「日本ハム：スレッジがサヨナラ打　オリックスは３連敗」
日本ハムがサヨナラで、５月末以来の３連勝。
１点を追う九回、２死二、三塁からスレッジの適時打で試合を決めた。
ダルビッシュは、九回に４失点で逆転を許すも、結局１３奪三振の完投勝ちとなり、「スレッジに何度メシをおごっていいか分からない」。
オリックスは３連敗。

▽日本ハム・梨田監督
　予測できない展開。こんなドラマはなかなできない。同点よりも勝ち越して、（九回を投げきった）ダルビッシュを勝たせてやりたいと思った。乗っていたチームに３連勝できたことは大きいですね。

▽オリックス・大石監督
　残念です。（九回表は）カブレラも、ローズもつなぐ意識で逆方向へ打ってくれた。よく逆転までいったが、加藤が打たれたらしょうがない。


○オリックスは、またもクライマックスシリーズマジックの点灯に失敗した。九回、疲れの見えるダルビッシュから打者９人の猛攻で４点を奪って逆転したまでは良かった。
　ところがその裏、抑えの加藤が乱れた。２死二、三塁、スレッジへの３球目で「足が引っかかった」。体勢が崩れてボールは力なく高めに浮き、二塁打されて万事休した。「逆転してくれた直後にあんなことになり、申し訳ない」と加藤。
　しかし、肩を落とすことはなく「何を言っても言い訳になる。残りは連勝するつもりで頑張ります」と自らを奮い立たせていた。
（毎日新聞）