2009年 10月 26日 07:48 JST
　　　　　　　 前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225　 10282.99 10767.00 7021.28

　　　　　　　　 +15.82 2009年8月31日 2009年3月10日

同12月限<0#2JNI:> 10290

東証株価指数　　　 902.03

ＴＯＰＩＸ先物　　 902.5

シカゴ日経平均先物 10255 （ドル建て）

　　　　　　　　　 10240 （円建て）

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　［東京　２６日　ロイター］　きょうの東京株式市場で日経平均はもみあいとなる見通し。前週末２３日の米株が反落したほか、原油価格など商品市況が軟化しており、リスク資産は足元で全般に利益確定売りの流れとみられている。きょうの東京市場でも戻り売りが出やすいという。

　週後半から本格化する国内企業決算や、週後半の米ＧＤＰや国内鉱工業生産など日米の経済指標発表を前に、引き続き動意に乏しい展開となりそうだ。


　日経平均の予想レンジは１万０１００円─１万０３５０円。

　

　ドル／円為替は１ドル９２円台まで円安に振れているが、前週から為替に対する株式市場の反応はやや鈍くなっている。明和証券シニア・マーケットアナリストの矢野正義氏は「円高を予想する市場関係者が依然、多いためだろう」とみている。

　きょうは香港市場が重陽節で休場。「アジア市場の材料にも乏しく、手掛かり難」（矢野氏）という。


　今週は、国内企業決算や経済指標が発表される後半がヤマ場となりそうだ。企業決算は２９日に新日鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)、三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)、コマツ(6301.T: 株価, ニュース, レポート)、日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート)、ソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)、シャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)、任天堂(7974.OS: 株価, ニュース, レポート)、３０日に三菱商事(8058.T: 株価, ニュース, レポート)、東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)、武田薬品工業(4502.T: 株価, ニュース, レポート)、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)、パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)、村田製作所(6981.OS: 株価, ニュース, レポート)、東京エレクトロン(8035.T: 株価, ニュース, レポート)が予定されている。


　一方、２９日に９月鉱工業生産速報が発表される。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前月比１．０％の上昇で、７カ月連続の上昇となる見通し。ただ、先行指標となる大口電力需要やアジア諸国の生産増勢などからみて、上昇率は８月よりさらに鈍化する見通しとなっている。

　同じく２９日に発表される米国の第３・四半期ＧＤＰ速報値は、事前予想の予測中央値３．１％。景気後退からの急速な回復をみせ、失速懸念はあるもののその後も拡大を維持するとみられている。


　（ロイター日本語ニュース　石渡　亜紀子記者）

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK031988120091025