寒くなりました。
様々な顔を持つ富士山をいつもありがとうございます。

私の住むところには、幾つかの毒クモがおります。子孫継続の勤めが終わるとオスを食い尽くすと言われてる、ブラックウィドウ。クモは見えなくても、この糸の強さには、ゾーッとするもんです。長いこと物置に糸張って住んでいました。気にはなっていたのです。それが、これまで見たこともないくらいジャイアントスパイダーになっていて、小指の爪ほども大きいお尻をしていて、真っ黒な体に、不気味に赤い模様がはっきり、それを見て、ゾクゾクと危機感を覚えました。
（私は、アリやハエが入ってくると、生きたまま捕まえて、家の外に放ちます。私の生活域に同居はできませんが、外の自然界でどうぞご自由に命を謳歌してくださいというのが信条です。）

先日、年末のホリディーシーズンを控えて、家の大掃除をしていました。大人は噛まれても、噛まれたところが広域に腐れることはあっても、死ぬことはありませんが、幼児や、子犬は命を落とすこともあすると聞いていました。
うちには孫もお泊りに来るし、ワンコもいます。それを思うと、成人したこのクモが子を身ごもる前になんとかしないとと思って、ヨーグツトの入れ物に捕獲しましたが、さて、どうしたものか、殺す勇気がなくて、かといって迂闊なところに放してもと、いろいろ考えているうちに、一日がすぎて、凍りつくほど寒い外に置きっぱなしになっているのが気がかりで、とうとう、翌日、ショッピングセンターの裏にある、中華料理店の大きいゴミ箱に、蓋を開けて放してしまいました。しっかり糸張って生きてました。真っ暗で、寒波が届かない、ゴミ箱の中で、ゴキブリを襲いながら、私を恨んで、この冬越すのかもしれません。悪気はなかったのですが、どうしても、同居ができませんでした。どうか、許してください。そして、物置のどこかに卵袋など、隠し置きしてありませんように！
本当にごめんなさい。