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from: 花岡 実太さん
2009年05月24日 22時10分14秒
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備忘録 第一三共、誤算続きの巨額買収
2009/5/14 日経朝刊
インド大手のランバクシー 収益改善道筋見えず
第一三共が苦境に立たされている。昨年十一月に買収したインド製薬最大手ランバクシー・ラボラトリーズを巡って虚偽データなどの間題が相次ぎ、二〇〇九年三月期に多額ののれん代償却を迫られた。
成長市場の新興国を取り込むことを狙った巨額買収。だが間題解決の道のりは遠く、第一三共の業績の行方に影を投げかけている。
「インドを代表する製薬会社ランバクシーには優秀な人材がいる。買収してよかったとの考えは変わらない」。十三日の決算説明会で、第一三共の庄田隆社長は強調した。
だが現実は厳しい。前期決算はランバクシーののれん代償却で最終赤字が三千三百五十八億円にのぼった。
■株価の低迷目立つ
今期こそ四百億円の最終黒字に転換するが、決算を受けて前日は株価が九%下げた。十三日は三%高と反発したものの前日の下げを埋め切れていない。株価も武田薬品工業などと比べて低迷が目立つ。
ランバクシi買収は誤算続きだ。昨年九月に米食晶医薬晶局(FDA)が、品質問題を理由にインド2エ場から米国への輸入を禁じると発表。今年二月にはFDAがインドのパンタ・サヒブエ場のデータの一部に虚偽があり、同データで申請した製晶を認可しないと明らかにした。
売上高の約二五%を占める米国市場への輸出急減で、ランバクシーの〇九年十二月期は約百九十億円と二年連続の最終赤字を余儀なくされる。第一三共が買収に投じた資金は五千億円弱。当時の為替レートで換算すると、のれん代と無形固定資産を合わせてまだ八百億円強が連結バランスシート(貸借対照表)に残る。収益改善の道筋が見えない限り、さらなる減損リスクと背中合わせだ。
■事業提携を開始
第一三共側も危機感を強めている。ランバクシーの非常勤取締役にも名を連ねる庄田社長らは、四月から始まったFDAとの協議にも自ら関与。だが、一般に虚偽データを巡る話し合いの結論が出るのは一年近くかかるとされ、問題解決は容易ではない。
両社の事業提携もようやく始まりつつある。四月には第一三共の主力製品である血圧降下剤「オルメサルタン」を、ランバクシーがインドで販売を始めた。
ランバクシーが持つ世界の販売網をいかし、販路拡大を目指す。庄田社長は「(買収の成果は)二、三年という短い時間軸では考えていない」と話す。
株式市場で第一三共は国内製薬大手で最も有望とみられてきた。大型新薬の抗血小板薬「エフィエント」は米国で近く承認を見込む。主力製品が相次いで特許切れを迎える「2010年問題」の影響も小さい。それだけにランバクシー問題の早期解決を期待する投資家は多い。-
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コメント: 全5件
from: 花岡 実太さん
2009年05月24日 23時31分20秒
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「Re:第一三共(4568)新薬効果、過度の悲観修正も」
(中略)
再編第2幕があるとすれば、第一三共が軸になる可能性が高そうです。
昨年買収したインド製薬最大手ランバクシー・ラボラトリーズでは株安で巨額ののれん代一時償却を余儀なくされましたが、新薬候補では国内大手で最も有望とみられています。抗血小板薬「エフィエント」は4月に英国で販売を始め、「米国でも4〜6月期に承認される見通し」(第一三共の庄田隆社長)です。世界で2番目に売れている仏サノフィ・アベンティスの競合薬「プラビックス」を臨床試験で上回る効果が出ています。エフィエントは世界で拡大していくとみられ、「2010年問題の影響を最も受けにくい」(クレディ・スイス証券の酒井文義アナリスト)とされています。
これに対し「ランバクシー・ショック」で株価は07年2月に付けた上場来高値の半値以下。その分、海外勢からの買収の標的になるリスクが高まっているとの見方が増えているのです。
「2010年問題」の影響が最も深刻なのがアステラスです。自社には有望な新薬候補が見当たらず、3月には米バイオベンチャー、CVセラピューティクスヘの敵対的TOB(株式公開買い付け)も失敗。このままでは収益の先細りは避けられないため、4000億円を超える手元資金を生かしたM&Aに踏み切るとの観測が強まっています。
昨年、がん領域に強い米ミレニアム・ファーマシューティカルズを買収した武田も、手元資金はなお約6000億円と潤沢。長谷川閑史社長は「今まで大手は海外進出を重視してきたが、今後は国内の中堅製薬の買収に乗り出す公算もある」と発言しています。海外ベンチャーが対象だった最近のM&Aが、国内メーカーの大型再編に発展する可能性もありそうです。
2009.5.10 日経ヴェリ
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あぁー疲れた¥
コピペ道も楽じゃないでひゅ¥¥¥
それにしても e Typistはなかなか良いソフトでひゅ。
10年以上前に使ったことがあったのですが、
当時は使い物になりませんでした¥
http://mediadrive.jp/products/et/
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from: 花岡 実太さん
2009年05月24日 23時02分30秒
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「第一三共(4568)新薬効果、過度の悲観修正も」
15日終値は1644円と週間で7%下がった。12日昼に2010年3月期の年間配当を60円と前期から20円減らすと発表した。事前の減配観測はほとんどなく、投資家の失望売りが殺到。この日の株価は9%安まで調整した。
前期のランバクシー・ラボラトリーズ(インド)買収に伴うのれん代償却が減り、今期は400億円の最終黒字に転換する。だがランバクシーは最終赤字が続き足を引っ張る。第一三共の業績見通しも市場予想を下回る。
もっとも、一本調子の下げを見込む向きは少ない。抗血小板薬「エフィエント」は近く米国で承認を見込む。ピーク時の売上高が年1000億〜1500億円ともされる大型新薬だ。これを材料に過度の悲観が修正されれば、株価は反発する公算が大きい。
2009.5.17 日経ヴェリ
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from: 花岡 実太さん
2009年05月24日 22時27分03秒
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「ランバクシー買収後の主な動き」
2009/5/14 日経朝刊
2008年
6月11日 第一三共がランバクシー買収を発表
9月 4日 株式公開買い付け(TOB)終了
16目 米FDAがインド2工場からの輸入禁山を発表
2009年
2月25日 米FDAがランバクシーの工場データに虚偽があったと発表
3月 2日 第一三共の株価が上場来安値(1500円)を記録
4月 1目 ランバクシーが第一三共の主力製品のインド版売を開始
24日 ランバクシーが09年12月期通期の最終赤字予想を発表
5月12日 第一三共が前期決算を発表、3358億円の最終赤字に
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from: 花岡 実太さん
2009年05月27日 09時30分03秒
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「Re:Re:第一三共(4568)新薬効果、過度の悲観修正も」
売りました¥
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