７団体の中で駅伝No.１を競った大会の結果は。

優勝：大阪エヴェッサ
２位：神戸製鋼コベルコスティーラーズ
３位：セレッソ大阪
４位：オリックス・バファローズ
　　　（大西・後藤・岸田・嶋村・高木）
５位：松竹芸能
６位：ドラゴンゲート
７位：吉本興業

◆自由契約の可能性も　難航の契約交渉で

オリックスの中村紀洋内野手（３３）が、難航している来季の契約交渉をめぐり、自由契約の可能性にも触れていることが２８日、分かった。
代理人の茂木立仁（もぎたて・ひとし）弁護士が同日、４度目の交渉に臨んだが、条件提示にも至らなかった。
下交渉では限度幅を大きく上回る１億２０００万円減の８０００万円を提示されており、茂木立氏は「自由契約の話が出ているのは確か。（トレードなど）いろいろな方向性があるのは認識している」と語った。
中村は今季、左手首の故障などが影響し、出場８５試合で打率２割３分２厘、１２本塁打に終わったが、「痛くても試合に出続けてきた」と当初から公傷扱いを要求。
「それを考慮することにはならない」（機谷俊夫球団代表）とする球団側との溝が深まっている。金額は推定。（時事通信社）

毎日新聞　2006年12月28日

◆ノリの自由契約容認へ

オリックス・機谷俊夫球団代表（４４）は２９日、契約更改交渉で自由契約を求める中村紀洋内野手（３３）に対し、このまま交渉が平行線をたどった場合には、容認する可能性があることを初めて示した。
中村側は年明けの次回交渉以降も要求を下げる意向はなく、最終的に自由契約となる公算が大きくなった。
仕事納めとなったこの日、球団と中村側の５度目の交渉は行われなかった。
下交渉で１億２０００万円減の８０００万円を提示したが、これまでの４度の交渉では金額提示にも至っていない状況。
機谷代表は「冷却期間で分かってもらえる部分もあるだろう」と歩み寄りを期待したが、一方で「見通しは全く分からない。
気持ちの問題はどうしようもない部分がある」と話した。
球団は年俸の大幅減での残留を前提に交渉を続けるが、長期化すればチーム編成や球団イメージに悪影響を及ぼすことを危惧（きぐ）。
機谷代表は「ずっとこのままではいけない。
当然、そういう状況もあり得る」と自由契約容認へ、方向転換する可能性を示唆した。
正月休みを挟んで、次回交渉は早ければ来年１月４日に行われる予定。
こう着状態に陥っていた交渉が、年明け早々にも事態が大きく動きだしそうだ。

デイリースポーツ　2006年12月30日

◆オリ代表“ノリ自由契約やむなし”

オリックス・機谷（はたたに）球団代表が２９日、契約更改交渉が難航している中村を自由契約とする可能性を示した。
過去４度、中村側と交渉した同代表は「そうならないよう努力したいが（自由契約を）検討せざるを得ない時期が来るかもしれない」と語った。
２８日の交渉まで中村側は一貫して「金銭ではなく、気持ちの問題」と主張。
それを受け、球団側は戦力としての必要性を訴えてきたが、いまだ正式な金銭提示までは至っていない。
交渉が長引けば、編成面、チームの士気、球団イメージに影響が生じる可能性があるだけに、慰留に努めるにも時間の限界はある。
そこで、中村側がこれまで要求してきた「自由契約」という選択肢も浮上するというわけだ。
「冷却期間があれば、分かってもらえる部分もあるだろう」と機谷代表。
まずは契約締結に全力を尽くすが、来年１月４日以降に行われる５度目の交渉が大きな分岐点となりそうだ。

