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from: 花岡 実太さん
2011年08月30日 09時58分05秒
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IMFが米・ユーロ圏成長予想を下方修正、中銀に緩和準備促す=ANSA
2011年 08月 30日 04:02 JST
[ローマ 29日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は、2011年・2012年の米国およびユーロ圏の成長見通しを下方修正するとともに、米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)に対し、金融緩和への準備を整えるよう促した。
イタリアのANSA通信が29日、来月発表予定のIMF世界経済見通し草案を基に報じた。
ANSAによると、IMFは2011年の米国内総生産(GDP)伸び率見通しを従来の2.5%から1.6%に、2012年の見通しを2.7%から2.0%に、それぞれ下方修正した。
その上で、米成長へのリスクが高まっているとして、FRBは「景気下支えに向け、新たな非伝統的措置を講じる用意を整えるべき」と主張した。
IMFはユーロ圏のGDP伸び率についても、2011年見通しを2.0%から1.9%に、2012年見通しを1.7%から1.4%にそれぞれ引き下げた。
ECBに対しては、ユーロ圏の成長が失速していることに加え、インフレリスクが後退しているとして、追加利上げを回避しつつ、成長の下方リスクが継続した場合には、金融政策を緩和させる余地を確保すべきだと主張した。
その上で「ソブリン債市場への積極的な介入を継続すべき」とした。
IMFは2011年の世界経済見通しも6月時点の予想である4.3%から4.2%に、2012年は4.5%から4.3%にそれぞれ引き下げた。
ドイツの成長見通しについては、2011年は3.2%に据え置いたが、2012年は2.0%から1.6%に引き下げた。
フランスは、2011年が1.8%、2012年が1.6%と、ともに0.3%ポイント下方修正された。
イタリアは2011年が1.0%から0.8%に、2012年が1.3%から0.7%にそれぞれ引き下げられた。
スペインは2011年が0.7%、2012年が1.3%。ともに従来予想の0.8%、1.6%から下方修正された。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22918920110829-
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