2009年 05月 25日 08:23 JST
　　　　　　　 前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225　 9225.81 9503.91 　　7021.28

　　　　　　　　 -38.34 2009年5月11日 2009年3月10日

同6月限<0#2JNI:> 9230

東証株価指数　　　 875.88

ＴＯＰＩＸ先物　　 876

シカゴ日経平均先物 9220 （ドル建て）

　　　　　　　　　 9220 （円建て） 　　

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　［東京　２５日　ロイター］　きょうの東京株式市場は小動きとなる見通し。大詰めを迎えている米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)の経営問題の行方を見守るため大きな動きにはならないとみられている。今週発表予定の米住宅指標も景気回復を占ううえで注目されるという。円高警戒で輸出関連株がさえない一方、原油など国際商品価格の上昇で資源関連株が引き続き人気を集めそうだと予想されている。


　日経平均の予想レンジは９１００円─９３００円。


　ＧＭの再建計画見直し期限は６月１日。米財務省・全米自動車労組（ＵＡＷ）との債務株式化交渉については２７日に発表される見通しだ。市場では「破産法申請になったとしても株価にはある程度織り込まれているが、実際にどのような内容になり、クレジット市場などがどう反応するかなどはまだ読めない。きょうの東京市場では様子見ムードが強まりそうだ」（明和証券シニアマーケットアナリストの矢野正義氏）との声が出ている。


　外為市場ではドル／円が一時、９３円台まで円高方向に振れたが、９４円台に戻ってきていることから、「輸出株はさえない動きとなりそうだが大きく売られることはないだろう」（大手証券情報担当者）との予想が聞かれた。２５日は米国と英国が休場であることも様子見ムードを強めそうだとみられている。


　今週は、２６日に３月のＳ＆Ｐ・ケースシラー住宅価格指数、２７日に４月の中古住宅販売、２８日に４月の新築住宅販売が発表される。「景気の状態が不安定なだけに、米住宅関連指標の動きに一喜一憂することになりそうだ。発表を控え、きょうは様子見になりそうだ」（国内証券）との声もあった。


　（ロイター日本語ニュース　伊賀　大記記者）

http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK026887720090524