2008年 05月 30日 08:19 JST
　　　　　　　 前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225　 14124.47 14691.41 11787.51

　　　　　　　　 +415.03 2008年1月4日 2008年3月17日

同6月限<0#2JNI:> 14130

東証株価指数　　　 1380.63

ＴＯＰＩＸ先物　　 1384

シカゴ日経平均先物 14230 （ドル建て）

　　　　　　　　　 14215 （円建て）

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　［東京　３０日　ロイター］　市場関係者によると、きょうの東京市場で日経平均は続伸する見通し。米株高や対ドルで１０５円台まで進んだ円安を好感し買いが先行するとみられている。米長期金利が上昇しており株先売り／債先買いの巻き戻しもさらに進みそうだという。朝方発表される国内経済指標に関しては、よほど４月鉱工業生産速報が悪化しなければ影響は限定的だろうとの見方が出ていた。


　日経平均の予想レンジは、１万４０００円─１万４３００円。


　米市場では米利上げ予想が強まり、指標１０年債<US10YT=RR>はフシ目とみられていた４％を超えてきている。ここ最近の日本株上昇の原動力は短期筋による債先買い／株先売りの巻き戻しとみられているが、米長期金利の上昇で「きょうもさらに進みそうだ」（国内投信）と予想する声が出ている。


　為替市場でも第１・四半期の米国内総生産（ＧＤＰ）改定値が速報値から上方修正されたことや、タカ派的な連邦準備理事会（ＦＲＢ）当局者発言を受け、ＦＲＢが年内に利上げするとの見方が強まり、円安が対ドルで１０５円半ばまで進行。株式市場では「円安を好感して輸出株を中心に買いが先行しそうだ」（大手証券）とみられている。


　朝方発表される４月の鉱工業生産指数速報の予測中央値は前月比マイナス０．３％（ロイター調査）。「最近は経済指標に極端に反応することが少なくなってきている。よほど悪い数字でなければ影響は限定的だろう」（大和証券ＳＭＢＣ・グローバル・プロダクト企画部部長の高橋和宏氏）との見方が出ていた。


　上値めどは１６日に付けた高値１万４３９２円５３銭。「週末・月末であり、買い一巡後、ポジション調整をこなしながら、どこまで上値を試せるかがポイントになりそうだ」（前出の大手証券）との指摘があった。

http://jp.reuters.com/