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  • from: Felixさん

    2007年02月23日 19時55分16秒

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    bjリーグ情報 : 大阪・天日HC「新潟にアウェイで連敗したあと、『このチームは立ち直れる』と確信した」

    <この記事は携帯サイト「二宮清純.com」(http://ninomiyaseijun.com)『bjリーグ特集第2弾』に掲載したものを元に構成しています>

    「リンやデイビッドに点をとらせることができた」
    〜石橋晴行選手 インタビュー〜
    ※インタビューは1月20日に行ったものです。

    ――前半戦を首位で折り返しました。
    石橋: ここまでは、まずまずですね。途中で5連敗したのですが、チームにとってはいい刺激になったと思います。今は、個々がやるべき仕事をこなせている。それが、現在の成績に表れているのかなと。

    ――5連敗の原因は?
    石橋: 開幕3連勝といいスタートが切れましたが、それで気が緩んだわけではなかった。やはり、他チームの底上げが大きかったですね。メンバーを見ても、サイズの大きい選手が並んでいる。その点で少し戸惑いました。「去年とは違う。これは厳しい試合になるな」と思ったし、実際、その通りになりましたね。

     もちろん、僕らも全員でリバウンドを獲りにいけていないことがあった。特に、ディフェンスリバウンドですね。全員でいくべきところを、何人かがいけてなかった。相手にリバウンドをとられることが多かったんですよ。

    ――その後、チームは持ち直したわけですが、そのリバウンドの部分が変わったと?
    石橋: そうですね。全員で守って、全員でリバウンドを獲りにいけるようになった。そこを修正できたのが一番大きかったですね。それからは、守って速攻という本来の形が出るようになりました。

     ただ、僕個人としては連敗している時もネガティブには考えてなかったんです。練習の雰囲気などチームの状態自体は悪くなかった。だから、「いつかは勝てるようになる」と楽観的に考えていました。

    ――今季は、波多野選手や城宝選手、宍戸選手など日本人選手の成長も目立ちますね。
    石橋: 彼らも、試合をこなすうちに、自信がついてきていると思いますね。今、日本人選手はHCから与えられた課題をこなしているんです。その成果が出ている。一度、PGの3人の選手が同時に離脱した時期がありましたが、その時はSGの城宝が穴を埋めてくれましたからね。チーム全体のレベルが上がっている印象があります。

    ――オフシーズンはどのようなトレーニングを?
    石橋: 個人のスキルアップを重点的にやりました。ウチは役割分担が明確なので、自分の仕事をしっかりやっていれば、チームに貢献できるようになっている。

     前半戦、点をとるべき選手が勝負所でとれたと思います。ウチはファーストオプションがリンやデイビッドなど決まっているのですが、彼らに点をとらせるために、周りの選手がフォローできていた。今は本当にチームとして機能していますね。

    ――前半戦を終えて、疲れが出てくる頃です。
    石橋: これからはケガに注意していかなければいけない。昨季も2月、3月くらいから主力にケガ人が出た。プレーオフ前にリンがいなかったこともありました。リーグ戦に出ていても、プレーオフに出場できなければ何の意味もない。その点は気をつけていかないといけないですね。

    ※このインタビューの後、1月21日の東京戦で石橋選手は鼻骨を骨折(全治4週間)、ジェフ・ニュートン選手は右ヒザ半月板(全治3週間)を損傷した。また、27日のオールスターでリン・ワシントン選手が左足首ねんざ(全治3週間)のケガを負った。

     シーズンは長いし、まだまだ油断はできない。「優勝するためには何でもやる」という強い気持ちを持ち続けていかないといけない。例え、プレーオフ進出が決まったとしても、残りのゲームは勝つ必要がある。そうしないとプレーオフでいいゲームはできない。後半戦は全勝するぐらいの気持ちでやっていこうと考えています。

    <石橋晴行(いしばし・はるゆき)プロフィール>
    1973年12月3日、大阪府出身。ポジションはシューティングガード。阪南大学高校、大阪産業大学を経て、日立大阪へ。その後、アイシン、横浜ギガキャッツ、大阪ディノニクスを経て、05年6月にドラフト3巡目で大阪エヴェッサに入団する。初代主将としてチームを牽引し、チームの初年度優勝に貢献した。173センチ、72キロ。


