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ユーキャン|汗と涙のスタッフ日誌

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  • from: ユーキャンスタッフさん

    2014年08月28日 14時33分08秒

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    【教えて先生!】「簿記3級」の資格って?

    皆さん、こんにちは。
    学びーズスタッフです。



    定期的にお届けしているユーキャン講師陣へのインタビュー!今回は「簿記3級」の玉川先生です。「簿記3級」の特長や勉強のコツ、また玉川先生の普段のお仕事についてお話を伺ってきました。



    ●簿記3級について教えて下さい。

    商店や会社が取引を行った場合には帳簿に取引記録を残さなければなりませんが、簿記とはその取引を帳簿に記録、計算、整理して各種集計表を作成するための「技術」のことです。この技術を学習し、試験制度にしたのが「簿記検定試験」になります。簿記検定試験を扱っている団体は大きく分けて3つありますが、ユーキャンの講座は一番ポピュラーな日本商工会議所が行っている簿記検定試験に対応しています。

    日本商工会議所の簿記検定は4つの級に分かれていて、一般的には3級から学習します。商工会議所が設定している各級のレベルは、3級は基礎レベル、2級は高校レベルとなっています。ユーキャンの簿記講座は3級と2級向けの講座があり、毎年のように、人気講座ランキングTOP10に入る人気の講座です。


    ●簿記3級の資格を取得するとどんなメリットがありますか?

    簿記の知識は、全国どこでも業種を問わず通用するため、就職や転職、再就職の際に自分をアピールする武器になります。もし経理部門で活躍したいのであれば、まずは3級の資格を取得しましょう。3級の知識とスキルがあれば、経理の仕事をこなすことができると言われています。

    今だとパソコン会計といってクリック一つで取引の仕訳をすることができますが、しっかりと簿記の知識を備えておくことで、お金の流れに関する理解度がさらに深まり、周囲からの信頼もアップします。
    自営業の方であれば、経理管理や改善に役立てられるのもポイントです。また、学んだ知識は毎日の暮らしにも役立つことから、家計を預かる主婦の方にもオススメです。


    ●ユーキャンの教材についても詳しく教えて下さい。

    ユーキャンの教材の特長は、まず教材が充実していることです。簿記3級講座であれば、基本テキスト5冊、本試験対策トレーニング2冊、過去問題集、添削課題集など、検定試験に合格するためのツールが揃っています。

    そしてメインテキストはイラストやマンガを使用した分かりやすい内容になっています。文章だけでは分かりづらい内容や、耳慣れない簿記用語もイラストや図を用いて説明しているためすんなり理解することが出来ると思います。
    また、各学習項目では取引例、例題、練習問題がセットになっており、基本的な内容を手を動かしながら学習することで、知識が自然と頭に残って簿記の理解を深められます。



    ●添削指導で心掛けていることはなんですか?

    受講生の皆さんに応じて、適切なアドバイスをすることを心がけております。この受講生の方であれば、どのような説明の仕方であれば理解して頂けるだろうか。また、どのような内容を添削課題の返信の際に記入すれば、学習の後押しになるだろうかなど、日々受講生の皆さんの事を考えながら添削指導を行っております。

    ある程度枠は決まっているものの、各講師はその受講生の方の理解度や添削課題を見て、その方に合った学習のコツをお伝えできるように努めております。


    ●添削課題などではどのような質問が寄せられますか?

    1冊目・2冊目のテキストを学習している方からは、「勘定科目が覚えきれない」「仕訳の理屈やルールが分からない」といったご質問をよく頂きます。勉強を始めたばかりですので、分からないことがあって当然です。特に心配することではありません。
    こういうご質問には「勉強を続けているうちに、検定試験に必要な勘定科目は必ず頭に定着するし、仕訳のルールは自然と体がマスターしてくるので、特に心配をせずこのまま学習を進めて下さい」とアドバイスをしています。

    3冊目・4冊目のテキストを学習している方からはこのような質問はあまりありません。なぜなら、そこまで進んだ方は勘定科目にも慣れ、仕訳のコツもつかんでしまっているからです。
    始めのうちは学習を続けることが大切です。頭と体は自然とついてきますのでご安心を。


    ●何か検定試験のコツやテクニックはありますか?

    日本商工会議所の簿記3級検定試験の試験時間は2時間しかありません。そのためその時間配分が大切です。受験上のコツ・テクニックということですが、簿記をまだ学習したことがない方もこの記事をご覧になっているかと思いますので、今回は出題される問題の中で一番時間がかかると思われる「試算表」という表の作成のテクニックについて簡単に紹介します。聞きなれない言葉が出ますがどうぞご容赦ください。

    試算表の作成問題は全5問中の第3問として毎回のように出題されるものですが、基本的な解答順序として他の4問を優先して解き、この試算表の作成問題は最後に解くようにします。これを仕上げれば試験は終わりだ、というように気合をいれるわけですね。

    検定試験ではA4サイズのメモ用の白紙が配られますから、これに試算表の作成のための仕訳を全部書き出します。 まずこのメモ用紙の使い方にコツがあります。
    これに縦に3本の線を等間隔にひきます。このように折って頂いても結構です。細長の枠が4つできたことになります。このうちの左の2つの枠を使って仕訳を書くわけですね。金額の桁が揃えられるので見やすい上に電卓を使った集計作業の際の桁ミスが防げます。



    書き出す仕訳は25前後あり、時間がかかる大きな要因なのですが、仕訳する科目も出来る限り略したり、記号化します。売買目的有価証券とちゃんと書くと8秒位かかりますが、有証と書けば2秒ほどで済みますね。アルファベットを使っても構いません。

    このようなことを練習しておけば、本番での早く正しい試算表の作成に有効です。余談ですが、検定試験ではこの試算表のように集計作業を要する問題が出るために電卓が使えます。電卓はどんなものが良いですか?という質問をたまに受けますが、大き目のしっかりしたものをつかいましょう、とアドバイスしています。電卓が小さいとキーも小さく、そのため押し間違いや、キーをたたいても反応しない場合も考えら、計算間違いのもとになってしまうのです。電卓選びはとても重要です。

    ●学びーズをご覧の皆さんに一言お願いします。

    受講を開始した「動機」は決して忘れないで下さい。今の会社の役に立ちたい、履歴書の「資格欄」に書ける資格を取得したい、帳簿記入ができるようになりたい、など始めた動機は様々だと思います。学習を続けるためには強い意志が必要ですが、強い意志の基になるのは動機だと思います。動機を忘れなければ勉強は続けられます。ぜひ、その動機を忘れないで頂きたいです。

    また、検定試験に必要な学習範囲は決まっています。勉強を続けるのは大変かもしれませんが、終わりはあることも忘れないで下さい。簿記3級であれば約3ヵ月で検定試験の範囲を学習し終えることができます。約3ヵ月だし、頑張ってみよう!という考えで取り組んでみて下さい。

    最後に、無理をするのは良くないことです。体調が優れない、勉強に身が入らない、付き合いで今日は飲み会があるなど、そういう時は勉強を休んでも良いんです。勉強は別の日に回しましょう。
    毎日やらなきゃ...と詰め込みすぎてしまうと、プレッシャーに感じてしまい、勉強が楽しくなくなります。「無理せず、楽しく、マイペース」の精神はどうか忘れずに。



    昨日できなかったことが今日できるようになった!という成長を喜びに変えながら、受講してもらえればと思います。何かわからないことや、相談したいことがあればお気軽にご連絡下さい。全力で皆さんをサポートさせて頂きます。一緒に合格に向けてがんばりましょう!

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