プロミス <8574> が9月30日大引け後(15:15)、12年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の100億円の黒字→2066億円の赤字(前年同期は70.8億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常損益を従来予想の214億円の黒字→1914億円の赤字(前期は488億円の赤字)に下方修正した。
　同時に、従来未定としていた12年3月期の今期の年間配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

会社側からの【修正の理由】
消費者金融業界においては、利息返還請求の高止まりに加え、上限金利規制や貸金業者に対する総量規制の導入に伴う市場規模の縮小といった厳しい事業環境に直面し、業界各社は営業貸付金残高の減少を余儀なくされており、経営環境は依然として厳しい状態が続いております。こうした環境の中、当社グループでは、前連結会計年度に断行したコスト構造改革ならびにグループ経営資源の選択と集中による効率化によって整った新たな経営基盤をベースに、「質、量ともにNo.1のコンシューマーファイナンスカンパニーの実現」を目指し、本業である消費者金融事業を中心に、営業力強化を主眼とした取り組みに注力してまいりました。また同時に、今後の成長分野として期待される保証事業や海外事業につきましても、積極的な営業展開に努めており、この結果、営業収益及び人件費等の販売費及び一般管理費については、第２四半期累計期間では連結・個別いずれにおいてもほぼ計画通りとなる見通しで、通期についても現時点で大きな修正はありません。　かかる状況下、昨年６月の総量規制の導入や、同年９月の同業大手による会社更生法適用申請による影響等についてもデータの分析が進み、利息返還関連の引当金（利息返還損失引当金、及び貸倒引当金中の利息返還にかかる元本充当分を含みます。以下同じ。）について足下においてより精緻な見積もりが可能となったこともあり、今般、第２四半期末において約3,900億円の利息返還関連の引当金の計上が必要となった結果、同引当金の追加繰入れを実施する見込みとなりました。このため、第２四半期累計期間、通期の連結・個別いずれにおいても営業損失・経常損失・当期純損失となる見通しです。　なお、本日公表致しました「第三者割当による新株式発行に関するお知らせ」に記載のとおり、上記の利息返還請求への抜本的な対応により毀損した当社の財務基盤を早急に改善させ、加えて将来の成長戦略に向けた積極的な施策の推進を可能とするためには約1,200億円の資本増強が必要であると判断し、株式会社三井住友フィナンシャルグループ又は株式会社三井住友銀行を割当先とする第三者割当増資の実施を決定しております。
当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営目標として取り組んでおり、利益配分については、業績の状況や経営環境、将来の事業展開等を総合的に勘案し、安定的かつ継続的な配当の実施を基本としております。　しかしながら上記の業績予想の修正のとおり、平成24年３月期は大幅な赤字決算を見込んでおり、今後の厳しい経営環境に対処していくため、平成24年３月期の期末配当金の予想につきましては、まことに遺憾ではございますが無配とさせていただきます。

http://kabutanken.jp/news/?b=k201109300044

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一瞬ヤバイと思いましたが、もう関係ないのですね￥
糞決算でも下がりません￥￥￥