スポーツニッポン 12月30日

◆最悪ノリ放出「ありうる」

オリックス機谷俊夫球団代表（４４）が２９日、契約交渉が難航する中村紀洋内野手（３３）に対し、究極の選択肢として「放出」もあり得ると発言した。
球団は４度の交渉を行ったが、今季年俸２億円から野球協約の減額制限を超える６０％ダウンの８０００万円の提示を不服とする中村との溝は埋まらず越年。
この先交渉が平行線をたどれば、自由契約やトレードの選択肢も浮上する。
機谷代表はあくまで最悪のケースとした上で「当然そういう状況もあるでしょう。
そうなったら次の手は考えないといけない」と話した。
だが中村は看板選手で現実的ではない。
機谷代表は中村の主張を再考し「見直し作業をやっています」と明言した。
代理人の茂木弁護士も２８日の交渉後「問題点は少なくなってきている」。
次回交渉は年明け４日の予定だが、その動向が注目される。

日刊スポーツ　2006年12月30日

◆川越英隆
アップでサインしました。来季は先発として最低限の役割を果たせるように、２ケタ勝利と防御率２点台を目指したい。この二つについては、今年も達成することができなかったので、来年は達成できるようがんばりたい。監督が変わり、早めの回で変えられてしまうと難しくなるかもしれないが、イニング数も２００回以上投げたいですね。１月１０日以降は宮崎で自主トレを行う予定です。

◆吉井理人
アップでサインしました。出来高も付けてもらい、これでＭＶＰ級の働きをすれば、結構な金額になりますかね。球団からは、実績・経験もあるし、チームの選手に与える影響は一番だと言ってもらえた事が大きかった。また、若い選手が多いチームなので、優勝するための「執念」を教えてあげて欲しいとも言われました。特にピッチャーの場合は、メンタルな部分が作用するので、技術はコーチに任せて、僕は若手選手の精神的な部分のサポートをしていけるよう、がんばってみたい。やっぱり僕自身も優勝したいですからね。

◆大西宏明
守備や走塁で評価してもらえ、アップでサインしました。今まではレギュラーを取りたいと思ってこの結果なので、来季はもう少し上を目指して、例えばゴールデングラブを取るくらいの意気込みでいかないとレギュラーは取れないと思っています。個人的にはセンターにこだわりがありますが、与えられたら、どこでも守りますし、試合に出続けるということを第一に考えたいです。オフは神戸や母校で体を動かして、ケガをした部分をトレーニングする予定です。

◆村松有人
サインしました。社長からは「日本一目指して、みんなを引っ張っていってくれ。」と言われましたし、来季は、全試合出場、打率３割、盗塁も３０以上は狙いたい。コリンズ監督も、走塁に積極的な監督なので、自分のその中の戦力となれるようにがんばっていきたい。守備面では、センターで出場できれば一番いいですが、どこでも守れるように準備しておきたい。オフは神戸と鳥取で自主トレを行う予定です。

◆前川勝彦
ダウンでサインしました。「先発」にこだわりはありますが、来季は監督に指示されたところでやるだけですね。オフは神戸などで練習し、１月からは暖かい宮古島へ行って練習をする予定です。年明けから食事制限をして、体のキレなどをレベルアップさせて、キャンプまでに、きっちり勝負できる体を作ります。

◆後藤光尊
アップでサインしました。来季は個人的な事よりも、優勝を目指してチームでがんばっていきたい。数字の目標としては、規定打席に到達できるように、そして３割は打ちたいです。ポジションもショートをやりたいという気持ちは持っていますが、監督次第ですね。オフは神戸で自主トレを行う予定です。リスト強化と、秋のキャンプ中に、打撃面で気づいた事がたくさんありましたので、それを実行できるための体作りします。

◆水口栄二
ダウンでサインしました。社長と代表とは、どうしたら優勝できるかということについて長時間、話をしました。僕達の年代になると「気持ち対気持ち」ですので、球団も色々と考えてくれていると理解しましたので、心良くサインしました。来年はチームが一致団結して、勝たなきゃいけないですね。オフは例年通り、愛媛で自主トレを行います。違ったことをすると怖い部分もありますしね。あと、キャンプは宮古島でのスタートを希望しました。監督のことも全然分かりませんし、アピールできるところはしないといけないですしね。

