こんにちは、進行役の「えみ」です！

普段みなさんが使っているキユーピーのマヨネーズカテゴリー商品を、キユーピー社員の想いと共にお伝えする「マヨラインアップ開発ストーリー」。ひとつひとつの商品には、開発、製造にかかわる人々の努力と「より良いものを作りたい」という想いが詰まっています。

第5回のテーマは、「キユーピー アマニ油マヨネーズ」！

みなさんの中には、日頃から血圧が気になっている、ご家族の血圧が心配、という方もいらっしゃるのではないでしょうか？
2016年に発売された「キユーピー アマニ油マヨネーズ」は、α-リノレン酸※1を多く含むアマニ油を使用した、血圧が高めの方※2のために生まれた機能性表示食品です。

今回は、開発に携わったキユーピー研究開発本部 食創造研究所の【渡辺さん】に、アマニ油マヨネーズ開発の背景や想いを聞いてみました！

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― 当時、アマニ油マヨネーズを開発することになったきっかけをおしえてください！

「お客様の悩みを調味料で解決できないか？」とキユーピーのメンバーと検討していた中で、7大生活習慣病とも関連する「高血圧」のお悩みならマヨネーズで役に立てるのではないかと考えたのが、開発のきっかけです。

― 「アマニ油」とは、どんな油なのでしょうか？

アマニ油は、成熟した亜麻の種「アマニ」から採れる、黄色い色味が特徴の植物油です。
アマニ油には、血圧が高めの方※2に適した機能があることが報告されているα-リノレン酸※1が多く含まれています。
α-リノレン酸を含む油は他にもあるのですが、様々な油を使ってマヨネーズを試作した結果、一番評価が高かったのが「アマニ油」のマヨネーズだったんです。

― 油の選定から、試行錯誤があったのですね。開発にあたり、こだわったポイントはありますか？

一番はもちろん「おいしさ」です。
正直なところ、私自身も開発担当になる前は「機能性表示食品って、本当においしいのかな？」と少し疑問に思う気持ちもありました。そんな方にも自信をもっておすすめできる、おいしい機能性表示食品のマヨネーズを作りたい！という想いで開発に取り組みました。

― 開発を進める中で、苦労したポイント、ぶつかった壁などはありましたか？

「おいしさ」と「機能性」の両立にはとても苦労しました。
アマニ油はとても酸化しやすく、マヨネーズ中に多く配合することが難しい原料です。
酸化すると魚臭くなる性質があり、実は最初の試作品は食べられない程で・・・。
そこから組み合わせる原料や配合を考え直し、試作や保存試験を繰り返しました。さらに、工場のメンバーとも原料管理や製造工程について打ち合わせを重ね、ようやく「おいしさ」と「機能性」の両方を担保できる品位にたどり着きました。
キユーピー マヨネーズで長年培ってきた「酸素との戦い」の技術があったからこそ実現した商品だと思います。

―最後に、アマニ油マヨネーズを使った、渡辺さんのおすすめのメニューをおしえてください！

「キャベツと豚ひき肉のマヨ炒め」です。


https://cs.beach.jp/scu/5x8v

マヨネーズで炒めることでコクがアップし、野菜もしっかりとれるのでおすすめですよ！
「アマニ油マヨネーズ」は、1日の摂取目安量15g（大さじ約1杯）あたり、α-リノレン酸※1を2.6g摂取できるように設計しています。
キユーピー マヨネーズと同じように、サラダや炒め物など色々なメニューに活用できますので、ぜひ毎日の食事に気軽に取り入れてみてくださいね♪
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渡辺さん、ありがとうございました！

今回の開発ストーリーはいかがでしたか？
トピックへの感想や、アマニ油マヨネーズを使ってみたい料理、健康のために食生活で気を付けていることなどをぜひコメント投稿でおしえてください。
渡辺さんへのメッセージもお待ちしています！

▼開発ストーリーへの感想など、投稿はこちら


次回の「マヨラインアップ開発ストーリー」もどうぞおたのしみに！

えみ

※1：α-リノレン酸は、体内では作ることができず、食事から摂取することが必要な「必須脂肪酸」です。臨床試験では、α-リノレン酸を1日あたり2.6g摂取すると血圧が低下したという結果が得られています。(J. Oleo Sci., 2007, 56:347-60.)
※2：血圧が高めの方：収縮期血圧130～159mmHgまたは拡張期血圧85～99mmHgの方を指します。

【届出番号】
A284
【参考：機能性表示食品について】
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に安全性および機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官に届け出られたものです。ただし、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官の個別審査を受けたものではありません。また、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
本品の摂取により疾病が治癒したり、多量摂取によってより健康が増進するものではありません。
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。