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投資での日本未来図

投資での日本未来図>掲示板

公開 メンバー数:2人

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  • from: トトロンさん

    2010年12月25日 11時30分51秒

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    12/27〜12/30の心の準備

    (f^^) 気になる12月30日の夕場は<通常通り>らしー

       注目は↓にはないけど<米債券入札>

    http://www.gaitame.com/market/yosoku.html

    12/27
    (月) 香港、ロンドン休場(クリスマスの振替休日)

    08:50 (日) 11月企業向けサービス価格指数 [前年比] -1.2% -1.3% --
    12/28
    08:30 (日) 11月全国消費者物価指数 [前年比] +0.2% +0.1% --
    (日) 11月全国消費者物価指数 [前年比:除生鮮] -0.6% -0.6% --
    08:30 (日) 11月失業率 5.1% 5.1% --
    08:30 (日) 11月有効求人倍率 0.56 0.57 --
    08:30 (日) 11月全世帯家計調査-消費支出 [前年比] -0.4% +0.7% --
    08:50 (日) 11月鉱工業生産・速報 [前月比] -2.0% +1.0% --
    (日) 11月鉱工業生産・速報 [前年比] +4.3% +5.7% --
    15:30 (仏) 第3四半期GDP・確報値 [前年比] +1.8% +1.8% --
    17:30 (香港) 11月貿易収支 -223億HKD -197億HKD --
    23:00 (米) 10月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] +0.59% -0.18% --
    24:00 (米) 12月消費者信頼感指数 54.1 56.3 --
    24:00 (米) 12月リッチモンド連銀製造業指数 9 11 --
    12/29

    (水) 18:00 (ユーロ圏) 11月マネーサプライM3・季調済 [前年比] +1.0% +1.6% --
    19:30 (スイス) 12月KOF先行指数 2.12 2.09 --
    未定 (独) 12月消費者物価指数・速報 [前月比] +0.1% +0.9% --
    (独) 12月消費者物価指数・速報 [前年比] +1.5% +1.5% --
    12/30
    (木) 17:30 (香港) 11月小売売上高-価格 [前年比] +21.6% +18.0% --
    22:30 (米) 12/25までの週の新規失業保険申請件数 42.0万件 41.5万件 --
    23:45 (米) 12月シカゴ購買部協会景気指数 62.5 61.0 --
    24:00 (米) 11月中古住宅販売保留 [前月比] +10.4% +2.0% --
    12/31

    (金) 18:00 (香港) 11月月次政府財政収支 +141億HKD -- --
    21:00 (南ア) 11月貿易収支 -32億ZAR

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コメント: 全7件

from: トトロンさん

2010年12月26日 20時41分37秒

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「Re:Re:Re:Re:12/27〜12/30の心の準備」
> > > 材料が出たね? > > 中国は出尽くしで上げ予想が多い・・・ > >   ロシアも利上げなんだよねん・・中ロ同時利上げ・・
> >   米のQE2金融緩和の流れが・新興国資源国では利上げの反応・・
> >   新しい流れのスタートだねん


(f^^) すこし妄想を広げておくと・

  中国利上げは元高・円高になる流れ?ではと見えて

  朝は82円台?かもかも・

  そんでNYは債券入札・・・

  米債券が3.5%で中国が利上げ・・・難しいねん・・・

(f^^) バーナンキさんの金融緩和は

  大分予定とは違う流れになってて・そりでもFRBは静観?している

  って言われてる・・・

  バーナンキさんは株高で金融での雇用増を期待している??

  (製造業での雇用は・ここらが一杯の雰囲気??)

  となると・中国利上げは別に無関心?と思えて

  明日のNYはいつもの債券入札でチョイ下げ??を想定〜

  (たぶん債券入札中は小動きなのでは?)

(f^^) んだと・後は日経はやっぱ外資が裁定買いを積むかどうか・・

  反して・6ヶ月連続の月末日は大幅下げのアノマリー・・


  ^^ 結果・神経質な小動き??予想がいいかな?