◆加藤大輔
アップでサインしました。ケガをした後から、２年続けて投げることができましたが、今年の日本ハムのビールかけを見ていると、「自分は今年１年間、何やっていたんだろう・・」と感じました。スピードにはそれ程こだわりはありませんが、昨年の力が戻れば、１５６キロもまた出せると思いますし、その時は真っ直ぐと分かっていて、打てない真っ直ぐを投げれていたし・・。今年はうまく変化球も使えていたと思います。やっぱり日本ハムの武田さんや、阪神の藤川投手ぐらいはやらないとダメだなぁと思いますので、中継ぎの柱としてだけではなく、タイトルを取れるような体を作って来年に望みます。

◆歌藤達夫
ダウンでサインしました。１年目は何も分からず試合数だけ投げていましたが、2005年度は防御率も良く、成績を残せました。来年はそれ以上の成績を収められるようにがんばるだけですね。どのような場面で使われるか分かりませんが、中継ぎでも先発でも、しっかりと結果を残して、左の１番手だと言われるようになりたい。左投手も不足しているし、がんばらないといけないですね。オフは年末までは神戸で、１月からはヤマハと宮古島で自主トレを行う予定です。

◆高木康成
少しアップでサインしました。今年ワンポイントの経験でき、途中から試合に入っていくのも楽しいというか、充実感がありました。もちろん先発に対する気持ちが強いですが、来年は１軍で仕事をすることが一番ですね。また、今年の秋には、ハワイでのウインターリーグに参加しました。向こうのバッターは飛距離もすごいですが、僕はとことんインサイドを突いていきました。そういう気持ちで投げれるという事を確認でき、非常に良かったですね。自主トレは基本的に神戸で行う予定です。

◆大久保勝信
現状維持でサインしました。年末年始は神戸で、その後は例年通り、宮崎で自主トレを行う予定です。プロに入って、まだ１年通して試合に出た事がないので、ケガをしない体作りと自分に足らない部分を中心にトレーニングしたい。来季は勝っているゲームで投げる事に拘っていきたいし、大事な場面で「ここは大久保しかいない」と言われるようにがんばりたい。目標は”負けないこと” です。

◆相川良太
サインしました。今年ひとつの励みにもなりましたので、自分から申し出て、出来高を付けてもらいました。あえて高いところに設定しましたので、それを目標にがんばりたい。そのためには、レギュラーを獲得して、１００試合以上に出場しないダメですね。来季はライトでのポジションを希望しますが、他のポジションでもチャンスがあれば出たいです。オフはパワーアップ、ケガをしない下半身を作る事、そして体重を落とさずにスピードをつけるトレーニングを神戸でする予定です。

◆下山真二
少しダウンでサインしました。社長からは「来年は谷選手と早川選手が抜けるので、その穴を埋められるよう、またポリープを作るくらいの気持ちでがんばれ。監督も新しくなるし、スタートラインは同じ。キャンプから監督は見ていくだろうから、そこでいいスタートを切って、１年間１軍でプレーできるようにがんばってくれ。君は、走・攻・守揃っているんだから・・・」とすごく誉められて、逆に少し怖いなぁと思いましたけど・・。今年は初めて、ダウンでの更改だったので、オフは何か変えようと考えてます。お寺にこもって、滝にでも打たれようかなと・・。精神的な部分も鍛えて、現状に満足することなく、さらに上を目指してがんばりたいですね！

◆本柳和也
少しアップでサインしました。今年は規定投球回を目標にやっていましたが、全然届かなったので、来年こそはクリアしたいですね。今年は短いイニングで絶対抑えないといけない時に、失敗することが多かったが、ロングリリーフや先発では、試合を作ることができたと思っています。長いイニングを最少失点で抑えていくのが、僕の持ち味だと思いますので、来年は先発ローテーションに入りたいと球団に伝えました。球団からは光原、中山、岸田投手達のような若い先発投手が多いので、と言われましたが、最後には「本柳が先発をやっていた」という状態でありたいと思います。

