「ＰＵＭＡ　ＣＵＰ　２００８　第１３回全日本フットサル選手権大会」があす２９日、兵庫・ワールド記念ホールおよび高知・春野総合運動公園体育館で開幕する。
　１次ラウンドはＡ〜Ｆの６つの組に分けられ、各組１位と各組２位の中の上位２チームが東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる決勝トーナメント（３月７日〜９日）に進出する。

　この大会は、今回で１３回目を迎える日本フットサル界で最も権威のある大会。
　全国から予選を勝ち抜いた２４チームがフットサル日本一を目指し、熱戦を繰り広げる。

　優勝候補は、Ｆリーグでも優勝を争った名古屋オーシャンズとバルドラール浦安。
　名古屋は昨年、前身の大洋薬品／ＢＡＮＦＦとして初出場し、全勝で優勝を勝ち取り、今年は２連覇を目指す。
　バルドラール浦安は一昨年、前身のプレデターで優勝を経験した藤井健太らを中心にして、小宮山友祐、稲葉洸太郎らを補強し、覇権奪回を目指す。

　また、Ｆリーグ所属クラブが地域リーグ所属クラブと対戦する唯一の機会となる。
　長年、日本フットサル界を引っ張ってきた関東リーグ、関西リーグには、Ｆリーグクラブを凌駕する力を持つチームもあり、虎視眈々と優勝を狙っている。
　４度の優勝を誇る名門ファイルフォックス、スペイン人の監督を招聘したシャークスなどは、Ｆクラブにとっても、侮れない相手となる。
　（スポーツ報知）