Ｆリーグの参加チームが2009年から２チーム増の１０チームで行われることが決定し、６月２３日、Ｆリーグから発表された。
同日、ＪＦＡハウスで開かれたＦリーグ2008プレスカンファレンスの会場で大仁邦彌COOは、「参入を希望するクラブにチャンスの門戸を開きフットサルコミュニティの拡大を図っていきます」と語った。
発表内容は次のとおり。

［Ｆリーグ新規参入クラブ募集要項］
■応募受付期間：2008年８月１日〜同３１日の１か月間
■決定期日：2008年10月 9日
■基本要件（一部抜粋）：
・財団法人日本サッカー協会、日本フットサル連盟、日本フットサルリーグの諸規定を遵守すること。
・運営法人の所有するチームが、2008年度の地域フットサルリーグに所属していること。
・クラブは特定の市区町村をホームタウンとして定めること。
・ホームゲームの試合会場として、ホームタウンに定められた条件を満たすアリーナ（体育館）を確保すること。

［Ｆリーグ2009大会概要］
■参加クラブ数：最大１０クラブ（現在の８チームのほかに、新規参入を最大２クラブまで受け入れる）。
■大会方式：原則としてホーム＆アウエー方式開催による３回戦総当たりリーグ戦。
■開催時期：原則として2009年９月〜2010年３月。

募集要項の内容で初年度のそれと大きく違うのは、チームが「2008年度の地域フットサルリーグに所属していること」としている点だ。
これに対して大仁COOは「初年度は特に規制を設けなかった。しかし、これからはそれなりの実力を持つチームの参入が望まれることからそうしました。現に、オリジナルエイトは既に相当な力をつけている。それを相手に同等の力を発揮するには地域リーグ所属チームであることが絶対条件になるということです」と語った。
なおＦリーグは、募集に先立って、参入の意志を持つクラブを対象に今月２５日（水）に「Ｆリーグ2009新規参入クラブ応募要領説明会」が開かれる。
　
（ピヴォ！）

2008年6月21日(土)
＠岸和田市総合体育館

シュライカー大阪　１－５　名古屋オーシャンズ

［得点経過］
0-1　01分　北原　亘（名古屋）
1-1　11分　ドゥダ（大阪）
1-2　17分　前田　喜史（名古屋）
1-3　19分　前田　喜史（名古屋）
1-4　37分　マルキーニョス（名古屋）
1-5　38分　オウンゴール（名古屋）

「大阪がＰＫ戦制し優勝…オーシャンアリーナカップ」
▽名古屋オーシャンズ４－４シュライカー大阪（ＰＫ名古屋２－４大阪）（１５日、オーシャンアリーナ）
　オーシャンアリーナカップ決勝は波乱の結末となった。
　前後半４０分を４－４の同点で終えＰＫ戦にもつれ込むと、大阪の守護神、ＧＫ藤原潤が躍動した。
　ボラ、上澤のシュートを完全に読み切ってゴールを死守。
　一方の大阪は４人全員が成功して前半０－４からの大逆転勝利。
　名古屋のホームアリーナ完成を記念した今大会、栄冠を手にしたのは名古屋ではなく大阪だった。

　大阪は前半、キックオフのボールを奪われ開始５秒で失点。
　その後も失点を重ね、０－４で前半を終えた。
　後半の開始直後から奥田亘をＧＫに据えてパワープレーを仕掛けると、松宮充義の２連続ゴールや瀬戸彬仁の追加点で１点差。
　さらに怒濤の攻撃を仕掛け、残り１秒、相手ゴール前のファウルでＰＫを得ると、岸本武志が冷静に押し込み土壇場で同点に追い付いた。
　勢いに乗った大阪はＰＫ戦でも４人全員が決めて勝利をつかんだ。
　ＧＫ藤原が上澤のシュートを防いだ瞬間、大阪の選手たちは殊勲の守護神に駆け寄って喜びを爆発させた。

・大阪・アドリアーノ監督
　「前半に失点し、感情的なコントロールができないまま相手のプレッシャーに負けてしまい、パスミスや自分のプレーを見失う選手がいた。後半は気持ちを切り替え、感情的な部分をしっかり抑えてプレーし、そして私の要求に選手がしっかり答えてくれた。この優勝がチームにとって自信につながるタイトルとなった」

・大阪・岸本武志
　「個人的に優勝できたことはすごく嬉しいし、シュライカー大阪としてタイトルを取ったことは自信につながる。パワープレーでしか戦えない状況を作ってしまうのは、チームとしてもっとレベルを上げていかなければいけないところだが、Fリーグに向けてそして優勝できるようにパワープレーなしでもしっかり戦えるチームになれるよう頑張っていきたいと思う」


◆Ｆリーグ開幕まで１か月

○…７月１２日のＦリーグ開幕まで１か月。
　今大会は準優勝に終わったが、リーグ本番では、名古屋が優勝候補の筆頭であることは間違いない。
　アジウ監督は今大会の結果を踏まえ、より一層周到に仕上げて開幕を迎えるだろう。
　今大会ほとんど出番のなかったボラ、鈴木隆二、丸山哲平、野嶋倫、新外国人のシジネイも戦列に加わってくる。
　プライドを傷つけられた王者のリベンジに注目だ。

（スポーツ報知）

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2008年6月15日(日)
＠大洋薬品オーシャンアリーナ

シュライカー大阪　４－４　名古屋オーシャンズ

［得点経過］
0-1:00分　森岡　薫（名古屋）
0-2:07分　上澤　貴憲（名古屋）
0-3:11分　前田　喜史(名古屋）第2PK
0-4:18分　前田　喜史(名古屋）第2PK
1-4:20分　松宮　充義(大阪)
2-4:24分　松宮　充義(大阪)
3-4:24分　瀬戸　彬仁(大阪)
4-4:39分　岸本　武志(大阪)PK
＜PK戦＞
シュライカー大阪　4-2　名古屋オーシャンズ

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2008年6月14日(土)
＠大洋薬品オーシャンアリーナ

シュライカー大阪　２－１　バルドラール浦安

［得点経過］
1-0:09分　ドゥダ（大阪）
2-0:34分　松宮　充義（大阪）
2-1:38分　小野　大輔（浦安）

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2008年6月13日(金)
＠大洋薬品オーシャンアリーナ

湘南ベルマーレ　１－４　シュライカー大阪

［得点経過］
1-0:00分　冨金原　徹（湘南）
1-1:24分　ドゥダ（大阪）
1-2:25分　ドゥダ（大阪）
1-3:35分　村上　哲哉（大阪）
1-4:36分　ドゥダ（大阪）