◆阿部真宏
ダウンでサインしました。今年はケガで何もできなかったので、チームには迷惑をかけたと思っています。来年は監督も変わりますし、まず試合に出ないと何も始まらないですからね。ケガの部分がまだ痛む時もありますが、１０月からバッティング練習を休ませてもらっていましたので、だいぶ痛みも引きました。あとはできるだけ早くバッティング練習を開始したいですね。来年はもう少し打撃面のアップを目指し、出塁率にもこだわっていきたいです。

◆山口和男
ダウンでサインしました。来年は契約してもらえるだけで満足しています。今まで毎年のように監督が変わってきましたが、キャンプでは評価をもらえましたので、来年は少しでもその評価のままで、チームの力になれればと思っています。監督からは、来年ここ任すという部分を言われていますので、その持ち場で力を発揮できるよう練習します。今年１年は本当に辛い思いをしましたので、来季は自分の考えている事や気持ちを現場サイドにもどんどん伝えていこうと思っていますし、今までの自分の全成績を上回りたい。また、自分のやりたいことにも挑戦するという意味で、球速にもこだわっていきたいです。今年のオフは、初心に戻るという意味で、宮古島での合同自主トレにも参加する予定です。

◆山本省吾
少しアップでサインしました。昨年より全般的に数字が上がっているところを評価してもらえました。来年は監督も外国人に変わり、能力があればいい場面で投げさせてもらえるのではないかと考えています。投げる場面は監督が決定することですので、特に先発、中継ぎの希望はそれほどありませんが、隙があれば先発でも投げたいですね。来年は５０試合登板を目標にがんばりたいです。オフは年末まで関西で、年明けからは宮古島でトレーニングを行う予定です。

◆鈴木郁洋
ダウンでサインしました。来年はトレードや新人選手でキャッチャーが入団してきますが、全くその事については考えておらず、自分が頑張って１軍で使ってもらえることだけを考えています。オフは主に神戸で練習をする予定です。

◆菊地原 毅
アップでサインしました。去年、今年と僕は勝ちゲームで投げさせていただいていますが、広島時代から課題としてきた、”２年続けて投げる”という事ができなかったことで、体・精神力の弱さを実感しました。やはり優勝するには７０試合は登板する投手がいないと難しいと思っていますので、来季は５０〜６０試合は登板したいと思います。現在はケガの具合もだいぶ良く、ブルペンで立ち投げ程度に軽く投げています。今後は春のキャンプに向けて調子を上げていきたいと考えています。

◆萩原 淳
ダウンでサインしました。今年は個人的にも成績が落ちているし、チームも５位という結果でしたので、悔しいですね。来年は今年の倍は投げて、チームの優勝に貢献したいです。僕自身、もうあと何年もできるとは思っていないので、強い体を作って出来るだけ長く投げたいです。オフは神戸で、下半身と肩まわりのトレーニングを中心に行う予定です。

◆北川博敏
２年連続で打点・得点圏打率がトップだった部分を評価してもらえ、少しアップでサインしました。個人的には夏で戦列を離れてしまったし、チーム成績も悪く、全体的に厳しい更改となっているようですし、仕方ないですかね。球団には、来季フロント側でも選手達のモチベーションをさらに上げてもらえるよう、シーズンのヤマ場で、遊び心で「人参」を吊るしてもらいたい・・とお願いしました。そうすれば、さらに盛り上がると思いますしね！もちろん、チームが上位にいる事が条件ですけど・・。今はまだ肩のリハビリを行っていますが、もう投げる事は可能ですし、キャンプまでには１００％の状態に戻れると思いますので、キャンプは全力で取り組みたい。

