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from: Felixさん
2007/08/11 01:41:46
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中野幸信「世界蹴遊記」
「青田買いの低年齢化」
先日、米国デビューを果たしたばかりのデヴィッド・ベッカム(LAギャラクシー)だが、意外と早く英国復帰が実現するかもしれない。英国の複数クラブが長男のブルックリン君(8歳)の獲得に乗り出しているためだ。
某紙が報じるところによると、マンチェスター・Uやアーセナルといった英国の有力クラブが、ブルックリン君の獲得に名乗りを挙げているという。ベッカムの息子という話題が先行した形かと思ったが、実はそうでもないらしい。
あるスカウト担当者は走り方、ボールタッチ、スタミナ等を評価し、ベッカムの長男であることを知らなくてもブルックリン君の獲得をクラブに進言するとまで語っている。このコメントから純粋にクラブの将来を背負う金の卵としてブルックリン君に白羽の矢を立てたことがわかる。
それにしても驚くのは、クラブが8歳の少年の獲得に動いたことだ。ヨーロッパの有力クラブが海外の若手有望選手を見出して契約する、いわゆる“青田買い”はこれまでも行なわれてきた。しかし、その対象は15歳前後のジュニアユース、ユース世代だった。
青田買い対象者が低年齢化している事例は他にもある。8月初旬、マンチェスター・Uが動画投稿サイト「ユーチューブ」で話題となった9歳のデイビス君と契約を結んだことが明らかになった。
実際に映像を見た方も多いと思うが、注目を集めた動画には華麗な技で次々とDFを抜きさってゴールを決めるデイビス君の姿が映されている。祖父がデイビス君のプレーを収録したDVDをマンチェスター・Uに送り、契約に漕ぎ着けたという。
マンチェスター・Uによると、9歳頃の少年40人と契約をしており、デイビス君はその1人にすぎないとのこと。もはや少年世代の青田買いは、クラブにとって日常的なことなのだろう。
青田買いをすることでクラブ側には才能ある少年を早目に囲い込むメリットがあり、少年たちには最高の環境の中でレベルの高いトレーニングを受けられるメリットがある。そう考えると、青田買いの低年齢化はしばらく続きそうだ。かつてのように人身売買同然でクラブが少年を扱うことがないように、何らかのルールを作る必要があるかもしれない。-
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