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from: 花岡 実太さん
2008年03月11日 13時50分17秒
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080311 日経平均は小反発、売り一巡後は鉄鋼・非鉄などに打診買い
2008年 03月 11日 11:45 JST
[東京 11日 ロイター] 午前の東京株式市場では、日経平均が小反発。朝方は軟調にスタートし、一時は1万2300円台に下落して昨年来安値を更新した。ドル安/円高や米リセッション懸念が引き続き市場を圧迫した。ただ、これまでの下げピッチの速さに市場には警戒感も出ている。
このため、売り一巡後は鉄鋼・非鉄株などに打診買いが入って日経平均は切り返した。ただ、先行き不透明感は強く、下げ止まり感は乏しいという。
前場の東証1部騰落数は、値上がり665銘柄に対して値下がり917銘柄、変わらずが126銘柄。
ドル安/円高や米リセッション入りへの懸念が続くなか、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)やキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)は売り気配のスタート。日経平均は一時1万2300円台まで下落して連日の昨年来安値更新となった。米国市場で米ベアー・スターンズ(BSC.N: 株価, 企業情報, レポート)が流動性の問題に直面しつつあるとのうわさが出たことで東京市場でも銀行株が連れ安するなど、センチメントの弱さは変わっていない。
しかし、これまでの株価下落ピッチの速さから市場には警戒感も出ており「リバウンドが入っておかしくない局面」(投信)にあることも事実。このため、朝方の売りが一巡すると日経平均は下げ渋り、前引けまでに小幅切り返した。新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)など鉄鋼株や住友金属鉱山(5713.T: 株価, ニュース, レポート)など非鉄株、商船三井(9104.T: 株価, ニュース, レポート)など海運株といった市況関連株を中心に打診買いが入った。トヨタも小幅切り返して前引けた。
ただ、相場に下げ止まり感は出ていないという。一段のドル安/円高への不安が強いほか「米国のリセッション入りは織り込みつつあるにしても、どの程度の深さになるのかが問題。米金融機関の財務が悪化することはわかっていても、大手の破たんまでは織り込んでいない」(準大手証券)という。
腰の入った買いでないだけに、商いも乏しい。東証1部売買代金は1兆1103億円にとどまっており、反発の信頼感は薄いという。
日銀人事をめぐる所信聴取をにらみ、市場では「市場は総裁の空白をある程度予想しているだけに、すんなり決まるようなら、株価にプラスに働くだろう」(みずほ投信投資顧問執行役員、岡本佳久氏)との声が出ている。
個別では、三菱地所(8802.T: 株価, ニュース, レポート)がしっかり。丸紅(8002.T: 株価, ニュース, レポート)が堅調。三井造船(7003.T: 株価, ニュース, レポート)が買われた。グッドウィル・グループ(4723.T: 株価, ニュース, レポート)がストップ高。三菱商事(8058.T: 株価, ニュース, レポート)は軟調。みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)がさえない。野村ホールディングス(8604.T: 株価, ニュース, レポート)が安い。住生活グループ(5938.T: 株価, ニュース, レポート)は一時ストップ安。
http://jp.reuters.com/-
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