◆吉川勝成
ダウンでサインしました。最近は若くていいピッチャーが多くなってきましたが、絶対に負けたくないと思っていますし、自分の持ち味を出せたら、やっていく自信もありますので、来年は死にもの狂いでやるだけです！オフは京都を拠点に、半分以上は高校で自主トレをする予定です。

◆柴田誠也
※育成選手契約
ダウンでサインしました。２年間投げることができなかったので、ショックでしたが、仕方ないです。今はだいぶ肩も治ってきていますので、３月、４月には投げられるようになり、６月３０日までに活躍して、また登録選手に戻れるようがんばりたいです。

◆由田慎太郎
少しアップでサインしました。今年は初めて１軍を経験でき、やっとスタートラインに立てたという心境です。来年は外野手も２人抜けましたし、左バッターも少ないので、まずは打つことをアピールできればと思います。今まで以上に１打席にかける集中力、１球目から振っていける姿勢、準備をしっかりしないといけないと感じました。具体的に数字の目標はありませんが、１軍での戦力としてとらえてもらえる選手になりたいです。

◆松村豊司
少しアップでサインしました。１軍登録日数と１勝を挙げたことが評価されました。今年は、ウインターリーグにも参加しましたが、配球も捕手まかせではなく、自分で考えて投げないといけないなと思いましたし、体調面でも自己管理して行く事が大切だと実感しました。来年はストレートと今年覚えたシュート、あとハワイで練習したカーブをうまく組み合わせて使えるようになりたいですね。オフは基本的に神戸で練習予定です。

◆香月良太
去年より投げていないのでダウンでサインしました。自分では何もできなかったシーズンだったと思っています。来年は１軍定着が目標。特に変えようと思っている部分はないが、たくさんトレーニングをして、活躍できればと思います。オフは神戸で練習します。

◆宮本大輔
※育成選手契約
ダウンでサインしました。背番号は１１４番に変更になります。病気のため、このような形の契約になりましたが、病名を聞いた時に戦力外も覚悟しました。来年も野球ができる環境で良かったと思っています。もう１度、ゼロからのスタートになりますが、早く選手登録してもらえるように体を治したいです。今は体の違和感もなく、トレーニングもできますので、あとは質と量を上げていくところです。

◆前田大輔
覚悟はしていましたが、ダウンでサインしました。今年は結果が出せなかったので、仕方がないですね。毎年ポジション争いが厳しいのは同じなので、チャンスをもらった時に結果を残せるように準備しておきたい。オフは神戸で体力強化から始め、その上で技術面を磨きたいです。

◆清原和博
サインしました。今年は１年通してグラウンドに立てなかったという事と、チームが５位という結果になってしまったことに責任を感じています。今年は仰木さんにオリックスのユニフォームを着るチャンスをもらいましたので、この”感謝”の気持ちを来年も持ちつづけてプレーしていきたいですね。また、この１年でチームにも、パ・リーグの投手にもだいぶ慣れましたし、来季は新監督の元、気持ちをひとつし、コンディションを整えて、とにかく結果を出したい。今年、スカイマークでも京セラドームでも、たくさんの声援をいただき、とても嬉かったです。来年はその応援に応えられるように、まずちゃんとグラウンドに立つという事が大事だと考えています。オフは膝のことも考えて、海外の暖かいところで、練習を開始する予定です。来年は４０歳を迎えますので、なんとか大阪でもうひと花火あげたいですね。

◆平野佳寿
アップでサインしました。今シーズン最後までローテーション守って投げ抜いた事、そしてチームでも一番多くのイニング数を投げた部分で、自分で考えていた以上に評価してもらえました。２年目というのは一番大事な時期なので、２００イニング以上、２ケタ勝利を目指してがんばりたい。オフはこの時期しかできない走り込みを中心にトレーニングを行う予定です。

