シリアの首都ダマスカスからレバノンの首都ベールートに入り驚きを隠せません。

アメリカやヨーロッパの都市となんら変わりない先進的でモダンな街は資本主義経済で動いているようです。

スタバ（サインはアラビア語）があってマクドがあって４階建てのバージンレコードがあって本当にここは中近東なのかと疑ってしまいます。

「ＹＡＢＡＮＩ」は日本人のことでその名前のままのファンキーな高級すし屋があってすごく繁盛していると聞きました。シリアと比べると物価の違いがぶっ飛ぶほどに違うので財布の紐に気をつけてはいるのですがしばらくぶりのご飯と味噌汁への欲望に背中を押されてしまい行ってしまいました．．．

レバノンの若者はアラビア語と英語とフランス語を混ぜて使っています、会話を聞いているととても不思議です。

たまたま金曜の夜で繁華街へ繰り出すと誰かが“オサマビンラディン　ショット”をおごってくれて一緒にクラブへ行きました。クラブにはたくさん人がいてキレーなお姉さんたちがテーブルの上で踊り狂っていました、昔流行ったジュリアナ東京を思い出しました。

レバノン、すごくいいところですが物価高が貧乏旅行者の私には経済的に厳しいので明日にはシリアに戻ろうと思っています。

でも、個人的にレバノンはすごく気に入りました。いつかまた来られるといいと思います。

くまこでした。

巻き寿司を天ぷら粉で揚げるなんて外道極まりないぞ！
なぁ〜にが外はサクサク中は巻き寿司だぁ！
これは巻き寿司の人権を完全に無視、いや侮辱までしている。
巻き寿司がだたの巻き寿司でいてどこが悪い？
見た目もファンシーだなんてふざけるな！
節分の日にゃぁ揚げ巻き寿司にかぶりつけっていうのか？

もっぱら海外ではクリスピーロールとかクランチロールと呼ばれているこの下品な巻き寿司．．．でも待てよ、一口食べると案外イケてるかも？！冷めてもおいしい！天ぷらと巻き寿司を一緒に食べてるみたいな味わい！甘だれとの相性も抜群！

あれっ！？
お腹がいっぱいになってくると腹立ってたのが治まっちったぞ。
よっしゃ、かあちゃんにも一本買って帰るとするか．．．

母に日に雪が降った。　

朝起きてカーテンを開けると雪がしんしんと降っていた。五月に雪っていうのはまるで電線の影の上を歩くリスの影のように静かだ。

昼が来て太陽が高くなると木の上にひっかっかていた雪がばっさばっさ落ちてきた。まるで買い物袋を振りまわす子供のように無邪気だ。

雪解けの水が道路脇にたまって日光を反射している午後。

もうこの世にはいない母のことを想った。