My Wayさん、昨年は、モデストあたりの農家はほぼ全滅だったようです。断水とか、時間給水とかは、私の住むあたりではとても考えられません。芝に緑のペンキを塗るのも見かけないので、びっくりしましたが、南の方ではやっているようですね。
私のところは、公園の芝の給水が止められ、一時、ほぼ、枯野と化しましたが、長くは続きませんでした。

何せ、広いので、疎い私が知る限りでは.....

(アメリカ・ミシガン州　水道水汚染で非常事態宣言

http://blog.goo.ne.jp/azianokaze/e/7a5f82bd511e295838a083b1d4e634e5

ここで、今、水ボトルが配られているようです。)

さて、カリフォルニアの年間平均降水量
http://www.currentresults.com/Weather/California/average-yearly-city-precipitation.php

これによりますと、年間１３−８２日の雨の日があり、だいたい平均６５日、南部は平均３５日ほどでしょうか？

https://search.yahoo.com/yhs/search?p=california+MAP%E3%80%80with+elevation&ei=UTF-8&hspart=mozilla&hsimp=yhs-001

カリフォルニアは、標高２５００m＋級のシエラネバダ山脈が背中にあって、屋根が潰れるほどの大雪が降ります。そこから流れ込む湖やダム、川から水を引いて、また、地下水をくみ上げて人々は暮らしています。

例えば、カリフォルニアのちょうど背腰あたりにある、ネバダ州との県境にタホ湖というのがあります。周囲は琵琶湖の約半分、でも、水の透明度は２２mもあり、深いところでは水深５００mあると言われ、水量は３９トリリオン　ギャロンあり、かん算すると間違えそうなくらいあり、タホ湖の水をひっくり返して流せば、カリフォルニア全域が、水深４０cmの水浸しになるそうです。（多分、琵琶湖の水がひっくり返ってこぼれても、日本全域が４０cm水浸しにはならないでしょう）

カリフォルニアは、全米でも、重要な農作物；様々なフルーツやナッツ類、野菜や、米を生産しており、そして、酪農でも、全米一を誇っています。一つの牧場に何万頭のスケールでまるで、工場です。

私は中部盆地に住んでおり、太平洋まで１時間半、スキー場まで１時間半、北に４時間でオレゴン州に入り、南に４時間でヨセミテに着くところです。で、海岸と、わが町では、気温差が、華氏２０度ほども違います。内陸性気候というのは、バカになりません。四季ははっきりありますが、４月半ばから１０月半ばまで雨が降りません。（でも時々、雹が降ることがあります。）空気も乾燥しているので、夏は摂氏４０度＋でも、汗一つかかず、不快度はありませんが、脱水症、熱中症にはすぐなりやすく、皆、水のボトルを手に生活していると言ってもおかしくないでしょう。私の住む町は冬雪は降りません。何年かに一度午前中で消える雪が降ると、人々は、スキーやスノーボードをもって、公園に出かけ、うちの子もパジャマで外に飛び出したりと大騒ぎでした。
夏は、人間が水をあげてないところは枯野禿山放牧地帯。冬は、みずみずしい生き生きした緑の世界になります。雨季です。が、日本の普通のお天気くらいで、梅雨という感じに雨が降るわけではありません。時々春秋に突風が吹く日がありますが、大木をなぎ倒すほどの風だけで、雨は伴わず、台風みたいな感じではありません。

そんな感じで、カリフォルニア州だけでも、日本の常識感覚では考えられないほどの違いがあります。６ヶ月青空がほとんど見れなく、死んだように裸んぼの森の木と雪氷の世界のカナダに住んでいた時、カリフォルニアは、夏は野山が枯れ、冬は緑と聞いて、そんなバカなアリエナイなんて言ったことがありました。

めいさん＆皆様、こんにちは。

沢山の説明をありがとうございます！
漠然とカリフォルニアと言えばそういう事になりますよね(^^;
夏に野山が枯れて冬に緑、というのは日本人でも有り得ない！です。
やはり雨は少なそうですね！
地図で見る小さなタホ湖の水量が、カリフォルニア全域を水深４０cmの水浸しにするなんてのも想像を超えてますが！！
河も沢山ありそうだし、そう考えると人間が生きて行ける水量はあるように思えますが、米国は本来生きて行けないような土地で大きな農業を展開して生活を営んでいる事に無理があるのかも知れませんね。
日本は小麦だけでも全輸入量の５分の３を米国に頼っているわけで、他人事ではないです(･･;

めいさんの住んでられる中部盆地はどの辺りだろう？
オレゴンとの州境はここ、ヨセミテはここ、お、シャスタ山がある！
などと地図を辿っていると、わずかな知識と空想の中で旅しているような気がしました。
大きな枯草の塊みたいなのが埃を立てながら横から飛んで来たりね。
今更ですみません、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の『砂丘』のデス・バレーもカリフォルニア州にあったのね、みたいな(･･;
私は、カリフォルニア＝サンフランシスコ＆ロサンゼルス、位の認識しか無いのかも知れません(^^;

↓映画『イージー・ライダー』のエンディング曲(懐かしかったので)