◆ユウキ
少しアップでサインしました。球団からは、期間は短かったですが、連投していても、２、３イニング投げることもあったので、そのあたりが評価されたようです。今まで先発にこだわりがあったというか、先発しかできないと思っていましたが、今年、中継ぎで少し結果を残せて、視野が広くなったと感じました。来年も先発にはこだわりたいですが、中継ぎもやってみたいですね。また、今年の最後は腰の故障で投げられない時期がありましたが、ほぼ１年通じて投げられましたので、来年につなげる自信はあります。オフは神戸で練習の予定です。

◆牧田勝吾
現状維持でサインしました。今年は足の調子があまり良くなく、我慢しながらのプレーでしたが、もう少し１軍で結果を残したかった。また来年ユニフォームを着ることができますので、今年の悔しさを来シーズンぶつけたいですね。まずは、昨年亡くなられた仰木さんにしっかり挨拶をしに行きたいと考えています。来季は代打での出場が多くなると考えていますので、代打の一番手になれるようにがんばりたい。オフは基本的にはコンディショニングコーチと一緒に神戸で行う予定です。

◆軒作
ダウンでサインしました。自分の中では、金額がどうこうという事で野球をやっていないので、特に気にはしていません。やはり楽しく野球が出来、ファンの人に応援してもらい、自分の目標に向かってがんばる事が一番ですね。今年、上投げから横投げに変えた事で、不安や迷い、苦労はありましたが、今思えば、土台となるものを今年１年作って、来年に活かせる気持ちではいます。自分では来季は１イニング、バッター１人に対しての勝負をイメージしていましたが、コリンズ監督と話をした時にも、同じ考えだと分かり、良かったと思っています。あとはその期待に応えられるように頑張るだけです。

◆坂口智隆
アップでサインしました。今年は打撃成績はあまり良くありませんでしたが、１軍登録日数も今までと比べて多く、守備・走塁面が評価されました。今年はアメリカのウインターリーグにも参加しましたが、考え方など全てが違い、とても勉強になりました。向こうでは、やってしまったミスよりもそれをやろうとした過程を評価してもらえるので、のびのびと野球ができ、アメリカの野球にも興味を持ちました。また、向こうにも友達ができたし、コリンズ監督とも話が出来るよう、英語も勉強したいですね。オフは神戸の寮で筋力アップ中心のメニューで練習を行う予定です。

◆阿部健太
少しアップでサインしました。去年と比べて、１軍登録が多かった事などが評価されました。オフは地元に帰って水口選手達と自主トレを行う予定です。あと今、体重が７６キロですが、来年は筋肉をもう少し増やして、８０キロぐらいまでにもっていきたいです。オフにしっかり練習して、キャンプに入った時に自分をアピールできればと思います。

◆近藤一樹
今年は肩のケガで野球を全然できなかったのでダウンでサインしました。肩はほぼ完璧に近いほど回復しましたので、この後完璧にしていつも通りの状態で、キャンプに参加したいですね。今後はトレーニングをして、肩を安定させてたいと考えています。オフは神戸と東京の母校で自主トレを行います。

◆光原逸裕
ダウンでサインしました。今年は全然投げれてないので、仕方がないです。来年も先発にはこだわりたいと思っていますが、ライバルも多いので、そうも言っていられないかもしれないですね。最終的には首脳陣が適性を見て決めると思いますが、自分は先発でやりたいと考えています。コリンズ監督からはキャンプで、「疲れているのに無理をして投げる必要はない。今は休んで来年の春に投げてもらえればいいから」と言われて、少し気持ちが楽になりました。オフは神戸で練習する予定です。

◆森山 周
アップでサインしました。今年最初にキャンプでケガをして、苦しい時期もありましたが、後半１軍でも試合に出ることができて、来年に繋げることができた１年でした。また、ウインターリーグにも参加しましたが、向こうの選手のハングリー精神には驚きました。自分もそれぐらいの気持ちを持たないとダメだなと実感しました。来季は、足に期待されていると思いますので、盗塁を重点的に練習していきたいです。オフの自主トレは、寮か球場で体作りを中心に、筋力アップの練習をする予定です。

