「カメルーン出身選手　中津江村から６０人の応援団　日田でバレーリーグ」
　男子バレーボールのプレミアリーグ公式戦が１６日、日田市田島の市総合体育館であった。
　第１試合にはカメルーン出身選手の応援団が日田市中津江村から駆け付け、第２試合は大分三好ヴァイセアドラーのホームゲームとあって、会場は約２５００人の観客で超満員となった。
　カメルーン出身のエンダキ選手が所属する堺ブレイザーズはＮＥＣブルーロケッツと対戦。
　緑のＴシャツに身を包み、国旗を掲げた応援団約６０人の声援を受け、エンダキ選手は次々と豪快なスパイクを決め、堺が３‐０で快勝した。
　エンダキ選手は「国旗が懐かしく、まるでホームで戦っているようで力がわいた」と笑顔を見せていた。
　大分はリーグ１位のサントリーサンバーズと対戦。
　序盤は一進一退の好ゲームを展開したものの粘りきれず、０‐３で敗れ、ホームでの初勝利をものにできなかった。
　（西日本新聞朝刊）