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from: 花岡 実太さん
2010年09月29日 10時48分33秒
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節目のメガバンク、課題山積 みずほ統合から10年
2010/9/29 1:05 ニュースソース 日本経済新聞 電子版
みずほフィナンシャルグループ(FG)は29日、第一勧業、富士、日本興業の3行統合から丸10年の節目を迎える。邦銀最大手に浮上した三菱UFJフィナンシャル・グループは来月1日で発足5年。「国際的に通用する金融グループ」を掲げて発足した両メガバンクだが低迷する株価が示すように、課題は山積している。
「旧3行はもはやない。あるのは『みずほ』だけだ」。塚本隆史みずほFG社長は10周年を迎える今年、社員にこう語りかけてきた。銀行の現場では実力主義の人事で3行融合が進んでいるうえ、社員全体の3割強がすでにみずほ入社世代。ところが社長を頂点とする役員ポストの配分は旧行バランスを温存したままだ。
みずほは2002年から持ち株会社の傘下にリテール・中小企業取引のみずほ銀行と大企業・国際取引のみずほコーポレート銀行を配置する独特の体制を採用。3つの組織のトップは旧3行出身者が1つずつ分け合っている。3トップが定期的に顔を合わせるのは週1回の昼食会だけ。3組織の意思疎通は十分とは言いにくい。
例えば、みずほ発足以来の「鬼門」である資本政策。「タイミングが悪い」。リーマン・ショック直前の08年夏、国際金融情勢に精通しているみずほコーポ銀が懸念を示していたのに持ち株会社は自己資本を減らすことを意味する自社株買い・消却を強行した。みずほ証券を舞台に発生した巨額のサブプライムローン関連損失でも「持ち株会社の責任か、コーポ銀の責任か」でもめたあげく、金融当局の不興を買った。
「顧客基盤の厚さではみずほにとてもかなわない」とライバル行も認める。その最大の強みを生かす実力優先の人材登用と後手後手に回ってきた資本戦略の再構築は緊急の課題だ。
三菱UFJは三井住友フィナンシャルグループとの間の激しい「UFJグループ争奪戦」を経て誕生した。05年10月1日を契機に邦銀界は4メガから3メガ体制に移行。三菱UFJは総資産など規模では頭一つ抜けた。とはいえ、肝心の利益水準は似たりよったり。今年4〜6月期の最終利益は三井住友の後じんを拝した。
リーマン・ショックをきっかけに、米モルガン・スタンレーに出資して弱点とされた国際投資銀行業務を強化。28日には岐阜銀行の再建問題を決着するなど手は打っている。今後の焦点はグループのノンバンクの立て直しだ。
三菱UFJは消費者金融大手のアコムや三菱UFJニコスを連結子会社として抱え、ノンバンク事業への肩入れが際立つ。大手消費者金融の武富士の会社更生法の適用申請が示すようにノンバンクの経営環境は劇的に厳しさを増した。抜本的な経営支援が必要になりそうだ。
グループ発足時に比べてみずほも三菱UFJも6割以上、株式時価総額が減り、市場の評価は厳しい。「国際金融界で名誉ある地位を占める」(三菱UFJの永易克典社長)という目標はまだかなたにある。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g%3D96958A9C889DE3E7E6E6E5E4E3E2E0EBE2EBE0E2E3E29797E3E2E2E2
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みずほ、しっかり千回¥-
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