◆中山慎也
アップでサインしました。２勝という勝星よりも、プレーオフに出られる可能性があった時期の投球内容を評価してもらえた感じでした。今年４月頃に１軍に上がってまず雰囲気を経験できたので、後の先発登板の時に落ち着いてピッチングを行うことができた。来季は制球力をつけて、ローテーション入りすることが目標です。

◆金子千尋
アップでサインしました。今年の初めは投げられることの嬉しさを感じていましたが、段々と結果を求めていくようになりました。自分では、そこそこ調子が良ければ、通用する手応えを感じることができましたが、最後は少し故障をしてファームに落ちてしまったことが残念でした。来年も故障さえなければなんとか投げられるのではと感じています。今は順調に回復しています。また、来年は常に試合に入っていたいので、出来れば中継ぎ・抑えでやってみたいですね。

◆迎 祐一郎
現状維持でサインしました。今年はファームで成績を残して、１軍に上げてもらったけども、打席に立つチャンスが少なく、やっと打席に立てた時にいいピッチャーだったりして・・。でもここでそういう場面で結果を出すのが、自分の立場の仕事だし、そこで結果を出せなかった自分の弱さを認識しました。来年は谷選手が抜け、監督も新しくなって、今までとは違い ”チャンス”と感じています。だから社長にもレギュラー取りますと宣言しました。

◆的山哲也
単年契約、現状維持でサインしました。自分は４０歳までは現役でやりたいと考えているし、体力の衰えは感じていませんので、若い人には負けないぞという気持ちで毎年挑んでいきたいと思っています。僕はＦＡを行使しましたけど、気持ちよく、すっきりとして判子を押しました。球団には、来年の宮古島キャンプピッチャーの球を受けられるように、最初から参加したいという希望は伝えました。来年は１０００試合出場という通過点に向けて、３ケタは試合に出場したいですね。

◆嶋村一輝
現状維持でサインしました。不本意な成績だったので、下がると思っていましたが、ファームでの成績が考慮されて、”来年はがんばれ”ということで現状維持となりました。今年は３年目で、成績を残したい気持ちはありましたが、１軍に上がった時に、チャンスを活かすことが出来なかったことが残念でした。来年はいい内野手も入ってくると思いますので、負けないようにがんばりたいです。

◆田中　彰
少しダウンでサインしました。球団からは、もう少し試合に出てもらいたいと伝えられました。来年、後輩が入団してくるのはうれしいですが、野球においては、自分は自分なので、やるべき事をやって、今年オフの練習を来年に繋げたいです。

◆柴田亮輔
少しアップでサインしました。今年の最初は余裕もなく、がむしゃらにやっていたんですが、後半は前半の悪かったところを考えながら練習に取り組んだので、自分自身でも特にバッティングが成長したなと思いました。具体的に言うと、打球が強くなった事が一番わかりやすい事ですね。あと、秋季キャンプでは１軍の選手と一緒に守備練習することができ、１軍に上がるためのプレーを見ることが出来ました。また、少しでも多くのポジションを守れるように２塁手の練習にも取り組みました。来季は、元気の良さと、気迫で１軍昇格を勝ち取りたいです。

◆岡田貴弘
現状維持でサインしました。今年は上でも下でもいい成績が残せなかった。でも今年１年、大きなケガなくやれたことは、すごくプラスだったし、サーパスではずっと試合に使ってもらえ、いい経験ができた年でした。また意識面においても、高校の「クラブ活動」から「職業」に変わり、野球にかける思いが変わった。今は感覚を忘れないように、ウエイトや打撃練習をしています。来年の目標は１軍に定着、そして初ホームランが打てればと思っています。

◆長田 勝
少しアップでサインしました。来年は５年目を迎えるので、最後の年だと思って、結果にこだわり、とにかく１軍に上がれるようにがんばりたい。今年のオフは今まで以上に体作りと、バッティングに力をいれたい。オフは神戸の寮で練習する予定です。

