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  • from: Felixさん

    2007年06月26日 21時01分37秒

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    二宮清純「プロ野球の時間」

    桑田のMLB生命線は「レインボール」

    パイレーツの桑田真澄が6月14日(日本時間15日)、ホームでのレンジャーズ戦に登板し、負け試合ながら9回の1イニングを三者凡退に切ってとった。
    11球中「レインボール」と名付けたカーブを4球も投げた。
    カーブは桑田がメジャーリーグで生き残るための生命線だろう。

    高校時代から大きくタテに割れるカーブを得意にしていた桑田だが、プロに入ってしばらくたってから、自慢のカーブをあまり投げなくなった。
    桑田に聞くと「審判がストライクにとってくれないんですよ」とのこと。
    横浜の工藤公康も同じようなことを言っていた。

    90年代、日本のプロ野球はスライダーが全盛で、猫も杓子もスライダーを投げていた。
    一級品のカーブを見る機会の少なくなった審判は、自信がないためどうしても判定が辛くなる。

    「ストライクゾーンは奥行きがある。すなわち直方体なんです。その一角でもかすめれば本当はストライクなんですが、審判はキャッチャーが捕った位置でストライクかボールかを判断する。こうなるとタテに割れるカーブはミットにおさまる位置が低いため、審判はボールと判定しがち。ストライクゾーンの一角をかすめていても、ですよ。ストライクにとってくれないんだから投げたくても投げられない。カーブピッチャーが少なくなった理由は、そこにあると思いますよ」
    春のキャンプで会った際、工藤はそう解説してくれた。

    日本よりもボール一つ低めに広いメジャーリーグでは、キャッチャーのレガースあたりのボールでもストライクゾーンを通過していればきちんとストライクにとってくれる。
    バッターのタイミングを狂わせる意味ではスローカーブなども有効だろう。

    幸い、ルーキーということでメジャーの打者は桑田のカーブに対する“免疫”はない。
    1年目は徹底してカーブで押すべきだ。
    フォークとの組み合わせも面白い。
    間違ってもストレートでストライクをとりにいってはならない。

    <この原稿は07年7月9日号『週刊大衆』に掲載されています>

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