2015年４月某日　晴れときどき曇り　+12℃～+４℃
...◆いつものLive-houseにて◆...

謙遜しすぎというのは、かえって嫌味になる、というお話。

その人ぁ、初参加だと言った。
アコGのキャリア二十年以上だとも。
その手には、かの〔Gibson southern-Jumbo〕。

もうそれだけで、オヌシなかなかやるのぉ。
と思わさるのに...やけに謙遜・言い訳しまくるのだ。
ブランクが○○年あるだの、最近まったく弾いてないだの...。

かてて加えて、こういう場所では上手でも知らない曲やるより、
下手でもいいからなじみの曲の方がいいだの...
この曲はきっとみんな知ってるだの、なんだのかんだのとぐだくだの長広舌。

なかなか曲名いわないのは、じらし作戦なのか？
緊張ほぐしで飲みすぎたビールのせいなのか、やたらと前フリが長い。
他の人たちは初登場者には優しいからなのか温かく見守っておりましたが...。

しかしまあ、一旦弾き出すと、
さすがのGibsonの音質とキャリアを偲ばせるテクに
一同、深く感動したんだけどね。

あれだけ弾けるんだから行き過ぎた謙遜はかえって嫌味。
本人にその気がなくても上手は上手なりに
下手は下手なりに、すすうー、ささぁーってやっちゃってくれませんか。

さいきん、自分より上手い人を見ても心がざわわーざわわー、とココロが波立たなくなった。
"大人の階段"ひとつ昇って、心が広くなった？
背伸びしたところで、しょせん我より上手は山ほど...という達観かも？

それよりも、
上手いGuitar弾き、上手い歌い手と、そうじゃない時の人に対する心持ちの境界線。
そうゆうものも、なんだかボーダーレスになったような。

我と比べてというよりかは
以前なら、なんだかなぁーというような演奏者の時には、
もう嫌で嫌でたまらんかった。

我と段違いの弾き手、歌い手の前では、
逆にいじけてわざと聴かないふりをしたり
アラさがしなどしておった。

近頃の我は耐性が出来てきたというのか
自分の出番が来るまではやや緊張し
それが済めばごく平常心にて一観客と化している。

さてこの夜のLiveは、顔なじみのメンツがとっかえひっかえ
即席のユニットを組んでバンド演奏を披露。
とりわけGの活躍目覚ましく、ある時はバンドにてカホンをたたき
初挑戦のドラムにも果敢に挑み
三味線なども弾きこなしたり、ソロで唄ったりと、八面六臂のPERFORMANCE。

獣医のKをもってして「今夜のLiveは"Gによる、Gのための、Gのライブ」と言わしめたものであった。

我はといえばそんな活躍もせず
大うけのMCなども吐けず
トリのバンドの露払いで４曲やってこましたのだ。

ちなみにこの日のGuitarは……
〔Taylor 110〕に「Takamine TriAx pick-up」を装着してみた。


どんとはらい 法螺の貝 ぼうぼうと吹いた････～～～ヽ（＾◇＾））））））））））））））ｻｻｻｯ