大阪８１－７０埼玉

堺市金岡公園体育館

　大阪エヴェッサが埼玉を破って４連勝を飾った。

　序盤から一進一退の攻防が繰り広げられ、前半は３８－３８の同点で終了。
　第３クオーターもわずか１点ビハインドで終えた。
　だが第４クオーターでＰＧロティックが爆発。
　５本の２点シュートに３本のフリースロー、３点シュートも１本決め、土壇場の逆転に貢献した。

　西地区首位の大阪エヴェッサが、２０勝の大台に一番乗りした。
　ホームに迎えた東地区４位埼玉を第４Ｑに逆転し、８１－７０で４連勝を飾った。
　一時は最大８点差を追う苦しい展開だったが、走力を生かした攻撃で後半に実力を示した。

　ハーフタイムにニュートンが突然腹痛を起こし、第３Ｑ開始が遅れるハプニングもあった。
　「急にトイレに駆け込んで（他選手の）準備ができていなかった」と天日ヘッドコーチ。
　チェギュが緊急登板して穴を埋めた。

　高さを誇る埼玉と今季初対戦で苦しめられたが、総力戦で接戦を制した。
　石橋主将は「全員で戦えることができた。まだシーズンは半分なので、油断せずにいきたい」。
　３連覇を目指して独走態勢に入った。


　（日刊スポーツ）