おっちゃんA:
「兄ちゃん、この店初めてか？ええとこ来たな〜。ここはな、ハムカツが看板メニューや！」

おっちゃんB:
「何言うてんねん！この店はポテサラが主役や！マヨのバランスが職人技やで！」

A:
「ポテサラはどこでもうまいねん！ここのええとこは“中ジョッキがキンキンすぎて指痛い”とこや！」

B:
「ははっ、それわかるわ〜！あの指の感覚なくなる瞬間が“うまさの合図”やな！」

（店主が焼き鳥を出してくる）

店主:
「はいよ〜、ねぎま２本おまち！」

A:
「よっしゃ！ほな、ねぎまに乾杯や！」

B:
「乾杯の対象が細かすぎるねん！」

（周りの客もクスクス笑う）

A:
「立ち飲みはな、味より“誰と笑うか”やで。」

（B、しみじみうなずく）

B:
「…ほんまそれな。けど次は絶対ポテサラ頼むけどな。」

（ふたり笑って乾杯）