◆ 我が山荘の花図鑑 その37 ◆

　タイタンビカスの２号花です。１号花は一昨日落花しました。はかない一日花です。これは、アメリカフヨウとモミジアオイを交配させて作った、新しい品種の花です。アオイの親類なのですが、名前からも姿からも、ハイビスカスが連想されますね。


　この花の特徴はとにかくでかいことです。この写真のものは18ｃｍあるのです。草丈は1ｍ以上にもなり、耐暑氏のある宿根草ですから、毎年楽しめます。


　「情熱」「快活」「永遠」「妄想」が花言葉のカンナ。驚いたことに、カンナ科はショウガ目に属するそうです。

　　　　　　　　◆ 我が山荘の花図鑑 その38 ◆

　夏を代表する花といえばひまわり(向日葵)。伊映画では、ソフィア・ローレンがロシア戦線で居なくなった夫(M・マストロヤンニ)を探してウクライナかどっかへ赴くと、見渡す限りひまわりばかりの大平原が拡がってたのでしたね。きっとひまわりの種から油を搾りとる、一大産地なのでしょう…。


　ひまわりは、限られた円形空間に種を細密充填するため、幾筋ものらせん状の種列を配置しています。時計回りの種列の本数と半時計回りのそれの本数は、それぞれ２１条と３４条になっていて、昔習ったフィボナッチ数列の８項と９項に該当するのです。自然は無駄がないというか、一種神秘に思われます。
https://analytics-notty.tech/fibonacci-and-goldenratio-in-sunflower/
　一度上の URL をググってみてくださいね。

　オクラの花です。オクラの実の断面はきれいな星形で、これも自然造形の妙と言わざるを得ませんね。


　ボケ(木瓜)の実は多く実らず、固くすっぱくて、眺めるだけにしています。カリン似の実は、乾燥して咳止めなどの漢方薬として、古来より使用されたようです。

　

　訂正 : 耐暑氏のある宿根草 ⇒⇒⇒⇒ 耐暑性のある宿根草

　おまけ：少し盛りを過ぎてますが、合歓の木の眠たくなるような花々です。