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  • from: キュリさん

    2008/02/28 09:15:38

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    トレドの町歩き 2


    さあ、いよいよ後半ですよ 〜〜♪

    城壁のある町はこれまでイタリアやドイツ、ポルトガルなどでもいくつか訪れたが、いつも内側も外側も歩いてみたい欲求に駆られる。内と外の空気を吸ってみたいだけなのだが、家々の造りや人々の生活風景、見えている景色や自然現象をひっくるめて体感したい。そして歩くことで、日常感じないいろいろな想いに浸れるのが旅のいいところだ。

    こんな装飾タイルで贅沢に入り口を飾っている家を発見。新しい家のようだが、中世の城壁を挟んでの戦いの1シーンでしょうか?
    これは皆さんの豊かな想像力で自分のお話を作って楽しんでくださいね!この男はどこから落ちてきたんでしょう・・深刻な状況なのに何かコミカルですねェ〜



    この家を過ぎて右に折れて少し賑やかな通りに出る・・

    トレドには「エル・グレコの家」や「サント・トメ教会」など彼の絵を見られる所がいくつかあるのだが、中には入らず町を歩いて見て回るだけにした・・(娘はグレコの絵を見たがっていたのだが、いずれプラドー美術館で見れるじゃないということで、ここではパス・・・でも、あとでガイドブックを見て、やはりこの地で目にしておくべきでしたね・・反省)



    奥に見える塔がムデハル様式の(壁面にレンガやタイルなどを使って複雑な幾何学模様の装飾を施している)サント・トメ教会の鐘楼

    スペイン語でエル・グレコとは「ギリシャ人」、本名はドメニコス・テオトコプーロスというのだそうだ。彼の、中世の闇の部分を色濃く描き出しているような暗いタッチが、私はあまり親しみを持てない・・・というか、正視できないところがあって見ているとblueになってくるのだ・・



    両側にお土産やさんやバール、カフェテリアが並ぶ。



    この狭い通りの手前で、レザークラフトのお店でベルトと髪留めをお土産に買う。



    そもそもポルトガルのアズレージョは、こんなスペインのイスラムの影響を受けた装飾タイルが伝わって広まったのだそうだ。



    休憩場所で見えていたゴシックとルネッサンスそしてムデハルの混合様式のサン・ファン・デ・ロス・レイェス教会



    建築には詳しくないが、3つの混合様式だけあってみるからに凝った造り・・と言うか、ゴテゴテしすぎ??



    坂をだんだん下って、車がやっと通れるカンブロン門を抜けて、いよいよ城壁の外へ〜♪



    遠くにビサグラ門が見えてきた!城壁の外は、タホ川から吹き上げてくる冷たい風がコートを煽って寒い・・



    旧市街に入るビサグラ新門。城砦都市トレドの正門で新旧2重の門がある。外側の門はカルロス5世によって造られ、上部には双頭の鷲の紋章が見える。

    路線バスもここを通って旧市街へ乗り入れているのだが、一つ驚いたことがある。頻繁に車が行き交っているのだが、信号のない横断歩道は歩行者が優先で、行き過ぎるのを待っていると皆止まって先に渡れと合図をよこす。これは私の歩いた所はどこでもそうだったので、何かとルーズだと思っていたスペイン人を見直しましたよ〜♪



    旧市街へ足を踏み入れると・・・
    ここは多分モスクだった所が教会になったものかしら・・・
    こんなアーチ紋様はイスラムの影響でしょうね・・・



    ここはソル門、前日宿を探してこの坂道を上がったのだ!
    やはりイスラムの影響の交差アーチが見られる。



    またまた狭い路地を抜けて、この先がソコドヴェール広場、戻ってきましたよ〜〜♪
    見上げるとキリストの磔刑が建物に・・・その横にはこんな記号のようなマークのような紋様がありました。



    中世の町並みを歩いていると、いつも2つの想いが交錯する・・光と闇、明と暗・・
    それはいつの時代にも言えることではあるが、とりわけ西洋のキリスト教会史上の暗黒の中世に想いがいくと足が重くなってくる…

    幾つもある広場は市が立つ生活の場であり、民衆が集う憩いの場でもあるが、時に権力者の民衆へ向けての幾多の地を流した見せしめの場でもあったわけで…

    皆さんお疲れ様でした〜〜♪

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コメント: 全1件

from: sinanoさん

2008/02/28 09:54:41

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「Re:トレドの町歩き 2」
> さあ、いよいよ後半ですよ 〜〜♪
日常感じないいろいろな想いに浸れるのが旅のいいところだ。
豊かな想像力で自分のお話を作って楽しんでくださいね!この男はどこから落ちてきたんでしょう・・
> 中世の町並みを歩いていると、いつも2つの想いが交錯する・・光と闇、明と暗・・
> とりわけ西洋のキリスト教会史上の暗黒の中世に想いがいくと足が重くなってくる…
> 皆さんお疲れ様でした〜〜♪

おはよう〜♪キュリさん!

歩けば歩くほど古都トレドの町並み素敵ですね〜♪
スペインに嵌まるのが分かりそうです。
西洋のキリスト教会史上の暗黒の中世に想いを馳せると
胸が痛みますね。
日本は仏教国といっても、殆んどの人は無宗教ですから
ある意味で「恥」なのか・・?です。
新しい家のアズレージョで落ちてきた人は、天からの使者でしょうか?
素晴らしい画像を見てきましたが、本にして持っていたいですね。
このサークル書籍化は、可能かしらね?
それほど素晴らしい写真ばかりです。

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