     月末日は注意〜〜

     (???なんで月末日は下げなんだろねん)



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from: トトロンさん

2010年12月26日 20時27分59秒

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「Re:Re:Re:12/27〜12/30の心の準備」
> > 材料が出たね? > > 中国は出尽くしで上げ予想が多い・・・

(f^^) ただロイターの逆は・よくあるパターンで

  買いについていく気はないけど^^

  ようは外資が裁定買い残を積み上げるかどうか?なにに

  期待をしても・意味がない><

(f^^) あたしとしての興味は

  ロシアも利上げなんだよねん・・中ロ同時利上げ・・

  米のQE2金融緩和の流れが・新興国資源国では利上げの反応・・

  新しい流れのスタートだねん


  

今週の東京株は強含みを想定、年明け相場への期待感で
2010年 12月 26日 12:11

[東京 24日 ロイター] 27日から始まる週の東京株式市場は、強含む展開が見込まれている。2010年も残すところ4営業日のみとなり、引き続き商いは低水準にとどまる見通しだが、年明け相場への期待感などが先行し、堅調な推移が想定されている。

 欧州債務問題に対する懸念を背景に、ドル/円、クロス円が円高に進行した場合には、主力輸出株の重しとなるが、欧州の財務リスクはある程度織り込み済みとの見方も多く、下値は堅いと予想されている。

 日経平均の予想レンジは1万0100円─1万0500円。

 海外投資家のクリスマス休暇入りもあり、商い閑散で方向感に乏しい展開が続いている。特に24日は売買高が今年8月9日に次いで2番目の薄商いとなり、日中値幅も26円83銭と過去20年で最低となった。2010年最後の週も、商いは引き続き低水準となる見通し。海外投資家のクリスマス休暇は終わるとみられるが、「バケーションモードはしばらく続き、本格的にマーケットに戻ってくるのは来年1月からになる」(外資系証券トレーダー)ためだ。

 ただ、年明けの海外勢復活を先取りする動きが徐々に出てくる可能性が予想されている。「海外投資家の買い姿勢や業績期待は変わらないため、そうした動きが出てくれば、年明けに向けての期待感から、日経平均は1万0500円水準を目指した年末高の可能性も依然として残る」(大和証券キャピタルマーケッツ金融証券研究所・投資戦略部部長の高橋和宏氏)といい、堅調な展開を期待する向きも多い。

 欧州債務問題に対する懸念を背景とした円高はリスク要因となるが、「足元の欧州財務リスクは以前のギリシャショックのようなインパクトはなく、ある程度は織り込み済み。直近の円高進行は短期的な動きにとどまる」(コスモ証券・投資情報部副部長の清水三津雄氏)との見方が多く、下値は限定的とされる。さらに「銀行や不動産など内需株から市況関連、中小型株へと物色が循環していることは市場センチメントが良い証拠」(準大手証券投資情報部)とポジティブな意見も聞かれている。

 米国の経済指標では、28日に10月S&Pケース・シラー米住宅価格指数、30日に米新規失業保険申請件数や11月米住宅販売保留指数が発表される。住宅関連指標の改善が見られれば米景気の回復期待が高まりそうだ。

 また、海外株式市場では、27日にオーストラリア、香港、英、28日にオーストラリア、英、31日に韓国、タイが休場となる。

 (ロイター日本語ニュース 杉山 容俊記者)

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from: トトロンさん

2010年12月26日 20時18分28秒

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「Re:Re:12/27〜12/30の心の準備」
> どうも最近は<楽観論>優勢で
> 買いあがったところで売りの方が・もうかっていいけど

(f^^) 材料が出たね?

中国は出尽くしで上げ予想が多い・・・


http://marketwatcher.blog61.fc2.com/blog-entry-351.html

中国追加利上げ〜預金準備率操作では限界か

12月25日に中国人民銀行は25bpの利上げを行い、預金金利を2.75%とし、貸出金利は5.81%とした。以下はステートメント(簡体字)である。

中国の11月のCPIは5.1%であり、マイナス金利の状態が拡大していたが、今回の措置により僅かながら縮小した格好となる。恐らく12月のCPIも高水準であり、少なくとも春節のある2月辺りまでCPIの高止まりが続くものと思われ、そのための措置であったと思われる。しかし、マイナス金利そのものは解消されてはいないので、今後も引き締め姿勢を強めることになるだろう。以下のグラフはCPIと預金金利の推移(出所:国家統計局、PBOC)。





