2008年 05月 29日 08:18 JST
　　　　　　　 前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225　 13709.44 　 14691.41 　 11787.51

　　　　　　　　 -183.87 2008年1月4日 2008年3月17日

同6月限<0#2JNI:> 13730

東証株価指数　　　 1348.69

ＴＯＰＩＸ先物　　 1349

シカゴ日経平均先物 13935 （ドル建て）

　　　　　　　　　 13920 （円建て）

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　［東京　２９日　ロイター］　市場関係者によると、きょうの東京市場で日経平均は米株高や円安を好感して買い戻しが先行する見通し。ただ国内材料に乏しく、場の後半は月末や重要経済指標の発表を控え様子見気分が強くなるとみられている。個別では、円安が若干進んでいるほか米市場でハイテク株が上昇していることから、輸出株に注目したいとの声があった。


　日経平均の予想レンジは、１万３６５０円─１万４０００円。


　前日の米国株式市場は続伸したものの中身はまちまちだった。米耐久財受注統計で堅調な設備投資が示され、大手コンピューター株や重機メーカー株が上昇する一方、クレジット損失をめぐる懸念が再燃し、金融株を圧迫した。とはいえ曲がりなりにも続伸したことで「前日の東京市場は米株安を織り込んで売られた面もあり、きょうは短期筋が買い戻す可能性が高い」（準大手証券エクイティ部）との見方が出ている。シカゴ日経平均先物

６月限（ドル建て） も大証終値比２０５円高の１万３９３５円と高く終わった。


　ただ米国で第１・四半期米ＧＤＰ改定値が今晩発表されるほか３０日には４月米個人所得・消費支出の発表もある。国内でも３０日に４月鉱工業生産速報や４月全国消費者物価指数などのマクロ指標が発表される。「月末が近づき重要経済指標の発表が控えている。買い戻し一巡後は徐々にもみあい商状にになるのではないか」（大手証券エクイティ部）とみられている。


　４月の耐久財新規受注は非国防航空機の需要減を背景に前月比０．５％減少した。ただ、民間設備投資の目安となる航空機を除く非国防資本財が予想外の大幅増となった。米市場ではＩＢＭ(IBM.N: 株価, 企業情報, レポート)、ヒューレット・パッカード（ＨＰ）(HPQ.N: 株価, 企業情報, レポート)などのハイテク株やキャタピラー(CAT.N: 株価, 企業情報, レポート)、ディア(DE.N: 株価, 企業情報, レポート)などの重機メーカー株が上昇しており「円安が若干進んでいることから、日本でもハイテク株に注目したい」（前出の準大手証券）との声があった。

http://jp.reuters.com/