「オリックス「５番後藤」生き生き」
オリックスの後藤が４回に逆転満塁本塁打。
３年ぶりの満塁アーチに、「勝ちたいという気持ちがスタンドまで運んでくれた」と喜んだ。
打撃好調を買われ、最近はカブレラ、ローズに続く５番を任されている。
主軸として責任は増すが、「全く重圧はないし、楽しい」と笑顔を見せた。
チームはクライマックス・シリーズ（ＣＳ）進出マジックを１つ減らして４とした。
２４日にも球団初のＣＳ進出が決まるが、住友チーフコーチは「ＣＳなんてまだまだや。そんなこと考えてたら、（失速気味の）阪神みたいになる」と冗談交じりに話した。
（時事通信）

「後藤が逆転グランドスラム」
オリックス後藤光尊内野手(30)が、一振りで試合をひっくり返した。
１点を追う４回、カブレラのヒットとローズの四球などで作った無死満塁のチャンス。
ロッテ先発唐川の１４０キロ真っすぐを右翼席上段にたたき込んだ。
「前の打席で真っすぐで打ち取られていたので、その真っすぐを狙っていました。狙い打ちちです」。
１９７３年（昭48）にヒットした山本リンダの歌のごとく「狙いうち」で後藤はしてやったり。
オリックスは５回にもアレックス・カブレラ内野手（３６）が今季１００打点目となる適時三塁打を放ち、ロッテを突き放した。
（日刊スポーツ）

「小松は２度目の完投１４勝　ロッテは打線沈黙」
オリックスが快勝し対ロッテ戦５連勝。
四回、後藤の満塁本塁打で逆転し、五回はカブレラの適時三塁打で１点追加。
「粘って投げた」という先発・小松が３安打１失点で抑え、今季２度目の完投で１４勝目を挙げた。
ロッテは一回に里崎の１５号ソロで先制した後、打線が沈黙した。

▽オリックス・大石監督
　今日は（監督代行就任以来）初めて、ブルペンのモニターを見なかった。小松は何も言うことはない。

▽ロッテ・バレンタイン監督
　唐川は三回まで良い内容だった。四回は先頭を出して、気付いたら満塁だったんじゃないか。後藤に甘い球を打たれた。
（毎日新聞）