さらに、2010年は海外からの資本流入が警戒されたことや、もしくは外需を支援するためにRMB(人民元)の低め誘導を行ったことから利上げには慎重な姿勢を取ってきたが、預金準備率操作だけではもはやインフレを抑止できず、さらに踏み込んだ措置を取らざるを得なかったものとみられる。準備率操作メインでは今年のマネーサプライのターゲットである前年比17%は遂に達成できず、上振れしてしまった。また先に開催された中央経済工作会議において、金融政策の姿勢について「適度に緩和的」から「穏健」に変更されたことや、マクロ政策について内需重視の姿勢へ転換したことも今回の政策変更の後押しとなったものとみられる。そして今後もマイナス金利解消に向けて利上げを継続していく可能性が強いのではないかと思われる。


今後、2011年のCPI目標と銀行貸出目標、マネーサプライ目標などが明らかになっていくが、2010年のように上振れ容認とはいかないものと思われ、その観点からも引き締め姿勢を強めていくものと思われる。しかしながら、ドルとペッグしている以上「国際金融のトリレンマ」によって、単独での利上げの効果もそれほど大きくはない。従って、RMB改革がセットにならなければ利上げの効果は大きく期待できないのだろう。中央経済工作会議では、外需依存ではなく内需に力点をおいた政策に言及していることからRMB改革についても前向きになっていく可能性は十分にある。

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from: トトロンさん

2010年12月25日 14時36分17秒

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「現在のポジ」
(f^^) 来年のためのプットをお買い上げ〜

大塚HDはリカク+80円

   ・・・大塚は3日目に寄り値を間違って><入ったにに

      んでもめでたく撤収かな?

   ・・・材料出れば跳ねる・・は期待なにに

      最近の動きは・ちょうちん?みたいな感じなにに

      撤収はよかったかも??


(先物)

   10240売り

(オプション)

   P9750 5枚   コスト10万
   C11000 1枚  コスト3.5万


(裁定買い残で儲ける^^)


 ※あたしは現物は「裁定買い残スレ」の考え方でトレードしてますん
 http://www.c-player.com/ad26750/thread/1100081171239
   上がったら信用売りでヘッジして・
   その後下がって・十分に売りヘッジ側に利益がのってから
   ヘッジ売りをリカク^^
   んで・また現物が上がるのを待って・信用売りする・・
   の手順ですん


   J^^)o 2009年3月〜2010年11月で保有の現物は整理

      してトレードお休み中〜

      累計利益=+474円で撤収〜

    2010年
     11月18日リカク=50円/1000株
     11月1日リカク=79円/1000株
     7月19日リカク=27円/1000株
     6月23〜7/3日リカク=30円/1000株
     5月20日リカク=0円(銀行プラス・重工マイナス)
     1月29日リカク=10円/1000株
    2009年
     11月19日リカク=70円/1000株
     10月19日リカク=68円/1000株
     10月2日リカク=70円/1000株
     4月2日リカク=たしか70円だったかな???


(外貨預金)

   平均84.2円でドルに5000㌦換金〜〜

    86.66+85.66+84.66+81.97(2)=84.2

   ^^ 今は高値掴みですん

   (外貨預金は証拠金取引でないにに・現物と同じだねん)


(コストゼロ銘柄)


(f^^) もうかった利益で・株をチョイ買いしてる・・

   「楽しみ」銘柄だねー・・(超小口ですん・・損は無視^^)


   大塚HD 12/17買い 1972円→1992売り、1982→2042売り

      ○○が上場2日目にマイナスレーティングを出したのでん^^
      なんか材料あるとの勘??

   明電舎 12/10買い 370円→383円リカク

             水処理が気に入っている^^
 
   レオパレス    195円買い・・・・ど〜〜〜なる??

