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  • from: 花岡 実太さん

    2012年08月17日 16時49分36秒

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    突出する日経平均に「違和感」も、リスクオンは一服

    2012年 08月 17日 14:38 JST

    [東京 17日 ロイター] 日経平均株価.N225は7月高値を更新し、上値追いの様相を強めているが、先物主導の上昇に「歪み」も出ている。現物株の商いは薄く、TOPIX.TOPXは依然として同高値までのかい離が大きい。

    円債金利上昇や円安進行が一服し、リスクオン方向への動きが小休止するなかで、日経平均だけが単独で急上昇することに「違和感」を示す声もある。

    <NT倍率は約12年ぶり高水準>

    日経平均.N225は7月4日の戻り高値9136円02銭を更新したが、TOPIXは依然として同日高値を約2.5%(17日前場段階)下回っている。日経平均とTOPIXの比率であるNT倍率は一時12倍台まで上昇し、市場筋によると2000年4月以来、約12年ぶりの高水準となった。

    17日前場の東証1部売買代金は4212億円と依然として薄商いが続いており、円債先物が反発、円安も一服するなどリスクオン方向への動きは「小休止」となっているが、日経平均だけが依然として騰勢を弱めず、上値追いの展開となっている。このため市場では「薄商いの中、日経平均だけが上昇するのには違和感がある」(準大手証券情報担当者)との指摘も出ている。

    日経平均の現物株指数を押し上げているのは先物の上昇だ。市場参加者の多くが依然夏季休暇とあって出来高自体は少ないが、225先物買いの勢いが強く、先物上昇にともなうインデックス買いが現物の日経平均を押し上げている。

    投信の設定が、足元の日経平均先物買いの一要因とみられている。野村アセットマネジメントが20日に設定する「野村日本株投信(豪ドル投資型)1208」は設定上限額2000億円に対し、市場観測では1200億円程度集まったとみられている。野村アセットの参考資料によると、同投信は、主として国内上場の日経平均株価(225種)指数やSGX(シンガポール取引所)上場の日経225株価指数先物取引等を利用することがあるとしており、大量の日経平均先物買いが入るとの期待につながっている。「応募額からみて日経先物で1万枚以上の買い注文になる可能性がある」(外資系証券)とされ、短期筋が先回りして買いを入れているとの観測もある。

    市場では「投信設定を注目した日経平均先物買いがヘッジファンドなどから入っている。デルタヘッジのためにTOPIX先物を売る動きもあるようで、そのこともNT倍率を上昇させる要因ではないか。年金など長期資金は警戒感も強く動いていない。短期資金主導の相場となっている」(大手証券トレーダー)との声が出ている。反動がいずれ出てくる可能性もあるという。

    ただNT倍率の上昇は今に始まったことではない。日経平均がTOPIXを上回るパフォーマンスはリーマンショック以降、傾向的に続いている。値がさ株の影響度が大きい株価平均型の日経平均に対し、加重平均型のTOPIXは時価総額が大きい銘柄の影響度が強い。岩井コスモ証券・投資調査部副部長 の清水三津雄氏は「ファーストリテイリング(9983.T)、ファナック(6954.T)、ソフトバンク(9984.T)など日経平均寄与度の大きい企業は収益状況も良く『勝ち組』だ。一方、時価総額の大きいメガバンク株は依然として低迷しているなど二極化の表れかもしれない」と話している。

    <ドル/円は足踏み>

    ニューヨーク時間に発表された米経済指標はまちまちの結果で、7月の住宅着工許可件数は高かったが、住宅着工件数が弱く、8月のフィラデルフィア地区連銀業況指数も4カ月連続のマイナスとなった。メルケル独首相が、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の債務危機をめぐる戦略に支持を表明したことで、過度な欧州債務危機への不安が和らいだ。米10年債利回りが1.839%に上昇、ドルを支援した。

    ただ東京時間のドル/円は、足踏み。前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の79円前半で推移している。輸入企業のドル買いが断続的に流入する一方で79.40円から上の水準では輸出企業などのドル売りが厚く、前日のNY市場で付けた高値79.40円は上抜けられなかった。

    メルケル独首相の発言について市場では「好感できる発言だが具体策が示されたわけではない。欧州問題はモグラたたきのように問題が今後もいろいろなところで出てくるだろう」(東洋証券・情報部長の大塚竜太氏)と慎重な受け止め方が多い。

    バンクオブアメリカ・メリルリンチのシニアFXストラテジスト、藤井知子氏はドル/円の80円台は意外に遠いと指摘する。「80円に乗せてゆくには何かほかに材料がないと難しい。米連邦準備理事会(FRB)による9月の緩和はなくても、10月以降ずっと緩和はないかというのは確信が持てない。10月以降、緩和があるかもしれないという観測が残るのであれば、大きく上げても仕方がない。しかも、ドル/円が80円に近づけば近づくほど、日銀が積極的に動く可能性も後退する」と述べている。

    <リスクオン一服、円債先物には買戻し>

    リスクオン方向への動きは一服し、午前の国債先物は小反発。前日に急激な調整が入ったことから、テクニカル要因も加わり、短期筋からの買い戻しが先行した。ただ、日経平均株価が強含みとなる中、リスクオンからの質への逃避の巻き戻しが意識されて、上値は重かった。

    みずほインベスターズ証券・チーフマーケットエコノミストの落合昂二氏は、日本の10年債長期金利が0.8%を割り込む前の5月から6月にかけて、0.8%─0.9%のレンジを形成していたと指摘。「ここが金利上昇の一つの目安となる。仮にこのレンジで止まらなかった場合には、それ以前に8カ月の間もみあった0.95%─1.1%のレンジが見えてくるが、今のところそこまで金利が上昇する理由は見当たらないため、ひとまず0.9%程度までの戻りを想定すれば良さそうだ」との見方を示している。

    (ロイターニュース 伊賀大記;編集 田中志保)

    http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE87G02L20120817

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