街角のテラスカフェ、開店一周年を記念して横浜の和菓子店
みのや本店を特集します♪

横浜は関内(かんない)にある伊勢佐木モール。
この有名な商店街に入ってすぐの右手にある和菓子屋さんが
みのや本店です。

どうやら、羊羹を得意とする和菓子屋さんです。
とはいえ実は、みずもりはここの羊羹を買ったことがありません。
大きさにより、ひと竿800円とか1,600円する羊羹ですから。

今回、テラスカフェの一周年記念に買ってみようと思いつつ、
手を伸ばしたのは、こちらでした。


シュウマイ饅頭。

赤い箱ですが、崎陽軒ではございません。
あくまでお饅頭です。これを開けると・・・


６個入り1,250円。

こんなのが出てきます。
「チョット　変だな」と書いたラベルが入っているのがご愛嬌です。

見た目はシウマイなんですが、中身は餡のお饅頭です。
売り場の、おっとりした優しそうな店員さんによると
「冷蔵庫でちょっと冷やしていただくとおいしいですよ」との事でした。
シウマイだからって、温めちゃいけないのね。

と、冗談めかしている商品はこの「シウマイ饅頭」くらいなものです。
そこはそれ和菓子屋さんですから、芸術品のようなお菓子がいろいろあります。

　

季節商品ですが、みのや本店の商品の数々。

この辺ですと、一個160円〜300円くらいのちょっと高級感のある和菓子になります。

たとえば、どら焼きもみのやさんにかかるとこんな仕上がりです。


みのや本店のどら焼き。160円。

ちょっと小ぶりのどら焼きに、なにやら白いお餅のようなものが。
これ、普通のお餅ではなく求肥(ぎゅうひ)です。
柔らかい半透明なお餅、といえば分かるかな。
なかなか素敵なアクセントになってますでしょ。

そうかと思うと、こんな庶民的なのもあります。


キャンディスタイル　好み羊羹。一本90円(ばら買いの場合)

練羊羹の表面を乾かしたものなんだそうです。
小豆、梅、柚子の三種類があります。

そして何より、みずもりがお勧めしたいみのや本店の逸品は、これです！


乙女餅。一個１６０円。

豆入りの板餅で餡を包んで切ったお餅です。
うわぁ甘そうだな！　と思うかも知れませんが意外にこれが
甘さ控えめなんです。

餡に使うお砂糖を極限まで控えている、という感じでしょうか。
甘いものの苦手な人でも、これなら大丈夫かも。

柔らかいお餅と練り込まれたお豆、そして餡の適度な甘さが
お茶と組み合わさった時、なんともいえない落ち着いた
和の雰囲気を醸し出してくれます。

慌しい日常から離れて静かな時間を過ごしたい時、
乙女餅はきっとお役に立つでしょう。

なぜ乙女餅という名前なのか？　それはみずもりも存じません。
ですが、あまりにも繊細なこの和菓子になら"乙女"の名は
ふさわしいな、と僕には思えます。

実はこれ、賞味期限が製造日当日限りという足の早いお餅なんです。
保存料などが一切添加されていないのでしょう。
うっかり食べ逃したりすると、翌朝にはもう固くなり始めています。

お買い求めになったその日のうちに、お茶と一緒にどうぞ。

そしてこの商品には、どうやらただならぬ由来がありそうなんです。
ライバル店まで存在するこの乙女餅に関しては、また
改めてご紹介する事もあると思います。