             最近上がってきたねー

             バブル突入で500円いってほしいものだん


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from: トトロンさん

2010年12月25日 14時32分07秒

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「先週の裁定買い残推測」

(。>_<)ノ 裁定買い残の正式発表では↓・・・
    1週間遅れデータだからねん・参考だよん

http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0364&asi=2

____________________________

(f^^) マスコミみると楽観論多数で気分悪いにに

  手口をみると個人は冷静だねん

  もうマスコミには騙されない??^^

  米系が売り転?欧系の買いも裁定の買いと思える・・・


 (先週)

    米系 -2,599  ←  3,523(売り転換?)
    欧系 1,090  ←  -303(小動き?)
    国内 276    ←  1,292(小動き)

 (その前)

    米系 3,523  ←  -2,179(小動き)
    欧系 -303  ←  -1,843(小動き)
    国内 1,292  ←  4,226 (小動き)

 (その前)

    米系 -2,179(ニュートラル)
    欧系 -1,843(ニュートラル)
    国内 4,226 (ニュートラル)

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from: トトロンさん

2010年12月25日 13時58分48秒

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「Re:Re:12/27〜12/30の心の準備」
(f^^) こっちのコメントの方がぴったりだねん


ドル円力尽き・・・/短期的なボラ上昇に注意!

<< 作成日時 : 2010/12/24 12:42

http://senrigan-market.at.webry.info/201012/article_35.html


みなさん、こんにちは!
為替千里眼、昨晩は1日外出しておりましたので、更新はパスさせて頂きましたが、マーケットも特段大きな動きもなく、流動性が低下するなかフロー中心の展開が継続いたしました。毎年のことではありますが、流動性の低下はフローの関係がスポット価格に大きく影響を及ぼしてきますので、短期的なボラティリティ上昇の要因となりうることはご周知のとおりで、特に流動性の乏しいキウィや一部のEM通貨などの急変動には注意したいところではあります。稀に、ミスプライスというか実勢と乖離した価格がクオートされて、FX会社さんでもトラブルになるケースがあるようですが、これは各カバー銀行によってオーダー状況もマチマチであり、かつフローが枯渇化している以上、致し方ない部分ではありますので、こうしたリスクを想定しつつ、これら通貨に依存しすぎないよう注意して頂きたいところではあります。

さて、昨晩のマクロを簡単に振り返りますと、NY序盤で公表された個人消費支出に関しては、予想+0.5%に対して結果+0.4%、PCEコアは予想+0.9%に対して+0.8%と予想を僅かながら下回り、市場の景気回復期待とは裏腹の結果となりました。個人消費支出は、5ヶ月連続の伸びではありましたが、市場が期待するほどの伸びは確認できず、またFedがインフレ指標として重要視しているPCEも前年比で+0.8%と前回から横ばいで、市場のインフレ期待を一蹴するかのような統計開始来の最低水準に留まっております。これを受けてドル円は一時目先サポートである83円を割り込み82.85レベルまで軟化いたしましたが、やはりフローそのものが細っていることもあり、その後のフォローはなく、脆弱ながらも83円台に回帰しているような状態です。

その他、IJCは引続き42万件レベルに減少、耐久財受注は除輸送機で+2.4%と前月の-1.9%に対する反動増となったようですが、それほど大きなインパクトはありませんでした。中盤の新築住宅販売に関しましても、市場では既に底打ちが囁かれておりましたが、残念ながら予想値である30万件に届かず29.0万件どまり、足許の金利上昇も足枷となった模様で、前月値である28.3万件も下方修正される有様です。ヘッドライン以外の部分では、住宅在庫が19.7万戸と11月の販売ペースとの対比で約8.2か月分の在庫となっており、依然として供給過多の状態。先週発表された住宅着工および許可件数が、目先急激に改善する可能性は一段と低下しているものと思われます。もちろん、建設セクターの雇用改善も期待ができず、年明け7日の雇用統計の動向なども気になるところではありますが、現状はNFPの数値以上に失業率が10%乗せとなるかどうかにウェイトが傾いておりますので、その点は念頭に置いておくべきかと思います。

USDJPY Daily




既に年明け月初の重要指標オンパレードに視点を移したいところではありますが、来週は一応2・5・7年債入札を控え、マクロ面でもケースシラーやシカゴPMI、PHSIなどを控えていることから、大きな動きは出なかったとしても、それなりに抑えておきたいイベントは多くあります。チャートの方は動いていなかったので、昨日時点での水準となりますが、ドル円もかなり力尽きたような感がありますので、このまま83円台を維持できないとなると雲下限となる82円Lowレベルへの下落は十分に考えられるところではあります。そういう面でも来週の債券入札が少々気掛かりで、Fedの買取対象が中期ゾーンに集中していることを考慮すると、特段金融政策の部分に直結するゾーンではないかもしれませんが、好応札=利回り低下、というのが教科書的な判断となりますので、ドル円にとっても下押し要因として意識されるところではあります。