◆横山徹也
少しアップでサインしました。球団からは、「キャッチャーが多くなるけど、監督が新しくなるので、みんな横一線だからがんばれ！」と言われました。秋キャンプでは、打撃面で、村松さんや平野さんに教えてもらえたので、それをこれからものにしていきたい。守備ではやはり的山さんを参考にしたい。的山さんは外国人とコミュニュケーションを取るのも上手なので、監督も外国の方になるし、そのあたりもぜひ教えてもらいたいと思っています。来季は、元気の良さはもちろんですけど、盗塁阻止率にもこだわっていきたい。オフは的山さんと一緒にサイパンでトレーニングを行う予定です。

◆吉良俊則
現状維持でサインしました。去年は今年１年間野球をやるためにリハビリをやってきて、今年は来年１軍で野球をやるために野球をやってきました。そして今年１年、そして秋のキャンプにも参加させてもらいましたが、自分が全く通用しないレベルに居るとは思っていないので、来年はがんばって１軍でやりたいです。秋季キャンプでは、監督が力をいれていた走塁練習と守備をしっかり出来るように練習しました。ディーバスコーチからは「バッティングではさわるところはないから、今のスイングを続ければＯＫだ！」と言われたので、すごくうれしかったです。年内は神戸の寮で練習予定です。

◆筧 裕次郎
現状維持でサインしました。今年の捕手転向については、球団からも説明がありましたが、来年は内野手としてやってくれという話になりました。複雑な気持ちもありますが、自分が結果を残していないので、仕方無いかなという気持ちもあります。来季は出来るだけ多く、１軍で出場したいですね。自分の持ち味はバッティングだと思うので、そこをアピールしていきたいです。オフは神戸で、前田選手と一緒に走り込み中心の練習をする予定です。

◆町 豪将
ダウンでサインしました。今年の春キャンプ、オープン戦でのスタートは良かったが、その後小さなケガも多く、調子を維持することができずに、シーズンが終わってしまった印象です。来年は、自分の形をしっかり持って１軍にあがり、日本一に貢献したいです。オフには、１年間しっかり働ける筋力をつける事と、フォームを固め、自分の持ち味のフォークと真っ直ぐに磨きをかけようと思っています。

◆岸田 護
少しアップでサインしました。今シーズンの終わりには、もう上で投げるチャンスはないかなと思っていましたが、最終戦に投げられることができて、勝てなかったですが、いいアピールが出来て良かったです。後半は肩が出来て、腕もふれてきたし、さらに変化球も増やしたので、ピッチングに幅ができました。今年は調子が上がってくるのが遅かったので、来年は最初からいいスタートを切りたいと考えています。あと、社会人までは先発完投型でやってきましたが、プロに入って中継ぎ、抑えも経験させてもらい、どの仕事もそれぞれ違いがあり、どの仕事でもやってみたいと思いましたね。来季は１軍定着とケガをしない事が目標です。

京セラドーム大阪では、２００７年プロ野球シーズンに向けて、グラウンド内インフィールド部分の人工芝をリニューアルする。
リニューアル後はクッション性が高まり、またメジャー球場でも多く利用されているデザインに生まれ変わる。
なお、リニューアル後のプロ選手による初めての使用は、３月２日「オリックスｖｓ中日 オープン戦」を予定。

◆２００７年球団キャッチフレーズ　 One Heart Beat

２００７年 シーズンの球団キャッチフレーズは、コリンズ監督が就任記者会見時に唱えた｢One Heart Beat｣で決定した。
この言葉は、首脳陣や選手、スタッフ、そしてファンもひとつとなり、その鼓動までもが同調するような一体感を表現している。
｢One Heart Beat〜鼓動をひとつに〜｣。２００７年のオリックス・バファローズは、このキャッチフレーズを心に刻み戦いに挑む。