2009年 09月 28日 08:19 JST
　　　　　　　 前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225　 10265.98 10767.00 7021.28

　　　　　　　　 　 -278.24 2009年8月31日 2009年3月10日

同12月限<0#2JNI:> 10310

東証株価指数　　　 922.67

ＴＯＰＩＸ先物　　 925.5

シカゴ日経平均先物 10200 （ドル建て）

　　　　　　　　　 10165 （円建て）

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　［東京　２８日　ロイター］　きょうの東京株式市場で日経平均は弱含みとなりそうだ。米株価が続落したのに加え、外為市場でドル／円が８８円半ばまで円高が進んでおり、輸出株をはじめ指数を支えていたハイテク株など売り先行が予想される。９月に入ってから売り基調の金融株も引き続き下落とみられている。商品投資顧問業者（ＣＴＡ）など短期筋による先物主導の取引とみられる。


　日経平均の予想レンジは１万０１００円─１万０３５０円。

　

　前週末の米株式市場は、８月の新築住宅販売と耐久財受注が落胆を誘う内容となったことが相場を圧迫した。またカナダの携帯情報端末（ＰＤＡ）大手リサーチ・イン・モーション（ＲＩＭ）の決算がふるわず、ハイテク関連の売りを誘った。ダウ工業株３０種.DJIは０．４４％安、ナスダック総合指数.IXICは０．７９％安、Ｓ＆Ｐ総合５００種.SPXは０．６１％安で、米株式市場は３日続落。


　週明け東京市場は米株式市場のほか、外為市場でドル／円が早朝の取引で８８円半ばまで円高が進んでおり、輸出株をはじめ幅広い売りが出ると予想されている。前週は欧米ヘッジファンドによる金融株売り／ハイテク株買いの動きもみられたが、亀井静香郵政・金融担当相が中小・零細企業や個人の住宅ローンなどの返済猶予（モラトリアム）制度の法案化に前向きな姿勢を示していることなどで引き続き売り地合い。


　円高でハイテク株も売られる可能性も指摘されている。国内メーカーなどはおおむね９０―９５円の為替レートを想定しているため、「レンジ下値の９０円割れが定着すれば（企業業績にネガティブな）影響が大きい」（みずほ証券チーフマーケットアナリストの三浦哲也氏）と懸念されている。


　（ロイター日本語ニュース　吉池　威記者）

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK031051120090927