欧州圏の材料には触れませんでしたが、昨晩はフィッチによるハンガリーに対する長期格付けの引き下げ、そしてポルトガルに対する長期格付けの1段階引き下げなど、相変わらずレーティングリスクに苛まれている感は否めません。既に欧州委員会は、欧州圏内の銀行に対する新たなストレステストの実施を2月に予定しておりますが、今年7月のストレステストでは、91行を対象に3通りのリスクシナリオに基づき実施されたものの、銀行が預金流出や信用確保に苦慮し破たんに至るリスクは考慮されていなかったとのことで、これらリスクが今回のアイルランドの銀行危機の背景となっているとなっては面目も立ちません。挙句の果てには、7月当時アイルランド当局は検査対象を最低限に留めたそうで、今回国有化されたアングロ・アイリッシュやアライドなどは検査対象に入っていなかったそうで、来年2月実施予定のストレステストは一段と厳格化される可能性が高いので、それまではやはりユーロが浮上するのは難しいのかもしれません。

今日は特段動きは出ないと思いますので、少しはmktから離れてクリスマスイヴをご堪能して頂きたいと思います。

Merry Christmas! (笑)

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千里眼でした ☆.:*''

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from: トトロンさん

2010年12月25日 13時54分51秒

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「Re:12/27〜12/30の心の準備」
(f^^) どうも最近は<楽観論>優勢で

   あたし的には気分悪いにー

   ・過去最大の44兆円赤字国債

   ・中国経済に軟調の兆し

   ・・・・なのでは???


(f^^) 買いあがったところで売りの方が・もうかっていいけど^^


焦点:ドル年末にかけ90─95円に上昇へ=2011年為替見通し
2010年 12月 24日 17:46

[東京 24日 ロイター] ロイターが為替市場関係者を対象に実施した調査によると、2011年のドル/円については、米景気の緩やかな回復を背景に米連邦準備理事会(FRB)の緩和スタンス後退が徐々に視野に入るため、年末にかけてドルは90─95円程度まで上昇するとみる声が多い。 

 ドル/円の下値については、過去最安値(79.75円)を割り込むことはないとの見方が多いが、更新する可能性を指摘する声も出ていた。一方、ユーロ/ドルについては春頃までソブリンリスクで下値リスクを見込む声が多く、ポルトガルやスペインの国債償還を乗り越えたあとは反発に向かうと予想されている。

 <米金融政策> 

 2011年のドル/円をみるうえでの焦点は、米国の金融政策だ。

 2010年11月に踏み切った量的緩和第2弾(QE2)は、2011年6月まで続く予定。QE2後に米国の金融政策について緩和スタンス後退や非伝統的な金融政策の出口を意識し始めるのか、それともQE2の拡大、ないしQE3に向かって緩和スタンス再拡大を意識するかがポイントになる。

 「デフレからの脱却目処が立たない我が国において、日銀は2011年を通じ量的緩和状態を維持する可能性が高い」(三菱東京UFJ銀行金融市場部チーフアナリスト、中村明氏)ことから、日米金融政策の差は、米国のスタンスの変化によって決まるとみられている。

 市場では、米景気の緩やかな回復を背景に、FRBは「QE2を予定通り6月までで終了し、QE3は実施されない」(クレディ・アグリコル銀行外国為替部ディレクター、斉藤裕司氏)とみる声が多い。

 「市場参加者は米経済にぜいたくな回復は期待していない。出口戦略にいかなくても、追加緩和がないとなるだけでも雰囲気が変わる」(外為どっとコム総合研究所の植野大作社長)という。 

 「米国の家計のバランスシート調整は住宅ローンを中心に負債が減少、金融資産が増加と徐々に改善しており、失業率は高水準だが、失業保険給付期間の延長継続が決定したことで、2011年も所得水準は大きくは落ち込まないことが見込まれる。結論として、2011年にQE3が実施される可能性より、QE2で終了する可能性を高く見ている」と三井住友銀行、市場営業統括部のチーフエコノミスト・山下えつ子氏は言う。 

