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  • from: Felixさん

    2007年07月25日 23時14分47秒

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    二宮清純「プロ野球の時間」

    斎藤と岡島が証明した日本の「技術力」

    37歳の斎藤隆(ドジャース)と31歳の岡島秀樹(レッドソックス)がミッドサマー・クラシック――米オールスターメンバーに選出された。
    岡島は登板機会に恵まれなかったが、斎藤は1回を三者凡退に封じた。
    気合が乗っていたのか、MAXは96マイル(約155キロ)を計測した。
    その投球はとても37歳には見えなかった。

    レギュラーシーズンではクローザーの斎藤の成績が36試合に登板し、1勝0敗23セーブ、防御率1.47であるのに対し、セットアッパーの岡島の成績は39試合に登板し、2勝0敗13ホールド4セーブ、防御率0.83――。
    どちらも見事な成績だ。

    斎藤の武器がスライダーなら岡島の武器はカーブとチェンジアップ。
    ふたりに共通しているのはボールが高めに浮かないところ。
    低めと外角に甘いアメリカのストライクゾーンをうまく利用している。
    アメリカ製のボールのシーム(縫い目)の高さも、空気抵抗を利用して変化の幅を広げるという意味において、二人にとっては好都合だったようだ。

    斎藤と岡島のメジャーリーグでの成功は、日本のリリーフ投手に勇気を与えたのではないか。
    「オレもいずれはメジャーで!」と虎視眈々と海を渡るチャンスを窺っている者も少なくないはずだ。
    あるメジャーリーグの日本人スカウトは「(日本人の)先発は当たりハズレがあるが、リリーフ投手は、ほぼ日本での実績どおりのパフォーマンスを披露してくれる。
    リスクの少ないポジション」と“和製リリーバー”に二重丸をつけていた。

    メジャーリーグのリリーフ投手の中には牽制が下手だったり、守備がお粗末だったりする者もいるが、こうした基礎技術の完成度は、むしろ日本人投手の方が高いような気がする。
    日本人リリーバーのパイオニアといえばエンゼルスやマリナーズなどで活躍した長谷川滋利だが、彼が容易に盗塁を許したシーンは、ほとんど記憶にない。
    野球においても日本は「技術立国」なのだ。

    <この原稿は07年7月30日号『週刊大衆』に掲載された記事を再構成したものです>

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