    「一生懸命にプレーする素晴らしさを子供たちに教えたい」
    〜天日謙作ヘッドコーチ インタビュー〜 
    ※このインタビューは1月20日に行われました

    ――前半戦を振り返って、率直な感想をお願いします。
    天日: 初年度の優勝から始まって、プレシーズンゲームでの戦い、開幕3連勝と少しうまくいきすぎた面があった。僕も含めて、選手たちに気の緩みが生まれたと思うんです。その結果、途中で5連敗した。ただ、これがいいクスリになりました。選手たちも「これじゃダメだ」と考えただろうし、それからは、うまく立ち直ることができましたね。

    ――連敗の後は、ほとんど負けがありません。本当によく立ち直りましたね。
    天日: 選手たちが今までやってきたことを疑いなくやれていることが大きいですね。コーチの僕らにしても、大きな路線変更をせず、「ウチはこれをやる」と言い続けてきた。

     新潟にアウェイで連敗(11月25、26日)した後に、「このチームは立ち直れる」と確信したんです。帰りにサービスエリアで休憩してから、バスに乗り込む時、リン・ワシントンとマット・ロティックが2人とも「コーチ、俺たちは大丈夫だよ」と言ってくれた。漠然としていますが、それを聞いた時に、「このチームは立ち直れる」と思いましたね。仮に、そこで選手たちが「コーチ、あのオフェンスはこう変えよう」とか言ってきたら、今の成績はなかったんじゃないかな。チームはもっと混乱していたと思いますね。

    ――前半戦で一番の収穫は?
    天日: インサイドを固めつつ、アウトサイドにもプレッシャーをかけられたことでしょうね。最初は、受身のディフェンスをしていたんですが、徐々によくなった。ペイントを守ることは変わらず、より遠いところでシュートを打たせようとしていた。

     データを見ても、僕らは、リーグの中で対戦相手に2ポイントを打たれている確率が一番低いんですよ。だから、相手を外へ外へ追いやって、確率の低いシュートを打たせていることになる。3ポイントを決められる確率も低いですからね。

    ――オフはどの部分を重点的に強化されたんですか?
    天日: まず、コンディショニングですね。ほとんどの日本人選手はできているつもりでいるかもしれませんが、実際はできてないと思うんですよ。その部分を徹底的にやりました。

     もう一つは、近距離のシュート。このリーグだけではないのですが、3ポイントの試投数が2ポイントより多いことがあるんです。やはり、大事なのは2点。2ポイントを確実に決める技術がないから、「外で打ってしまえ」となる。

     僕はね、スポーツはどれだけ基本的なことをしっかりとやっているかで差が出てくると思うんです。ゲームの終盤で1点差、そういう状況で試合を決めるのは、フェイダウェイシュートでもないし、サーカスのようなシュートでもない。ディフェンスリバウンドをモノにできたか、相手にしっかりプレッシャーをかけていったか、2ポイントシュートを確実に決めたか。そういう部分で決まると思うんです。

     だから、近距離のシュートとコンディショニング、今年はこの2つに絞りました。特に、J(波多野)は成果が出ていますよ。彼は僕の言うことにすごく反応が速いのですが、今季はほとんど3ポイントを打っていない。その代わりにショートコーナーのジャンプシュートの精度がすごく上がりましたからね。

    ――波多野選手は体つきががっしりしてきましたね。
    天日: 去年と比べて、10キロぐらいは増量したと思いますよ。それでいて、体脂肪率も変わってないし、スピードも全く落ちていない。あいかわらずリバウンドはとってくれる。今では、彼なしのチームは考えられないほどです。

     波多野だけでなく、日本人が成長しています。宍戸にしても、体つきが変わってきたし、最近は安定したプレーを見せてくれている。だから、日本人の底上げというのは僕らの大きな武器になっていると思いますね。

    ――最後に、今後に向けての意気込みを。
    天日: 今、選手たちはものすごく頑張ってくれている。僕はスポーツでそれが一番大事なことだと考えています。一生懸命やっているチームが勝つべきだと思うし、子供たちにも「一生懸命やるのが大事」と教えることができる。だから、もう1度、有明に帰ってきて“いい思い”をしたいですね。

    <天日謙作(てんにち・けんさく)プロフィール>
    1966年10月21日、大阪府出身。羽曳野高校、日本体育大学を経て、松下電器に入団。主力として、日本リーグ優勝などに貢献した。現役引退後は松下電器でアシスタントコーチ、ヘッドコーチを務めた後、05年に退社。その後、大阪エヴェッサの初代ヘッドコーチに就任して、チームを見事に初代リーグ王者に導くとともに、自らも最優秀ヘッドコーチに選出された。

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