 「年央にかけて、米国のインフレ率が適正水準まで上昇し、失業率が低下するなど、FRBのデュアル・マンデートを達成する公算が高まれば、為替市場では、量的緩和の終了がテーマとなるだろう。この場合は、実体経済の拡大に沿った金利上昇となり、ドル/円の上昇する余地が広がる」(バークレイズ銀行チーフFXストラテジスト、山本雅文氏)との声が出ている。

 このため、ドル/円が下値をつけるのは年前半、米国景気の回復や追加緩和回避に確信を持ち切れない時期とみる声が多い。クレディ・アグリコル銀行の斉藤氏は「終了期限である2011年6月をめどに、ドル/円相場がQE3の有無をめぐる思惑で荒れる展開になる懸念も捨てきれない」としている。市場参加者の多くはレンジの下値を80円以上とみており、ドル/円が過去最安値(79.75円)を割り込むことはないとの見方だが、最安値更新を見込む参加者もあった。

 みずほ証券為替アナリストの鈴木健吾氏は「年前半は量的緩和第3弾(QE3)も含め、米国で追加緩和が話題になる可能性もあり、ドル/円は史上最高値(79.75円)を更新する場面があるかもしれない」とみている。

 このところの米経済指標の改善に加え、大規模な米緩和政策によるインフレ期待で、米長期金利はすでに上昇を始めている。クレディ・スイス証券チーフ通貨ストラテジストの深谷幸司氏は、こうした流れは2011年を通じて続くと予想、2011年末の時点の米10年債利回りは4%まで上昇する可能性もあるとみている。これがドルを押し上げるとみており、2011年末のドル/円は90円程度を予想しているが、日米金利差の拡大から、92─93円に達してもおかしくないとしている。

 ただ、米量的緩和からの転換が利上げまで進むとみる声は乏しい。みずほコーポレート銀行マーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏は、2011年も近いようで遠い金融政策の「出口への距離感」に振り回されるとみており「来年の今頃も『来年の今頃には1回ぐらい利上げしているのではないか』という想いを抱き続けている気がしてならない」としている。 

 <ユーロ> 

 ユーロ/ドルについては、当面はソブリンリスクをにらんでユーロ下落を見込む声が多い。

 ただ「ユーロは短期的に下落リスクが高いが、スペインへのソブリン危機波及はEUが政治的に阻止するとみている。ユーロ圏周縁国の危機は収束するだろう」(バークレイズ銀行、山本氏)との声や、「4月のポルトガル・スペインの国債大量償還・借り換えまでがひとつの山場」(クレディ・スイス証券、深谷氏)などの声が聞かれ、ソブリンリスクによるユーロの下値リスクは春頃には収束するとの見方が出ている。

 「2010年には、『ユーロ崩壊』が帰結だとする見方も多かったが、欧州では個々の国の事情や感情論を超えてユーロを継続する姿勢に変化はなく、これを見ながら市場にも耐性がでてきた。ユーロは2011年も特にドル買い戻し場面では売られやすいが、ユーロの下落がマーケットを震撼させる可能性は低いだろう」と三井住友銀の山下氏は言う。  

 ソブリンリスクは基本的に欧州周辺国の問題であり「ユーロ圏全体でユーロ安や世界景気回復の効果により景気は回復している。小国のソブリンリスクの影響によるユーロ安はドイツなど大国の輸出と景気にプラスに働いている」(大和総研チーフ為替ストラテジスト、亀岡裕次氏)。このため、ソブリンリスク一巡後はユーロは反発に向かう見通し。バークレイズ銀行の山本氏は1.44ドルまで上値余地を見込んでいる。 

 他方、ユーロ圏の成長率は米国に比べて回復が鈍いとの指摘も多く「市場で織り込まれているECBの利上げシナリオが、修正される可能性がある点はダウンサイドリスク」(野村証券金融市場調査部、シニア為替ストラテジストの池田雄之輔氏)という。

 三菱東京UFJ銀行の中村氏は、独自の財政運営を許容したままの通貨統合という試みの歪み解消に時間がかかるほか、鮮明化する米国景気回復との対比も視野に「ユーロは上値の重い1年になる」と予想。2011年の年末にかけて下値を切り下げる推移を見込んで10─12月期のレンジを1.19─1.28ドルとみている。

 (ロイター日本語ニュース 松平陽子)

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