この映画を見るのは二度目だ

１回目は３年くらい前だったかな？

その時は
「ふーん、こいつら頑張ってるな」
くらいの気持ちだった

好意的な気持ちを持ってだ

で、午前中に目が覚め、それから眠れやしない

仕方なく枕元に置いてあるiPadを持ち出し、有料映画サイトを見た

で、その中の「ANVIL～夢を諦めきれない男たち」を見るともなしに見た

泣いた
嗚咽して泣いた
鼻水垂らして泣いた

俺は所詮はアマチュアだ

でも、続けることの大切さをこの映画は改めて教えてくれた

前に歳が一緒の知り合いに
「平八君もそろそろ一歩引いて後続に道を譲ろうぜ」
と言った意味のことを言われた

俺は「はあ･･･」を答えてはいたが、到底受け入れられないと思った

俺の存在理由
歌い続けること
まずそこだろう

ある人に「どうして貴方は歌い続けるの？」との問いに俺は上手く答えられなかった

でも、これだけは言える

それを見つけるためだ

そして

俺のそばにいて見ていて欲しい
俺のそばで聴いていて欲しい

なんになれなくても俺はやるだけやったんだと思いたい

死ぬ時に「あ～、あれやっとけば良かった」って思いたくないもの

どうせなら死ぬ時に「やりたいことやったもんな♪」って思いながら笑って死ねる方がいい

この映画はそれを思い出させてくれる

アンビルみたいには、誰にも影響は与えないだろ
アンビルみたいには、誰も俺にリスペクトはしないだろう

ただ貴方のために歌いたい

貴方のために