こんにちは。タリーズこだわり調査隊員です！
今回からスタートするこのコーナーでは、私たちが実際に焙煎や試飲をはじめコーヒーの知識をいろいろ学びながらタリーズのこだわりを調査していきます。
日ごろから伊藤園タリーズ製品をお愉しみいただいている皆さんにも「そうだったのか！」と発見があるような、おいしさの秘密に迫ってみたいと思いますので、これから、どうぞよろしくお願いします！

コーヒーって、香りも愉しむ飲み物ですよね

突然ですが、皆さん、コーヒーと聞いて何を思い浮かべますか？

当オンラインカフェでは6月に「コーヒーにまつわるエピソード」を募集しましたが、（たくさんのご投稿ありがとうございます！）、印象的だったのが香りに関するお話が多かったこと。

いくつか、ご紹介してみますね。
たとえば、kususachiさんからは、コーヒーは思い出の香りだというエピソード。



学生時代に通っていた喫茶店でコーヒーの香りに惹かれたというのは、ばななさん。


いぬねこ派さんは、本場イタリアでエスプレッソとの衝撃の出会いがあったそう。

"おいしさ"というと、味わいの意味になりそうですが、実はおいしいコーヒーには香りが欠かせないものなんですね。
コーヒーを淹れたカップを口元に近づけた瞬間......

「あ、この香り」

やっぱり、私たちがコーヒーを飲みたいと思うときには、いわゆる苦味や甘味、酸味だけではなく、あの香りも欲しているのかもしれません。

香りも一緒にお届けするためにタリーズの缶入りやペットボトルなどのＲＴＤ（飲料）製品において、選び抜かれたコーヒー豆を焙煎し、粉砕、抽出しています。
そしてカフェで飲むようなコーヒー香りや味わいをお届けしたい。その想いから3つの「たて」（焼きたて・挽きたて・淹れたて）、にこだわっています。

ところで、「たて」って、何でしょう？

辞書を引くと「〜したばかり」と出てきます。
動作が終わってすぐ、という意味ですが、 食べ物に「〜たて」を使うときは加工や生産をしたばかりだということを示し、鮮度の高さを表しています。
そもそも日本は周りを海に囲まれ、衛生管理の難しい生の魚を刺身として、昔から食べてきた国。「〜たて」を好んで味わう文化があるのではと考えます。つまり日本で生活する私たちには、つくりたてのものが良い、と感じる考えが自然と培われているんではないでしょうか。

何となく、おいしそうに思える「焼きたて・挽きたて・淹れたて」ですが、できたてのコーヒーをおいしく感じるのにはちゃんと理由があります。次回は「焼きたて」と香りの関係などについて、ご紹介します。
次回もお楽しみに！