「西首位の大阪８連勝！２位に４差」
大阪エヴェッサが８連勝で西地区首位を独走だ！　同地区３位の大分ヒートデビルズを８４－６７で１７点差をつけ快勝。通算成績を１５勝３敗とし、同地区２位高松とのゲーム差も４と広げた。

２季連続ブロックショット王のＦニュートンが仁王立ちして大分のオフェンスを止めた。第１Ｑだけで、３本のブロックショットがさく裂。大分オフェンスの核となるＣエアーのシュートを止めた。インサイドに攻め込めなくなった大分はロングシュートに頼るものの、フィールドゴール決定率も悪く、大阪が大分の第１Ｑの得点を４点に抑え、試合の主導権を握った。

その後、大分の速攻から連続得点を挙げられる場面もあったが、司令塔ロティックが完全にゲームを支配。第１Ｑに築いたリードを縮められることなく、大阪らしい先行逃げ切りで、勝利を決めた。

この日、Ｆ波多野がチーム最多の２４得点を挙げ、今季の最多得点を更新。フリースローは９本中８本を沈め、オフェンスリバウンドも４つ奪うなど攻守にわたり躍動した。Ｇ仲村も２本の３点シュートを含む１２得点と今季９度目の２ケタ得点を挙げ、日本人プレーヤーの活躍が光った。また、古巣との対決となったＧマーシャルも２０得点１１リバウンドで、今季８度目のダブルダブルを記録する活躍を見せた。

天日謙作ヘッドコーチは「第１Ｑが勝敗を決める結果となった。余裕のあるゲームができた」と、試合内容に満足していた。

［ニッカンスポーツ］