今日・・自転車で夕食を作るのに足りないものを、スーパーに買いに行った帰り道の帰る途中・・・・
・・・・ネコ好きなら決して素通りすることのできないあの声が。・・・。

なんだ、なんだと自転車を止めて見回してみたら・・・。
住宅街の中の幅４メートルほどの道路の側溝の中が運動会状態。
多分道端にポイされた後に、うろついているうちにその中に落ち、
出られなくて鳴きながら走り回っているらしい。

ボーゼンと見ていたら道路の暗がりから子ネコが這ってきて、
自転車の前輪と後輪の間にうずくまってしまった。
育ちが遅いのか、他の子より小さいし。。
他の子ネコのように走れないおかげで、側溝に落ちずにすんだみたい。
しかしこんな風に道路上を這い回っていて、よく車に轢かれなかったもんだ(>ω<)

仕方ないから自転車から下りて、その子を道路の端に置いたものの、
さてこれからどうすべきか・・(￣▽￣;)

このまま立ち去れば、間違いなく数分後には車に轢かれて死ぬだろう。
といって・・・。
他の元気な子ネコを見捨てて、この子だけ連れ帰るわけにもいかない
（いくら元気でも、側溝の２０センチほどの高さも上れないほど小さいのだ）。
といって５匹か６匹いる全員を保護するには、かなりの覚悟がいる。
里親を募るにしても、みつからなければ私が飼うしかないわけで、
あらゆる意味でそれは難しい。

持って帰るわけにもいかず・・・・
立ち去れず・・・・・
エーンどうしようと苦悩していたら、人の気配。
買い物帰りらしいお母さんと子供が３人。

　「声してるのここや！！！」

　「いっぱいいるー！！」

　「小さいよ。あのね、先生とこのネコもこんな小さかったんやって」
　
そう言いながら、せっせと子ネコをかき集める子供たち。
私の足元でうずくまっていた子も、女の子が抱き上げた。
そこでお母さんが一言。
　「飼っちゃおうか？(=^・^=)」
　
もう・・その一声を聞いた途端・・
全身の力が抜けた。
あれだけうるさく鳴いていた子ネコたちも、人の手に抱かれた途端鳴き止んでいる。
必死に這って私の足元に寄ってきた子といい、人に慣れて頼りにしている。
明らかに飼い猫の子供だ。

この神様のような一家も、さすがにこれだけの数は飼いきれないと、
後日「捨てられてた場所に戻そう」って話になるかもしれない。
それならそれでいい。
１匹か２匹ならなんとかなる。。。
あくまで「私が拾わなければ間違いなく死ぬ」と断言できる場合に限るが）。

タイトルは少しふざけてみたけど、実は未だ怒り心頭にあるのだ！！

生まれても飼えないとわかってるんなら手術しろー！！　

安易にすてるなー！！　

迷って立ち尽くしていた私の貴重な時間を返せー！！



ほんまに捨てる奴の神経がわからん！！