。
こういうのを見ると好きが止まらなくなってしまって。
ローマの、テルミニ駅のすぐ近くでこんなに素敵なモザイクが見られるというのは、私にとっては大きな魅力です。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 12

icon拍手者リスト

from: IANUAさん

2021年01月23日 01時03分06秒

icon

ぐら姐さま、みなさま、毎度こんばんは。

そうですね、ローマといえばユダヤ料理でした。プンタレッレはおいしそうですね。よし、次回ローマに行ったらユダヤ料理店に行きます。
写真を拝見していていつも思うのですが、おいしい料理に巡り会う運と才能が本当におありで羨ましいです。事前調査を徹底されているのだと思いますし、それから何と言っても熱意ですね。私は空腹になったら面倒臭くなって、もうどこでもいいやと適当に入ってしまうから失敗も多いのです。
以前にイタリア大都市のシナゴーグ巡りをやっていたとき(トリノとフィレンツェのは豪華できれいです)、近くにたいていユダヤ料理店があるので、ヴェネツィアとフィレンツェで入ったことがあります。しかし何を食べたか記憶がありません。中東風フュージョン料理のようなものだったかなあ・・。ローマは正統派のようですね。
近年はシナゴーグの前でマシンガンやカラシニコフを抱えたカラビニエーリが警備するようになって、入りにくくなりました。嫌な時代になったものです。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 3

icon拍手者リスト